クリエイターとマーケッターの違い

クリエイターとマーケッターの違い

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先日、あるテレビ番組で、新商品を紹介するコーナーを目にする機会がありました。
内容自体は特に覚えていないのですが、その新商品に対する感想として、キャスターが漏らした一言に、大変納得した次第です。

「さすが、クリエイターですね。常人と考えることが少し違うようです」

このキャスターは、私ほどではないにしても、やや毒舌系のキャラクター。
皮肉っぽい一言がたまに出ます。
あまり詳しく覚えていないのですが、もしかしたら、クリエイターの突飛なアイディアを揶揄した一言だったのかもしれません。

さて。
ここにクリエイターとマーケッターの違いが露骨に出ます。

クリエイターは、自らの想像力と創造力を駆使してアイディアを出します。
その出たアイディアを元に、製品化します。
アイディアを形にするのです。
そして、制作された商品の販売方法をどうするか…と考えるのです。

つまり、最初にアイディアがあって、その先に製品化があります。

マーケッターは全く違います。
まず、「どうすれば売れる商品になるか」を考えてアイディアを出します。
次に、売ります。
そして、アイディアを元に製品開発をするのです。

つまり、製品開発よりも先に、売るのです。
まだ存在していないものを先に売ってしまうのです。

そして…売れるならば、需要があるということで、実際に製品開発します。
売れなかったら…需要がない、ということで、開発しないのです。

マーケッターは、売れるかどうかを考えて商品開発をするのです。
つまり、顧客が欲しいと思えるかどうか…それを「実際に売る」という発想で考えるのです。

よく、出来上がった製品の在庫の山を抱えて途方に暮れる…という話を耳にします。
これは、
「作りたいものを作った」
結果なのです。
売りたいものを作ったわけでもなければ、欲しいと思ってもらえるものを作ったわけでもありません。
自らのエゴで、作りたいものを作った結果負うべき責任なのです。

そんなリスクを取りたくないのがマーケッター。
マーケッターは、先に売るだけなのです。

どちらがいいか悪いか、ということではありません。
単なる違いです。
クリエイターを批判するつもりもありません。
自らの責任で在庫を抱える覚悟で製品化するという点は、それはそれですごいことです。

そして。
忘れてはいけないのが天才たち。
需要を推し量るだけでは、どうしても出てこないような、とんでもない革新的な商品は、天才の頭のなかに降ってきます。
わかり易い例で言えば、アップルのスティーブ・ジョブズのような天才肌のクリエイター。
彼は作りたいものを作ったはずです。市場調査して、需要を…とはやっていないはずです。

マイクロソフトのビル・ゲイツは、典型的なマーケッター。
IBMにセールスに行き、
「こんなものがあったら欲しいと思いますか?」
と言って、先に売ってから、OS…基本ソフトを開発した、と言われています。

繰り返します。
単なる違いです。
例として適切かどうかはさておき、野球に喩えるならば、クリエイターは、一発ホームラン型かもしれません。
マーケッターは、確率を優先する、打率の高い打者、というところでしょうか。

どちらも価値あるバッターなのです。

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