私自身はセールスコピーライターなので、コピーライティングの価値や有用性、これを学んで実践することで得られるメリットなどは熟知しています。
とはいえ、すべての人がセールスコピーライテイングを学ぶ必要があるかどうかはまた別の話です。
セールスコピーの前提として、人間の心理に作用する、いわゆる心理法則があります。これを知っているかどうか。それを知った上で自分の人生に活用することができるかどうか。
これによって、人生の様々な局面で役に立つことは確かです。
とはいえ、そのためだけにセールスコピーライテイングを身につける、というのも本末転倒。
では、どんな人がセールスコピーライテイングを身につけたらいいのでしょうか。
もちろん、セールスコピーは
「セールス」
するわけですから、セールス、売上に携わる人は全て身につけたほうがいいのかもしれません。
今日は、そんな「当たり前」の話ではなく、普段とは別の角度から掘り下げてみます。
ここで、敢えて
「主婦」
特に、子育てをしている母親等が挙げられます。
理由はたくさんあります。
とりあえう5つほど挙げておきます。
(1)家計を支える手段
主婦…すなわち、結婚していて夫が働きに出ているので、妻が家事や育児をしている、ということになるでしょう。
でも、それで本当に大丈夫なのでしょうか。
夫が会社員の場合、いつリストラや倒産で失業するかわかりません。
仮に公務員だったとしても、いつ病気や怪我で働けなくなるかわかったものではありません。
あくまでも可能性なので、見て見ぬふりをすることも当然可能でしょう。
あるいは保険でリスクヘッジをすることもできるでしょう。
でも、それは本当の解決策でしょうか。
ここでの問題点は、収入の流れが1つしかない、ということが問題なのです。
その唯一の流れが止まってしまった時に、様々な問題が一気に噴出しいます。
だからこそ、主婦であっても、いざとなればいつでも家計を支える覚悟が必要なのです。
そこで、セールスコピーライテイングを身につけることが、ひとつの解決策となります。
(2)資格ではダメな理由
いざとなった時に働くにあたって…ということが、当然にセールスコピーライテイングでなければならないのでは?
そう思われる方もいるでしょう。
例えば、資格を取る、というのもひとつの手だと思うかもしれません。
大部分の資格やスキルでは、ひとつの致命的な問題があります。
その理由を以下解説します。
資格といっても、いろいろあります。
例えば、司法書士。
独立開業に向いた資格だと言えます。
では、仮に主婦が司法書士の資格を持っていたとします。
これで家計は安定するでしょうか。
司法書士でなく、税理士でも、行政書士でも弁護士でも社労士でも、なんでも構いません。
あるいは、国家資格ではなく整体師などのスキルを身につけていたらどうでしょうか。
セラピストだったり、カウンセラーだったり、コーチだったり。
様々な専門スキルを身につけていたら家計は安定するでしょうか。
司法書士のような難関国家資格でも、そのへんで20時間くらい勉強して身につけられる専門スキルでも、根本は同じです。
これらを身につけても家計が安定するかどうかは全く別の話です。
なぜなら。
どんな資格やスキルがあっても、集客できなければ売上は上がらないからです。
司法書士でも集客ができなければ売上は0円です。
集客という発送がない頃は、売上が0円とか、法律相談1回で月の売上が5000円とかは何度も体験しました。
コピーライティングを学んでから売上は改善しましたが、言い換えると集客ができなければ司法書士でも売上は0円です。
つまり、司法書士という資格取得やその仕事をするためのスキル向上とは別に集客スキルを身につけないと売上にはならないのです。
ならば、
「はじめから集客スキル」
を身につけたほうが早いのは言うまでもありません。
世の中、専門スキルは持っていても集客スキルを持っていない人は、石を投げれば当たるくらいたくさんいます。
育児をしていて腰がいたい、となって整体院を探せば、そこで集客に困っている整体師に出会えるでしょう。
買い物に街に出てパン屋にいけば、そこにパンを焼くことが好きで、集客など二の次三の次で、売上に困っているパン屋がそこにあります。
髪が伸びたので美容室に行けば、そこで集客に困っている美容師に出会えます。
このように、「集客スキル」は他のどんな資格やスキルとは決定的な違いがあるのです。
残り3つは、少々長くなったので後日にまわします。