こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表，
経営軍師の飯山です。
ちょっとしたきっかけで，
人材採用に関する
悩みを耳にしました。
ですので，
今日は，人材採用に関しての
話をします。
お題は
良い人材を確保する
身も蓋もない方法について
です。
アップスタッツは，
マーケティングの会社じゃないのか…
なんて思うかもしれません。
実際，
マーケティングの会社です。
だから
たまには
こんな話もしてみようと思った次第です。
その理由はどうでもいいにしても，
いい人材の確保について
興味関心がある方は，
最後までお付き合いください。
最後に，ちょっとした
プレゼントも用意いたします。
忘れていた経緯
というのも，
私も割と忘れているのですが。
弊社アップスタッツ合同会社の前身，
アップスタッツ経営研究会が
発足した当時。
最初に売り出したサービスは，
人材採用コンサルティング
だったのです。
世界５０各国ほどで採用されている
ある，人材採用に関する
ツールと考え方，
それを導入するための
コンサルティングということで…
代理店のサービスを売っていました。
…売ろうとしていました。
まあ，
詳しくは昨日書いたとおり。
最初は全く売れなかったのですが。
まあ，
言い訳すると…
時期が２０１２年頃だったでしょうか。
つまり…
３．１１…東日本大震災の
復興がまだまだの時期，
かつ当時の政権と総理大臣によって…
まあ，政治の話はさておき。
つまり，
日本経済が，
未曾有の危機を迎えていました。
雇用の維持すらできず，
倒産していくか，
整理解雇…
そんなときに，
人材採用コンサルティング。
まあ，今思えば，
どう考えてもトレンドに
逆らった話でした。
話を戻します。
かつて，
事務所経営時代に，
少ないとは言え人を雇って
何度も痛い目に遭い…
そして，
我流はダメだ，
ということで
専門家に教えを請うたわけです。
そして…そのままの流れで
ライセンスを獲得。
人材採用コンサルティングを
ビジネスにしよう，
なんて思ったわけですね。
まあ，時期にふさわしくなかったので，
集客・売上アップに切り替えて
今に至りますが。
今やれば，
それなりに行けるのかもしれませんが。
今となっては，あくまでも
弊社の主軸はマーケティングです。
だから
今日は，
人材採用の話をします。
人材採用にお金がかかる理由
それは…
採用支援企業がボッタクリだから…
という身も蓋もない理由は
脇に置きます。
当時の話ですが。
海外の採用コストの
１０倍くらい…
というデータは見せてもらった
記憶があります。
ぶっちゃけ，
日本の採用コストは
高すぎます。
高い割には，
効果的な求人募集が
できていない。
だから…
全然，人が集まらない。
集まらないから，
待遇を上げる。
すると，
待遇「だけ」が目当ての
人が集まり…
生産性は低い。
…という
なかなかに悪夢の
スパイラルに突入します。
だったら，
求人採用活動に
コストをかければいいのか。
掛けないよりも，
掛けたほうが，
良い人材に巡り会える可能性は
あるかもしれません。
人材採用支援サービスの会社も，
しょぼい会社はともかく，
お金を払ってもらえる会社なら，
リピートして欲しいでしょう。
では，
いい人材と出会えたら…？
出会えるだけです。
いい人材は，基本的に
待遇のいい会社に行くでしょうから。
業界大手や
大企業と張り合って，
よりよい待遇を出せるだけの
体力があるなら，
競ってみるのも
いいかもしれませんが。
まあ，
あまり現実的ではないでしょう。
良い人材を確保する身も蓋もない方法
まあ，
あまりにも身も蓋もないし，
今更こんなことを言っても，
あーはいはい
で終わるのですが。
一番身も蓋もない方法は
ヘッドハンティングでしょう。
ただし。
「誰を」
ヘッドハンティングするのか。
これが大事です。
例えば，
同業他社のエースである
セールスマンを引き抜いてくる。
これは無理があります。
まともに最高コストを掛けたほうが
やすいのではないでしょうか。
コスト面は問題なかったとしても，
モラルに反します。
何よりも，
同業他社のエースを引き抜いて，
「引き抜くことができる」
ということは…
別のもっといい待遇を
提示されたら，
その人はまた別のところに
引き抜かれていく，
ということを意味しています。
同業他社から
引き抜くのは，
ろくでもないことにしか
ならないでしょう。
ではどうしたらいいのか。
スキルよりも大事なもの
それが，
人としての在り方だったり
考え方，観念…
あるいは礼儀や振る舞いなどでしょう。
私も以前に
書いた記憶があるのですが。
「この子があいさつできるようになるのと，
別の人を，法律系国家資格に合格させるのとでは，
後者のほうが楽」
なんてふざけて
言っていたことがあります。
さすがに
それは大げさですが…
特に，
人のあり方，考え方などは，
教えられるものでもないでしょう。
人間の在り方に干渉するのも，
いろいろ問題があります。
ということは…
そもそお，
社風，価値観などにあった人に
スキルを教えるのと…
そのスキルを持っている人に，
社風，価値観などを徹底させるのとでは，
前者のほうが楽だということですね。
実際，
知り合いの経営者は，
絶対に中途採用はしない，
なんて言っている方もいらっしゃいます。
他社の常識を抜いて，
自社の基準を徹底するのが
大変だからです。
ではどうすればいいのか。
ナンパしてください
としか言えないでしょう。
例えば，
食事に行って，
レストランでフロアーを担当している
スタッフがいたら…
そのスタッフで，
明るく笑顔でハキハキあいさつして
接客できていたら…
その人を一本釣りする。
これが一番わかりやすいでしょう。
例えば，
飲食店のフロアーは，
過酷な肉体労働です。
疲れると，表情や振る舞い，
声のトーンに影響が出ます。
…にもかかわらず，
実際にフロアーで
明るく笑顔ではきはき
振る舞えるなら…
それだけのプロ意識がある，
ということにほかなりません。
試しに，
この日は何時からシフトに入っているかを
聞いてみて…
長時間だったとしたら，
まあ，大当たりでしょう。
その人を引き抜いて，
入社させてから
戦力として育成したほうが，
よほど活躍してくれるでしょう。
私の古い友人は
まさにこれを実践して…
いつ彼の会社に行っても，
その人は素晴らしい対応をしています。
一本釣りではない方法
一本釣りは…
まあ，ある種の固有能力に
左右されます。
少なくとも，
私には無理ですから。
駅員に道を尋ねるのも
緊張するコミュ障ですからね。
さて。
ではどうしたらいいのでしょうか。
マーケティングです。
マーケティングに答えがあります。
つまり，
いい人を雇えないなら，
いい人に来てもらえるような
マーケティングを展開すればいいのでは
ないでしょうか。
例えば，待遇。
待遇で釣ろうとするから，
待遇を良くするしか無いわけです。
けれど…
採用したい人物像を明確にして，
徹底的にマーケティングを展開すれば…
待遇ではない別の何かを強みに
求人募集活動ができることも
十分にあるわけですね。
多くの会社は，
集客…顧客獲得に
エネルギーを使いますが。
そのエネルギーを１としたときに，
求人募集活動に，
どれだけのエネルギーを使っているでしょうか。
ハローワークに，
テンプレを埋めただけの
求人票を出すだけで，
「応募が来ない」
なんてぼやいている経営者，
うんざりするほど見てきました。
そりゃそうでしょ…
と言いたくなります。
…言いませんが。
集客以上にエネルギーを費やして，
ガッツリと
「採用マーケティング」
を実践すれば…
低コストでいい人材を獲得できる…
かもしれませんね。
求人採用活動によって
何を集めるのか。
応募者です。
集客によって何を集めるのか。
顧客です。
応募者も顧客も
人であることは同じ。
人を集めるには，
しっかりとした
マーケティングが不可欠なのです。
健闘を祈ります。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
お知らせ
こういった，
求人募集にマーケティングを当てはめた
考え方に関する非公開コンテンツをまとめて，
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タイトルは，
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