失注先への新たな一手

失注先への新たな一手

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突然ですが、質問です。
あなたには、嫌いな食べ物はあるでしょうか。
よく「好き嫌いはない」という表現をしますが、「好きなものはない」ということはないでしょう。
ただ、嫌いなものはない、という人はいるかもしれません。

ですが、あなたに嫌いな食べ物があったとしたら、どうでしょうか。

誰かと一緒に食事に行ったとします。
そこで、あるメニューを注文しました。
出てきたメニューを見ると…そこには嫌いな食べ物がドンと載っていたとします。
その時の対応は、概ね次のとおりでしょう。
(1)我慢して食べる
(2)残す
(3)誰かに押し付ける

仮に、その食べ物がニンジンだったとします。
ニンジンは、付け合せの野菜として出てくることが多々あります。
では、なぜニンジンが出てくるのでしょうか。

私は料理については専門外ですので、詳しくはわかりません。
あくまでも想像です。
一つは、味。例えば肉料理だった時に、肉しかなければ…しつこくて飽きるかもしれません。
次が、栄養。肉ばかりよりも、ニンジンの栄養素があったほうが体にいいのかもしれません。
最後が、彩り。オレンジ色のニンジンがあった方が、料理に彩りがでて、見た目に良くなります。

これらの側面から、肉料理にもかかわらず、ニンジンが出てくるのです。
なぜなら、上記の通り、ニンジンを一緒に食べたほうがいいからです。

では、ここでの食べた「ほうがいい」というのは、誰にとっての話でしょうか。

話は変わります。
最近送られてきた、とあるコンテンツのキャンペーンを見ていた時のことです。
6ヶ月ほど時間を掛けて学ぶものでした。

カリキュラムを見ていたところ、
「面白そう」
「興味ある」
「学んでみたい」
と思うものもあれば、
「これはどうでもいいや」
「むしろ聞きたくない」
というものもありました。

結局のところ、そのキャンペーンから、有料のサービスを申し込むことはしませんでした。

興味がないものに、わざわざ時間とお金を掛けて学ぼう、という気にならなかったからです。

これら6ヶ月のカリキュラムのうち、
「この◯月目の、このテーマだけ学べればいいのに…」
と思いつつ、そのままキャンペーン期間は過ぎていきいました。

あらためて、この出来事を考えてみた時に、
「なんで6ヶ月間コースなのだろうか」
という疑問が出てきました。

理由自体はシンプルです。
(1)客単価UP
6ヶ月間のコースで売ったほうが、単価は上がります。

(2)効果
6ヶ月間分のテーマをまとめて学んだほうが、その人にとってより価値が得られる、という考え方です。
要するに好き嫌いはダメだ、ということになります。

他にもあるかもしれませんが、主にこの2つがすぐに出てきます。
そこで、あらためてもう一度考えなおさなければいけません。

「好き嫌いっていけないのだろうか」
ということです。

最初の例で言うところの、ニンジンが嫌いではダメなのでしょうか。
食べたほうがいいといえばいいでしょうが、どうしても食べなければならないのでしょうか。

食べ物の好みはさておき。
特に後者の例でいう、大人になってから新たに何かを学ぶ、ということについては、特に好き嫌いが大きくなります。
学校の義務教育とは違う以上、わざわざお金を払って忙しい中勉強するわけですから、
「おいしいところ」
「すきなものだけ」
を食べたい…すなわち、興味が有ることだけを勉強したい、という要望は出てきます。
そんな人に、
「いや、より好みはよくない」
「全てをトータルで学ぶほうが価値があります」
といった考えを押し付けても通用しないでしょう。

ではどうしたらいいのか。
そこで活きてくるのがダウンセルです。

客単価を上げるために、アップセル(グレードアップしたものを販売)、クロスセル(関連商品の販売)などはよく使う手です。
ですが、あまり「ダウンセル」は使われていないのではないでしょうか。
すなわち、商品を分解して客単価を下げ、手を出しやすくする販売手法です。

興味があるけど…で終わっている人。
いわゆる「失注(受注失敗)」相手に、ダウンセルという一手が効く可能性があります。

価格帯的にも、予算オーバーだから失注したのかもしれません。
ですが、ダウンセルすることにより、手が出せる価格になるかもしれません。

パッケージ売りが失敗したら、バラ売り。
これはこれで基本です。

高額商品を扱っている方などは、ダウンセルが有効ですので、検討してみてください。

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