「話が長い」という罪

「話が長い」という罪

「話が長い」という罪
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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は,
「話が長い人」
がどれだけ…いかに罪深いか,
という話をします。

 

身に覚えがある…
では済まされない話,
かもしれません。

 

ドキッとした方は
最後までお付き合いください。

 

 

自覚しない理由

 

 

先日…なかなか興味深いコメントを
耳にしました。

 

 

ある方が壇上で話をしている時に,

「私はよく『話が長い』って言われるんですが…」

とのこと。

 

 

そして,そこで話が終わらないのが
お約束とでも言うべきでしょうか。

 

 

私は,

「『私はよく『話が長い』って言われるんですが…』
なんて言っているから
話が長引くことに,
気づいていないのだろうか…」

と,素朴な疑問をいだきました。

 

 

そこで,今日のテーマは
「話が長い」という罪についてです。

 

定義【罪】(デジタル大辞泉)
3.悪いこと。あやまち。

 

1と2の定義は省略します。
必ずしも罪とは
刑法等の法令に違反することだけを
含むわけではありません。

 

 

それを踏まえて,
「話が長い」
のは,なぜ罪になるのでしょうか。

 

 

はっきり言います。
「私はよく『話が長い』って言われる」
と言うことそのものが,
極めて罪が重い。

 

 

なぜか。

 

話が長い…ということは,
話すことを整理したり
まとめることをしようともせずに,
好き放題,
聞き手の時間を奪うことを
意味しているからです。

 

 

つまり,相手の時間を尊重せずに,
コミュニケーションを改善しようとしない結果,
話が長くなるのです。

 

 

では,
上述の一言は,
なぜ極めて罪が重いのか。

 

 

周りから「話が長い」と
言われているにも関わらず,
改善しようともしない。

 

…だけにあきたらず,さらに「よく言われる」と
人の事であるかのように
言っているからです。

 

 

非常に極端な例ですが,
刃物で人を刺殺しておきながら,
「なんか人が死んでる…」
と言っているようなものです。

 

 

自ら,重い罪を犯しているにも関わらず,
そのことについて責任を取ろうともせずに,
「周りから言われる(でも,自分はそうは思わない)」
という無言のメッセージが伝わります。

 

 

その人は,
「話が長いと言われますが…」
と言って,さらに話し続けたからです。

 

 

本当に話が長い,
ということを改善しようと思うのなら,
そこで話をやめるべきでしょう。

 

 

単純に,
刑事裁判をなんとなく想像してみてください。

 

人を殺した人が,
後悔と懺悔で
涙を流しながら,
「どう償えばいいんだ…」
と打ちひしがれている人と。

 

 

人を殺しておきながら,
ぶてぶてしく,
「まあ,死んでも仕方がないやつだし,
むしろ殺してあげて
社会貢献でしょ」
という人。

 

 

どちらが,
「罪が重くなる」
ことでしょうか。

 

 

話が長い人が「価値がない人である理由」

 

 

聴き手の時間を奪って,
話を続ける…

その背後にあるのが,
自尊心の低さ,自信の無さの裏返し。

 

あるいは,

「世界中のすべての人が,
自分の話なら誰でも
いつまでも聞いてみたいと思うに
違いないから,
いくらでも話をしても大丈夫だ」

という痛い思想の持ち主かもしれません。

 

 

いずれにしても,
うまく関係を断ち切りたい人ですね。

 

 

では,話が長い罪は,
どのように償うことになるのでしょうか。

 

償い…すなわち,話が長いことで,
どんな代償を払うことになるのでしょうか。

 

 

ほとんどの人が,
聞くよりも話すほうが好きです。

 

 

それでも,
自重してある程度は
相手の話を聞こうと努力します。

 

 

言葉を選ばず表現するなら,
「聴いてあげている」
とでも言えるかもしれません。

 

 

そこに付け込んで話し続けるわけです。

 

例えるなら,
100円恵んであげたところ,

「100円恵んでくれたのだから,
あと3000万円くらいは
当然に払ってくれるよね」

と,3000万円強請ねだるようなものでしょうか。

 

 

3000万円で済むならまだマシです。
なぜなら,
人生において,
時間というものは,
二度と取り返すことはできないからです。

 

 

つまり,「話が長い」というだけで,
その人と付き合うことそのものが
苦痛どころか,取り返しがつかない
損失になるのです。

 

 

私も…どちらかと言えば,
人前で話すことが多々ある仕事です。

 

だからこそ…この人みたいに,
無駄に話が長くて,
かつ居直るような発言をしてしまったら…
人として終わりだ,そう感じます。

 

 

なぜなら,
相手の時間を奪っているのですから。

このひとを見るたびに,
「この人みたいになったらおしまいだ」
と省みるいい機会になりました。

 

 

話が長い。
はじめは仕方がないことかもしれません。

話をまとめて端的に伝えるには,
ある程度の慣れが必要です。
だからこそ居直らずに
毎日コツコツと練習が必要です。

 

 

できることからはじめてみてください。

 

 

ちなみに。
このブログが無駄に長い…
そう思う方もいるかもしれません。

長いのは仕様です。
なぜなら,文字数は2000文字を目標に
「書く訓練」の一環で書いている記事だからです。

 

 

けれど,「無駄に」…と感じさせてしまうのなら,
それはまだまだ私も精進が足りない,ということです。
その点は,心からお詫び申し上げます。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

 

 

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