ファーストペンギン対ラストペンギンという意味不明な対立

ファーストペンギン対ラストペンギンという意味不明な対立

ファーストペンギン対ラストペンギンという意味不明な対立
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

__________________________________
アップスタッツ合同会社のコロナことチャイナウィルス騒動に対する見解はこちら。
また,チャイナウィルスで売上ダウンしている方で,
サポートが必要な方は,個別にお問い合わせください。
通常にの料金体系とは別の価格帯でご提案いたします。
※当面の間,この表示をいたします。
__________________________________

 

こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

たまたま,
あるクライアントを
コンサルティングしているときに,
「ゲーム」
を題材に解説しました。

 

 

ですので…
そのネタそのものではないですが,
ちょっとゲームをネタに
解説いたします。

 

 

 

…とはいうものの,
ゲームの内容そのものは
さほど関わってこないのですが。

 

 

つい…他の人の人生との比較で,
自分の生き方について
悩んだり迷ったりしてしまう。

 

 

そんなときがあったら,
今日のこの話を思い出してみてください。

 

 

 

最後までご覧いただき,
少しだけですが,
あなたの気が楽になるでしょう。

 

 

 

廃人ゲーマーになれなかった私

 

 

私が中学生の頃
だったでしょうか。

 

 

新作のゲーム
「ドラゴンクエスト」
の…いくつだったか。

 

…ナンバリングは覚えていませんが,
発売されました。

 

 

発売日に早速ゲットして,
廃人ゲーマーに突入です。

 

 

…といっても,
中学生の身空ですからね。

 

 

せいぜい,
発売前にガッツリと
勉強して,
親の手伝いをして,
発売後に
たっぷりプレイさせてもらうための
「根回し」
をした…くらいです。

 

 

12時間ほどぶっ続けでやっていたら
親がキレたので,
そこで中断…親が寝静まってからの
再開を余儀なくされましたが。

 

 

私のゲーマーぶりを知っている人たちは
翌日学校に行くと,
「どこまで行った?」
なんて聞いてきたものです。

 

 

まあ,それだけ頑張っても
しょせんは私一人の身です。
たかが知れています。

 

ボスを倒すのに苦労している間に,
さっさと他の友人がクリア
していったようですね。

 

 

それを考えると…

 

 

今の時代のゲームはやばいですね。
完全オンライン化によって,
攻略情報は,
すぐにアップデートされますから。

 

 

ファーストペンギンvsラストペンギン

 

 

ファーストペンギンというのは,
ペンギンが海に飛び込んで…
問題なく海面に上がってくれば,
安全だから…後続のペンギンも
海に飛び込める。

 

飛び込んだ先に
天敵がいたら…
食べられてしまって
海面に上がってこられませんから,
そのタイミングの海は危険。
…なので飛び込まない。

 

その最初に飛び込むペンギンを

「ファーストペンギン」

などと呼んだりします。

 

 

きっと…
廃人ゲーマーたちは,
そのゲーム…
その「期間限定ゲームイベント」などでは,
まさにファーストペンギンとして
ガンガン,攻略wikiページに
情報を上げていくこでしょう。

 

 

ファーストペンギンの反対は
ラストペンギン。

 

 

ラストペンギンは文字通り
最後に飛び込むペンギンです。
文脈的には

 

 

「ファーストペンギンは一番危険
 ラストペンギンは一番安全」

 

 

というニュアンスになります。

 

 

そして…
ここまではペンギンの話でしたが,
人間も同じですね。

 

何か新しいことに飛び込んでいく
人たち…「ファーストペンギン」は,
その真っ先に飛び込む自らの姿を
鼓舞し…

 

 

ラストペンギンな人に対して
「背中を見せつける」
ものです。

 

 

一方,ラストペンギンは,

「いかにファーストペンギンは愚かなのか。
 成功するならラストペンギンだ」

ということを言う人もいるわけです。

 

 

さて。

 

 

ゲームの話で言うなら…
攻略情報が出揃った後に,
その攻略情報を見ながら
ゲームをプレイするわけです。

 

「攻略情報を見ながら
ゲームをプレイして何が楽しい?」

 

…と,一部の人には
理解されない,という
事象がおきるのです。

 

 

私もゲーマーですから,
スタートダッシュを決めて
ゲームをプレイする人の気持ちは
わかります。

 

