難易度鬼畜レベルのミッション 前編

難易度鬼畜レベルのミッション 前編

難易度鬼畜レベルのミッション 前編
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※決して,地元を貶そうという意図はありません。念のため。

先日,知り合いからメッセンジャーで連絡を受けました。
「◯◯(私の住んでいる小さな田舎町)で,いい喫茶店あったら教えてください」
との質問です。

一瞬,頭が真っ白になり…出てきたのが,
「それ,難易度鬼畜レベル…」
という脳内コメントです。

言うまでもなく,この小さな町には,スターバックス,タリーズ,ドトール,サンマルク,エクセルシオールカフェといったものは一切ありません。

基本的に,あるのは個人経営の喫茶店のみ…なのでしょう。
ですが,ほぼ全て行ったことがないので,よくわかりません。

喫茶店があること自体は知ってはいます。
ただ…それを知ったきっかけが法律相談だったりします。
確か8年位前に,ある人がその店を訴えたい…という内容だったような気がしますが,よく覚えていません。
よく覚えていませんが,そんなうろ覚えのある店を
「いい喫茶店」
と紹介するわけにもいかないでしょう。

喫茶店の前を通ることはあっても,行ったことがなければいい店かどうかなんてわかりません。

しばらく考えましたが,途方に暮れ…最終的に,
「(店名)はいい店だ,という話を聞いたことがある,という話を聞いたことがある」
という,伝聞の伝聞という形で回答しました。

その後,どうなったかは知りません。

ただ,この難易度鬼畜レベルのミッションを受けて,いろいろ気付くこともありました。

…というのも,毎日のように郵便局や銀行に行くのですが,その通り道である商店街内に,新しく喫茶店が出来ていることに気がついたからです。

つまり,毎日のように通っていて,
「新規開店」
という幟(のぼり)まで立ててあったのに,気が付かなかったのです。

さらに,数日後。
その新しくできた喫茶店の2件となりに,新しいレストランらしき店もできていたのです。

つまり,毎日のように通っていたのに気づかなかったのです。

札幌のような大都市ではありません。

町内最大の商店街とはいえ,シャッター街でもあります。
開いている店など,片側10軒,両方で20軒もあるかどうか,のレベルです。
金融機関とかコンビニ,携帯電話のショップなどを除くと,本当に数えられるほどの件数しかありません。

歩いていて,たまにそれらの店舗の存在を認識した時には,
「この店,どうやって集客しているのだろうか…」
くらいに思うことはあるのですが…今となっては,完全に風景の一部であり,目の前を通りするだけの存在です。

その中の1軒,2軒が新しくなっていても気づかなかったのです。

もちろん,私が無関心すぎるのかもしれません。
なぜなら,銀行やコンビニは仕方ないにしても,なるべく地元の店は行かないように心がけているからです。

とにかく狭い町内です。
私が提訴した相手と,その店内で遭遇した時の気まずさを想像いただければご理解いただけるでしょう。
地元の店舗はなるべく避けるようにしています。

ですので原因の一つは,私の無関心さでしょう。

ですが,はたしてそれだけでしょうか。

問題の所在は,
「いい店かどうか,入ったことがないからわからない」
ということです。

つまり,店の存在は認知できたとしても,入ったことがなければ紹介には繋がりません。
それ以上に,風景と化してしまったら,入ることもなくなるでしょう。

新しい店だから…気がつくことはあるかもしれません。
でも,それだけです。

つまり足りないのは,
「店内に入ってもらう仕掛け」
です。

どうやら,今回の2店舗はいずれも飲食店なので,店内に入ってもらうだけで大丈夫でしょう。
もし小売店だったら,店内に入ってもらった上で「買ってもらう仕掛け」も必要となるのです。

そして,その大前提として,「店の存在を認識してもらう仕掛け」です。

言い換えると,
1.店の存在を認識してもらう
2.店内に入ってもらう
3.店内で商品をレジまで持ってきてもらう
という過程を経て,ようやく「売上」になるのです。

飲食店であれば,3の過程は不要です。
店に入って何も注文せずに出てくる…ということは考えにくいでしょうから。

その分,1と2の間にある壁が厚く高く立ちはだかります。

そして,これらの壁を全て突破して,売上になった,さらにその先にやっと「紹介」に至るのです。

これらの壁をどうやって突破していくかについては,明日以降解説します。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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