唐揚げレモン戦争の行方

唐揚げレモン戦争の行方

唐揚げレモン戦争の行方
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1979年。
ソビエト連邦によるアフガニスタン侵攻。
中越戦争。
そして1980年に,イランイラク戦争。

このように約38年前も,世界では紛争の火が途絶えることはありません。

ところが,日本国内においても,この1979年以降,今日に至るまで解決の目処が経つこと無く,ある戦争が続いています。

知る人ぞ知る…「きのこたけのこ戦争」です。

ご存知,明治製菓の人気商品「きのこの山」と「たけのこの里」について,それぞれの愛好家によるお互いの主張のぶつかり合いです。

定義【戦争】
激しい争いや競争。

おそらく,このきのこたけのこ戦争で,死者こそは出ていないでしょうが,足掛け38年,熾烈な争いが続いているということは間違いないでしょう。

さてこのきのこたけのこ戦争に勝るとも劣らない,さまざまな戦争が他にもあります。

最近耳にしたのが,エビの尻尾戦争。
天ぷらやフライのエビの尻尾を食べるかどうか,という争いです。

あるいは,無神経な人に対して批判が集まる,
「唐揚げレモン戦争」
です。

居酒屋などで,唐揚げが出てきた時に,付け合せのレモンを絞って,掛ける人に対する恨みが「戦争」の導火線になった…ということのようです。

唐揚げにレモンを掛ける人にとってみたら,唐揚げにレモンを掛けない,という選択肢の余地が無いのでしょうか。思想の自由を認めない,実に恐ろしい思い込みです。

気づきさえすれば,対策は打てるでしょう。
私自身はレモンを掛ける派ですが,居酒屋で唐揚げが出てきたら,レモンを手にとって,
「レモンが嫌な人は,先に自分の分を取り皿に確保してください」
と宣告します。そして,残った唐揚げにレモンを掛ける。ただこれだけの話です。

問答無用で唐揚げにレモンを掛ける人は…レモンを掛けたほうがおいしい,掛けないなんてもったいないから,さっさと掛けてあげよう…などとでも思っているのでしょうか。
他の人の気持ちをまったく顧みることがない様は改心の余地はなく,やはり解決の見えない長い戦争となっています。

さて,このように解決の見えない…言い換えると,解決しなかったからといって,どうでもいいような争いごとは世の中にいくらもあります。

これらのエビの尻尾を食べないからといって,その人を拘束して鼻の穴を塞ぎ,呼吸のために開いた口にエビの尻尾を押し込む…という事態には(おそらく)ならないでしょう。

…ということは,別に放置しておいていい紛争だと言えます。

同じように,マーケティングやコピーライティング,あるいは自己啓発の世界でもずっと決着が付かない問題があります。

有名な例が,目標設定。
設定した目標は宣言して周りの人に周知すべきか,それともいつか実現するその日まで秘密にしておくべきか,という争いがあります。

これも,未だに解決のめどが立ちません。

そして,コピーライティングの世界では…「コピーは長い方がいい」のか,「短い方がいい」のかで,決着がつかずに,今日に至っています。

幸い,コピーの長さは,きのこたけのこ戦争のように,解決の「基準が存在しない」ということはありません。
実際にその広告を出稿した時に,反応数の多さで競うことはできます。

マーケティングやコピーライティングでは「市場が常に正しい」のです。

つまり,解決の目処が経たない問題は,別の存在によって解決するということです。

どっちが正解なのだろうか,という正解嗜好は,昨日書いたとおり,ゴミ箱に叩き込んでください。
そして,正解かどうかはともかく,争いは解決すべき…という固定観念も捨ててください。

結果が出るなら,どっちでもいいじゃないですか。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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