 

楽しくて仕方がないでしょうね。

 

 

まだ誰もがそのゲームのイベントの
情報を知っていない中で…

 

「自らが開拓して」

 

情報を公開していくのです。

なにせ,情報がなにもないのですから,
ボスに挑戦しては返り討ちに遭い…
不撓不屈ふとうふくつの精神で再戦を挑む。

 

 

そして…
プレイヤーとして
誰もが知らないような情報を手に入れ,
それを公開する。

 

文字通り未知のゲームを
ワクワク楽しむのです。

 

そして…
ただのゲーマーではなく
「廃人」と呼ばれるゲーマーになると,
もはやそれは
「生き様」
ですらあります。

 

 

日頃は仕事をしながら…
イベントのときには,
休暇を取って…

 

 

ドリンク剤をダース単位で
用意して…
ゲームにのめり込む。

 

 

全力投球の生き方ですね。

 

その生き方は,
その人が選んだものですから,
誰かが否定や評価をするのは
ふさわしくはないでしょう。

 

これが,
ファーストペンギンたる
ゲーマーの在り方です。

 

 

一方,
ラストペンギンたる
ゲーマーもいます。

 

安全に,
失敗しないように,
最短コースを
最適効率でクリアーする。

 

これはこれで,
一つの楽しみ方です。
やはり,これも
誰かが否定や評価をするのは
ふさわしくはないでしょう。

 

 

自らの選んだ生き方はどっち?

 

 

ここでは
わかりやすくゲームの話にしましたが。

 

例えば,
起業,ビジネスなどでも,
基本的に同じと言えば同じですね。

 

 

新商品を開発したり,
それを販売したり…
新しいサービス形態にて
提供したり…

 

 

その事自体は,

「前例がない」

ものを自らやるなら

「ファーストペンギン」

でしょう。

 

 

一方…
昔から続いている
形態のビジネスをするなら

「ラストペンギン」

でしょう。

 

 

例えば…
不動産投資などは…
過去の事例の蓄積で,
新しい問題など発生しない…

 

 

なんてことが
なにかの本に書いてあったような…

 

 

ということは,
まさに,
ラストペンギン型ビジネスモデル
ですね。

 

 

ファーストペンギン型ビジネスモデル,
ラストペンギン型ビジネスモデル。

 

どちらがいいのでしょうか。

 

という比較をする時点で
おかしい,というのが
今日のテーマです。

 

 

例えば,
ビジネスにおいて,
成功するのは
ファーストペンギンではない。

 

ファーストペンギンは,
失敗ばかりしてうまく行かない。
その事例をつかって,
成果を出しているのは
ラストペンギンだ。

 

例えば…

 

 

なんて話をする人がいます。

 

 

それは
その人の価値観によると,

 

 

「ビジネスは最短最効率で
成果を出すのがいい」

 

という観念に基づいたものです。

 

 

こういう人は,
「自己流」
蛇蝎だかつのごとく嫌うでしょう。

 

しっかりと
研究してモデリングして,
そのとおりにやらないと
「効率が悪い」
と言います。

 

まあ…
そのとおりではありますね。

 

だったら,
そのとおりだったら
「それが正しい」
「そうするべき」
なのでしょうか。

 

ファーストペンギン型…
先行して失敗を繰り返している人は…

 

失敗ばかりして
アホだということになるのでしょうか。

 

 

そんなことはありません。

 

さぞかし,
充実して楽しい
生きがいに溢れた人生を
送っていることでしょう。

 

 

決して
社会からは
「成功者」
と見られることはなくても,
それでも自分がやりたいことを
やっているのですから。

 

挑戦して失敗して
挑戦して失敗して
挑戦して失敗して
挑戦して失敗して

 

その失敗の記録を,
後発のラストペンギンの人たちが
見て学んで,
成果を出すのです。

 

それを見た
ファーストペンギンの人たちは…
また違う挑戦を始めるのです。

 

 

ファーストペンギンも,
ラストペンギンも,
その人が選んだ価値観であり生き様です。

 

生き様なのですから,
どちらが良いとか
どちらが悪いとか,
それを評価したり否定するのは
無粋というほかないでしょう。

 

ファーストペンギン志向の人に,
「もっと学べ」
「モデリングしろ」
などというのは価値観の押しつけです。

 

