【実例解説】どこまで無料でアドバイスしたらいいのか

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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

つい先日のこと,
ある懇親会の場で,
ブログについて聞かれました。

 

ちょっとしたテクニックも含めて
答えました。

 

 

納得いただいたようで
なによりでした。

 

 

さて,
今回たまたま
懇親会のような場で
尋ねられてお答えしましたが。

 

 

では,
何をどこまで
答えたらいいのか
あるいは
答えないべきか…

 

 

という問題があります。

 

特に私のような
コンサルタント…
人に知識を提供して
対価を手に入れる仕事に関して
この線引はとてもむずかしい

 

 

正解があるわけでもないですからね

 

 

ですので,
私も何年も何年も
いろいろと考えて試行錯誤をして
現在は一定の結論が出ています。

 

 

あなたが,
コンサルタントかどうかは
わかりませんが,
ひとつの考え方として
最後までお付き合いください。

 

 

絶対にやってはいけないこと

 

 

絶対に
絶対に
絶対に

 

 

やってはいけないことがあります。

 

なぜなら,
誰もが不幸になるからです。
詳しくは以前にかいたので
そちらをご覧いただくとして。

<参照>

 

やってはいけないこととは,

 

「求められてもいないのに
 アドバイスすること」

です。

 

 

例えば…

 

家庭料理風を特徴にした
飲食店があるとします。

 

そこに,
高級海外料理店のシェフがやってきて,

「料理とはこうするものだ」

と一方的に説教を垂れてきたら…?

 

そして,
そのシェフが

「教えてやって感謝しろ!」

という態度だったら
どう思うでしょうか。

 

これと同じか
あるいはソレ以上に
残念な行為です。

 

 

実際,
マーケッターとして,
経営者と会って話をしていると,
様々な改善案が思い浮かんだり

 

「勿体ない」
「残念な」

 

部分はたくさん見えてきます。
それを頭ごなしにアドバイスしたら…

 

 

そのほうが残念だということです。

 

私はそれで
随分と敵を作ってきました。

 

だから,

「求められていない」

のにアドバイスをしてはいけないのです。

 

これが,
なかなかに大変なんですよね。
靴を左右逆に履いている人に,

「逆ですよ」

と言いたくなるようなイメージでしょうか。

 

見知らぬ人ならともかく,
目の前で会話している相手に
そういったアドバイスをこらえるのは
なかなか骨が折れます。

 

が。

 

 

今回は,
求められたから,
お答えした,ということですね。

 

 

 

 

 

出し惜しみ問題

 

 

求められていないなら,
ひたすら耐える。

 

 

そうでなければ…
尋ねられたら,
しっかり答える。

 

 

とはいえ,
本来,
有料の知識を
どこまで出したらいいのでしょうか。

 

 

この点も悩み
試行錯誤をしました。

 

 

特に,
知識を出しすぎてしまうと,
それで問題が解決してしまい
クライアントにならないのではないか。

 

 

という問題があります。

 

 

が。

 

この問題も,
いろいろ考えた結果,
基本的に

「出し惜しみはしない」

ことにしました。

 

 

なぜなら…

 

「お前,何様だよ」

 

 

みたいな話ですよね。

 

 

懇親会の,ちょっとした
短い時間で,
アドバイスして…

 

それで相手の会社の
問題が解決したら…?

 

そんなうまくいくはずがない。

 

それこそ,
世界ナンバーワン
マーケティングコンサルタント
ジェイ・エイブラハムみたいな
天才か…

 

 

何年も何年も何十年も
実力を重ねてきたコンサルタントなら
ともかく…

 

 

今の私に,
その数分間のアドバイスで
問題など解決できない。

 

世の中の多くの会社は,
様々な問題が複合的に絡んで,
問題の解決が難しいのです。

 

 

そもそも,
その程度で解決する問題であれば,
いずれにしても
クライアントにはならない。

 

ならば,
聞かれたことに対しては,
その場で時間と状況の許す限り,
真摯にアドバイスする。

 

これ以上知りたいなら,
このブログをご覧ください
という感じにしました。

 

 

ですので,
もしかしたら
本人がご覧になっているかも
しれませんね。

 

 

なお,
ありがちなメンタルブロックのひとつに
お金をもらって教えることを
ただで教えてしまったら,
ネタ切れになるのではないか,
というものがあります。

 

 

この点に関しては
完全に開き直っています。

 

特にネタ切れは…

 

 

ない

 

 

ですね。

 

 

答えるネタが無くなるような
「にわか」
ではありません。

 

そう,はっきり自覚することにしました。

 

 

 

コンサルタントの価値

 

 

知識を教えるのも
コンサルタントの価値の一つですが。

 

では,
この場合において
アドバイスして,
知識を手に入れたら
うまくいくのか。

 

 

うまくいくように願って,
その限られた時間で
アドバイスはしています。

 

なので,
うまく行ったら

 

「良かったですね」

 

でいいのではないでしょうか。

 

 

ただ,
上述の通り,
必ずしもうまくいくわけではない。

 

なぜでしょうか。

 

 

そこに,
コンサルタントの価値があるのです。

 

 

知識ではありません。

 

知識を学んだら,
それを実行する。

 

その結果をコンサルタントに
報告する。

 

そこからフィードバックを受ける。
そのフィードバックを元に,
更に行動する。

 

その更に行動した結果を
報告する。
その行動にまたフィードバックする。

 

この繰り返しによる改善が
成果に繋がりやすくなるのです。

 

 

本当に知るだけでいいなら,
Google先生には勝てるはずがないです。

 

 

そして,
ここに,コンサルタントとしての
真価があるわけです。

 

1回アドバイスを受けるだけ…
というものだけでは
片手落ちだということですね。

 

なので私も

「躊躇なく」

知識を無料で教えることができます。

 

 

 

お金をもらっているクライアントに対しても
後ろめたさは抱かなくなりました。

 

なぜなら,
弊社のサービスは,
知識を提供することではなく,
実行に移して成果を出すお手伝いを
するからですね。

 

 

今の時代,
知識だけでなんとかなるものでは
ありません。

 

 

知識を売る,
というビジネスも,
ビジネスモデルとして
衰退していくことでしょう。

 

 

ですので,
あなたも,
人にアドバイスすることがある
業種であれば…

 

 

サポートプログラムの提供も
考えてみて下さい。

 

きっとほしいと思う人は
いるでしょうから。

 

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

追伸

ちなみに。
その懇親会でした
アドバイスの内容については…

 

本文に書いたとおり,
「聞かれたら答えます」
ので。

 

知りたい方は,
「知りたい」
こちらからコメントをしてください。

 

 

 

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