戦わずに勝つにはどうしたらいいのか

戦わずに勝つにはどうしたらいいのか

戦わずに勝つにはどうしたらいいのか
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今日は、第1金曜日。
トレーダー達にとっては、大きな意味を持つ日です。
アメリカで雇用統計が発表されます。
この雇用統計の内容が、大きく株価や為替変動に影響するのです。

あまりに大きな影響があるので、月1回の「お祭り」騒ぎです。
トレーダーたちが集まって、ワイワイと盛り上がりながらトレードしていることもあるのだとか。

今回、たまたまあるFXトレーダーに頼んで、その瞬間のチャートの動きを見せてもらいました。
この時期はアメリカではまだ冬時間。
日本時間22時30分に、雇用統計が発表されました。

その瞬間から数秒間のチャートの動き方を見ていたのですが…上がったり下がったりと、かなり激しく動いていました。

それでも…そのトレーダーいわく、
「今月の動きはおとなしかった」
のだとか。

それをみて、
「ああ、トレーダーはこんな世界で戦っているんだな」
と実感しました。

世界中のトレーダーが、その数秒間に注目しているのです。
何億ドルも動かす世界的な投資会社も数千円、数万円の資金でトレードしようとしている…その辺の素人に毛が生えた程度の人も、全く同一条件で一斉に勝負するのです。

例えるならば、オリンピック選手も、町内で健康維持のために運動する90歳の老人も、全く同一条件で競技を行って勝負するようなものでしょう。

どこまでも厳しくて、どこまでも平等です。

では、ここで問題です。
そんな雇用統計において、収益を上げるにはどうしたらいいでしょうか。
考えてみてください。









(本当に考えてみてくださいね)
ヒントは、今日のタイトルです。










考えてみたでしょうか。
正解か不正解か、あるいはこれから私の考えを書いていきますが、それがうまくいくかどうかはわかりません。
正解かどうか、以上に考えてみることが学びになるのです。

仮に、私が雇用統計の発表時にトレードを行ったとしたら…ほぼ間違いなく負けるでしょう。
ルールもわかっていないのですから。
ローソク足の読み方も、注文の出し方もわかりません。
それでは、勝てるはずがないのです。

それでも、収益を上げるにはどうしたらいいのか。

今日のテーマは、
「ゲームのルールを変える」
です。

ゲームのルールを変えるためにはどうしたらいいのか。
世界ナンバーワンマーケティング・コンサルタントのジェイ・エイブラハムは、インディー・ジョーンズの映画を例に説明しています。
すなわち、主人公が蛮刀を振りかざして追いかけてくる敵に追い詰められているとします。
周りは囲まれて逃げ場はありません。
大男で、しかも蛮刀の扱いに長けていて、まともに戦ってまず勝てる状況ではありません。
絶体絶命のピンチです。

主人公は…やれやれ、とばかりに肩をすくめて、懐から銃を取り出して撃ち殺してしまう、という話です。

敵が蛮刀を振りかざして、その技術を見せつけ、いかに戦うのか…という思い込みを、1発の銃弾で打破したのです。

先ほどの問題に戻ります。
上記のように、どこまでも厳格でどこまでも平等な投資のルールで戦って、私は勝てるでしょうか。
勝てるはずがないのです。

そこで、もう一度、問いを見てみて下さい

「そんな雇用統計において、収益を上げるにはどうしたらいいでしょうか。」

一言も「投資で勝つ」とは書いてないのです。

先ほど書いたとおり、雇用統計はトレーダーにとってお祭り騒ぎです。
実際に、ある証券会社では、インラインWEBセミナーを開催して、雇用統計を実況解説しています。

私が雇用統計で収益を上げるとしたら、これが答えでしょう。
本当にやるかどうかはともかく、一つの考え方です。
1.実力のあるトレーダーを探す
2.その人にジョイントベンチャーを持ちかける
3.雇用統計解説セミナーを開催し、そのトレーダーに解説役を依頼。
4.セミナー参加者を集める
5.セミナーを開催。
6.セミナー参加者に対し、投資のコーチング、個人レッスンを販売。
7.そのトレーダーにコーチング、個人レッスンを行ってもらう。
8.そのコーチング、個人レッスンによる収益を、トレーダーとシェアする。

これが、私がもし「雇用統計で収益を上げるとしたら」という一つの回答です。
自分は投資のルールで勝負せずに、「自分のルール」、すなわち、コピーライティングとマーケティングというルールで勝負するのです。

みんなと同じルールで戦っても勝てるかどうかはわかりません。
戦い方を変えるだけで、そこに活路はあるのです。
何事も考え方次第なのです。

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