論理的思考ができない人がやらかす症状例と原因

論理的思考ができない人がやらかす症状例と原因

論理的思考ができない人がやらかす症状例と原因
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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は,
論理的思考ができない原因について,
お伝えします。

 

日常会話や,
気さくな間柄の人とのコミュニケーションでは
問題ないのですが…

 

 

ビジネスにおいて,
論理的思考に基づいた
考え方ができていないと,
かなり致命的な事態になります。

 

 

そもそも,論理的思考ができる人にしてみたら,
論理的思考ができないひとの気持ちは
あまりよくわからないのでは
ないでしょうか。

 

そして,
本当に論理的思考ができない人は,
そもそも論理的思考ができていない,
ということにすら気づいていないのでは
ないでしょうか。

 

そこで今日は,論理的思考ができない人の
原因についてお伝えします。

 

 

ご覧いただいて,
「あ,私のことだ」
と思う方は改善すればいいだけの話です。

そして…
論理的思考ができる人は,
「コイツ,何言っているんだかよくわからん」
「謎の生命体だ」
くらいに思っているかもしれませんが…
これが原因です。

 

原因が分かれば,
対処法も思いつくのではないでしょうか。

 

 

…といっても,
たくさん書いても
実践が追いつかなければ
意味がありません。

 

ですので,
論理的思考が身につかない
原因を1つだけ紹介します。

 

 

なぜiPadは再読込が必要なのか

 

私は,
ネットを見る時に,
ページ内のリンクをクリックする時は,
「新しいタブを開く」
のが癖になっています。

 

なぜなら…
例えばページAを見ている時に
リンクがあり…
そこでクリックすると,
ページBが開きます。

 

 

ページBの中でも更に別のリンクがあり,
それをクリックするとページCが開きます。

 

 

そして…ページCにリンクがなかったり,
大したことが書いてないと…
WEBブラウザを閉じます。

 

すると,ページAも,ページBも
閉じてしまいます。

 

 

AもBも…読み途中だった場合,
もう一度この画面に戻るのは面倒です。

 

そこでいつも,
リンクをクリックする時は,
新しいタブを開いて見るように
しています。

 

 

さて。
iPadで,
ページAを見て,
新しいタブを開いてページBを見て,
また新しいタブを開いて,ページCを見ます。

 

 

そこから,
すでに開いているページAのタブを開くと…

 

 

「再読込」
することがあります。

 

 

つまり,ネット上から
そのページの情報をもう一度読み込み直す
ということですね。

 

一方。
MacBookなどで
同じことをやると…

 

ページAから,
B,C,D,E,F,G…
とたくさんのタブを開いても,
ページAのタブを見たところで
再読込をする必要はありません。

 

 

この違いはなんだろう…
何度か考えて,
単純に
「マシンスペック」
の差だろう,と思うことにしました。

 

 

私も専門ではないので,
これがCPUのスペック差なのか,
それともメモリの差なのかは
わかりません。
ここでは仮に「メモリ」としておきます。

 

 

数年前に買った,かなり古い旧型iPadと,
MacBookとでは,
後者のほうが圧倒的にスペックが上だということが
わかります。

 

 

…ということで,
iPadはメモリ性能が低いので,
ページAを開き,
ページBを開き,
ページCを開くと…

 

 

ページAの内容が飛んでしまうので,
再読込が必要になるのです。

 

これはiPadの話ですが…

 

 

こんな人,会ったことないですか?

 

 

今日のテーマである論理的思考の例として,
A→B→C
と話が流れる場合,

 

 

Aの話を前提にBが展開され,
そしてBの話を前提にCという結論が出ます。

 

 

つまり,
Cという結論は,
AとBが前提になっているのです。

 

 

ところが…

 

 

論理的思考が苦手な人は,

 

目先のBだけにしか
意識が向きません。

なので…最初の前提であるAが抜けてしまうのです。

 

 

極端な例

 

 

例えば…

 

遠足に持っていくおやつの話です。

 

「おやつは300円まで」
と先生が言ったとします。

 

すると…
ある生徒が

 

 