同じように,
ラストペンギン志向の人に,
「思い切ってやって,
しっぱいしたらいい」
というのも,やはり価値観の押しつけです。

 

 

 

ですので,
私が言えるのは…

 

 

自分が思っていることと
やっていることが一致しているかどうか。
この点だけ気をつけていれば
いいのではないでしょうか。

 

 

つまり…
ラストペンギン的な,
「安全で最適な道」
を進んでいきたいのに,
調べもせず学びもせず,
茨の道に突入してくのであれば…

 

それは思っていることと
やっていることが一致していません。

 

 

逆に…
誰かが歩いた道を歩くのは嫌…
と思いながら,
しっかり学んで最短効率を突き詰めていく。
これも一致していない,ということです。

 

 

目指すものと,やっていることが
食い違っているなら…
それは,ちょっと見直したほうがいい。

 

…とは言いますが。

 

その結果,選んだのが
どちらなのか,ということに関しては,
その人の生き様であり人生観です。

 

誰かが口を出す話でもありません。

 

 

ファーストペンギンの生き方をしたいなら
ファーストペンギンの生き方をすればいいのです。

 

ラストペンギンの生き方をしたいなら
ラストペンギンの生き方をすればいいのです。

 

 

ありがちなところで言うなら,
ファーストペンギンみたいな生き方を
したいにもかかわらず,
「モデリングしろ」
「学べ」
「自己流なんてとんでもない」
なんていうラストペンギンの生き方を
押し付けられしまったら…

 

生き方に迷いが出るのも当然です。

 

そして…
ラストペンギンの生き様を
「自ら楽しむ」
のではなく…

 

 

「ラストペンギンの生き様を
押し付けてくる人」

 

というのは,

 

その人自身がファーストペンギンの
生き方をしたかったけれど,
失敗するのが怖くて,
自ら望む生き方を捨てた敗残者なのです。

 

 

あるいは,
「正しくしなさい」
「間違っていはいけません」
という親や教師によって
丹精込めて作られたヒューマノイド(ロボット)なのです。

 

 

そんなヒューマノイドには,

 

 

盛大に失敗して,
何も生み出さなかった…
手元に何も残らなかった,
そんな
「人生の成功者」
としての生き様を貫徹すればいだけの話です。

 

もちろん,逆もまたしかり。

 

ハイキングコースというのは,
誰か歩いて作った道です。
「誰かが歩いた道を歩くのはつまらない」
なんてことはないでしょう。

 

道を歩いているときの,
傍らの花の美しさは,何一つ変わらないのですから。

 

 

誰かと比較されて…
評価されて,
否定して,
人生に疲労を感じたときに,
今日の話を思い出して,

 

 

「自分は結果ではなく
 生き様を選んでいる」

 

ということを思い出せばいいのです。

 

そして…
ここまでお付き合いいただいたあなたが,
少しでも気が楽になりましたら幸いです。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

追伸

 

…とはいえ,
私のもとにコンサルティングや
勉強会に来てくださる方は,
基本的にファーストペンギンではない…はず。

 

 

 

アップスタッツ合同会社のブログを
メールで受け取りませんか?

ブログ記事の内容を,メルマガで配信いたします。

 

ブログ記事内容とは別に,
メルマガ読者限定コンテンツの
配信もあります。

 

毎朝午前5時に,ブログ記事をメルマガ配信。

午後5時過ぎに,
メルマガ読者限定記事を配信いたします。

 

特に,ブログでは公開しづらいノウハウなどは,
メルマガ限定でご案内いたします。

 

今すぐ下記フォームよりご登録ください。

メールアドレス *
お名前 *
全角文字で入力してください。

 

ブログに感想やコメントをいただけませんか?

ブログの感想,意見,あるいは,
こんな記事を読みたい,
「○×について,どう思いますか?」
といった質問やリクエストなどを,
お気軽にお寄せください。

 

コメントの方法は2つ。

1つは,このページ一番下の投稿フォームにコメントしていただくこと。
もうひとつが,コメント投稿フォームに入力いただくこと。

 

いただいたコメントを元に,
今後の記事執筆に反映させていきます。
「よくわからなかった」「おもしろかった」「むずかしかった」「参考になった」
など,一言でもいいので,お気軽にコメント,お待ちしております。
※コメントの際にメールアドレスを記入いただいた方は,
メルマガ登録させていただきます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください