生き残るための「新規事業」への捉え方

生き残るための「新規事業」への捉え方

生き残るための「新規事業」への捉え方
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これはドラッガーだか誰かの著書で紹介されているので有名な話です。
一昔前のアメリカで,ある鉄道業者が破綻した…その原因は何か。
トラック輸送が普及した,そんな時に鉄道業者は「当社は鉄道事業をしています」というアイデンティティを脱却できなかったから…という話でした。

もしそこで,
「当社は顧客や荷物を運ぶ会社です」
と捉えることが出来たならば,むしろその会社はトラック事業に参入して,鉄道輸送とトラック輸送の両面で,大きく発展した…かもしれない,という話です。

たまにこの話を思い出します。
なぜか。
今のこの時代,非常に変化のスピードが早い中で,自分が旧態依然とした思考をしていたら,淘汰されるからです。

私の例で言うならば,わかりやすい変化が2つあります。
1つは,いわゆる「過払い金」の返還請求業務から手を引いたこと。
いつか減っていき無くなる…と言われつつも,その業務の手間の少なさ,収益の確実さからなかなか手放せない事務所があります。
未だにテレビCMで宣伝して頑張っている事務所もあります。

最後まで残れば…「残存者利益」と言われ,大きな収益を上げることもできるでしょうが,私みたいな田舎の小さな事務所では,そんな大手とは戦っていけません。
さっさと身を引く,というのが一つの変化の現れでした。

それ以上に大きい変化。それが集客業務として,コピーライティングやコンサルティング業務を始めたことです。
もちろん,いろんな理由がありますが「変化」という観点で見るならばたった1つ。
「司法書士」
という国家資格に将来はない,という確信からです。

沈みゆくタイタニック…などという贅沢な話ではないでしょう。
ただの泥舟です。
親方日の丸の国家資格は,泥舟もいいところでしょう。
資格にしがみついて心中する気はない。

新規事業をはじめた理由の一つがこの点にあります。

では,いざ新規事業を始めるにあたって,どのような考え方をすればいいのでしょうか。
これには極めてシンプルな,たった2つの考え方。
これだけあれば十分です。

1つは,今の業務と多少なりとも関連性が在ること。
まったく違うビジネスをはじめてしまったら,これまでのビジネスのリソース(資源)を活かせないことになります。

例えば,私のような司法書士が,飲食店をはじめる意味はありません。
ですが,コンサルティング業務であれば,これまでの「法律相談」…すなわち,リーガル(法律)コンサルティングの経験を活かすことができます。
必要な設備も,ほぼ変わらないことでしょう。
客層も…一部ではありますが重複することがあります。

もう1つのポイント。
これは「お客様が求めているものを提供する」という極めてシンプルかつ抽象的なポイントです。

突然ですがここで問題。
いわゆるアメックス…アメリカンエクスプレスカードは,もともとどんな事業をしていたかご存知でしょうか。

もともとは運送業だったのです。
運送業をしつつ,資金決済の不便さから,郵便為替事業を展開。
その後,クレジットカード決済をはじめる…という流れだったそうです。

もともと,決済の不便さを解消する,というお客様への貢献から始まったのです。
今やクレジットカードでは誰も知らない人がいないであろう,ステータス性の高いカード会社です。
運送業をはじめた頃に,そんなクレジットカード会社として成長するなどということは想定されていなかったことでしょう。

同じように,顧客が口には出せない不便さ,もどかしさ,欲求を知ることができれば…それが,既存ビジネスと関連するものであれば,収益の柱を1つ増やすことができるのです。

新規事業…などと言えば大げさな感じがしますが,常にそういった発想を持ち続けて下さい。
でないと,これからの時代,淘汰されていくことになるかもしれません。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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