「先生,質問です!
バナナはおやつに入りますか?」

 

 

と質問したとします。

 

 

 

バナナはおやつに入るか入らないかは
議論の分かれるところですが…

 

 

仮に「入る」とします。

 

 

「バナナはおやつに入ります」
と回答します。

 

 

この場合,
Aが「おやつは300円まで」
Bが「バナナはおやつに入る」
となります。

 

 

結論としては,
「遠足に持っていくおやつを用意するにあたって,
300円まで。
バナナ可」
となります。これがCです。

 

ところが,
論理的思考ができない人は,
「Aが飛んでしまう」
ので,

 

 

300円以上のバナナを持ってくる…
ということになります。

 

 

これが,論理的思考ができない人の例です。

 

小学生の遠足のおやつレベルなら
問題ないかもしれませんが…

 

ビジネスの現場でこんなことがあったら
どうでしょうか。

 

 

実際の現場であり得ること

 

 

例えば,
「ネットからの問い合わせが来ない」
という問題があったとします。

 

これがAです。

 

 

そして,サイト分析をしてみると,
「アクセス数は一定数あり,伸びている」
ということがわかります。

 

これがBです。

 

 

 

問い合わせが来ないのに
アクセス数が伸びている
ということは…

 

 

様々な原因が考えられますが,
仮説として,
「成約率を改善しなければならない」
としたとします。
これがCです。

 

 

そして,
成約率を改善するために…
どうしたらいいのかを考えて
実行すればいいのですが…

 

 

よくある例として,
ここで,
「SEO対策」
だったり,
「WEB広告」
だったり…ということをしてしまう人がいます。

 

SEO対策も,
WEB広告も
アクセス数を増やす施策です。

 

 

そして,
Bの要素として,
「アクセス数は一定数あり,伸びている」
のです。

 

 

にもかかわらず,
SEO対策や
WEB広告…
ということは,
「B」という要素がスポンと抜けてしまっているのです。

 

これが,
論理的思考ができないという
具体的な現象となります。

 

 

論理的思考ができないと,
口達者なセールストークに引っかかって,
必要のないアクセスアップばかりで
ちっとも売上が上がらない,
という事態になります。

 

実際…
悪質な広告代理店は,
このような人を狙って
セールスしてますからね。

 

私も,
この手のセールストークで
無駄なWEB広告を出している人に
何人も会ったことがあります。

 

もっとシンプルな例

 

例えば,
「納期は12月1日です」…A
「納品しなければならいのは,XとYとZです」…B
だとします。

 

ということは,
XとYとZを納品しなければならないのは,
12月1日までです。

 

ですが…
「XとYとZを納品すればいいんですよね」
と,12月5日に取引先が言ってきたら…
あなたはどう思いますか?

 

あなたは,
このような人と取引したいでしょうか?

 

 

私だったらイヤです。

 

 

単純にAが抜けているだけの話ですが…
冒頭で申し上げたとおり,
ビジネスにおいて
「論理的思考ができないと
致命的な事態になる」
ということが
ご理解いただけたのではないでしょうか。

 

 

 

人間は機械とは違う

 

 

iPadは機械です。
機械は,その性能以上のスペックを
発揮することはありません。

 

 

ですが…
私達は人間です。

 

 

そして,論理的思考は,
「脳の使い方」
の問題です。

 

 

「練習」すればできるようになります。
機械みたいに,
「パーツを入れ替えなければ
性能をのばせない」
ということはないのです。

 

 

まずは気づくところから

 

 

論理的思考…と言っても,
いろいろ考え方ややり方があります。

 

 

ですが,今日は
そもそも
「論理的思考ができていないことに
気づいていない」
と改善できないので,
「今日の結論」
としては,
「まず,気づく」
ということでした。

 

私も…
時々,冒頭や途中をかっ飛ばした
ブログ記事を書いてしまうことがあるので
くれぐれも気をつけたいものです。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

 

 

追伸

 

脳のスペックを上げて,
このメモリ不足を解消するための方法は…
私のクライアントの中でも
ごく一部の方だけにお伝えしています。

 

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