どうすれば,ネットから売上がもっと上がるのでしょうか。
上手に文章が書ければ売れる…というわけではりません。
一旦「書くこと」という話を脇に置いて,別の観点で考えてみましょう。
例えば,グループで話をする場があるとします。
その場に,円卓があり,席についているのが5〜6名程度だとします。
そこで,誰か1人が話をしています。自社の商品やサービスをアピールしています。
その人は一生懸命話しているのでしょうが,残念ながら声が小さすぎます。
全身全霊を込めて集中力を高めて,なんとか聞き取ろう…とがんばれば聞こえるかもしれません。
さて,あなたはその商品またはサービスを欲しいと思うでしょうか。
まずは,聞く気にならない時点で,論外でしょう。
今日のタイトル,
「どう書くか」では売上は上がらない
としました。
「どう書くか」は全くどうでもいい…とまでは言いません。
ですが,それでは足りないのです。
先程の例で言えば,楽に聞き取れる声量にすればいい。
それだけで売れる。
…とは限らないでしょう。
「聞こえる」ようになるので「聞いてもらいやすくなる」とは言えます。
ですが,「聞いてもらいやすくなる」=「買ってもらいやすくなる」とは限りません。
その声の小さい人が,支離滅裂で何を話しているかわからない,ということだったら,売れるものも売れないでしょう。
それ以上に重要なものがあります。
「何を話すか」
です。
例えば,その場にいる人が,全員男性なのに,一生懸命アピールしているのが,女性用のネイル製品だったらどうでしょうか。
興味関心を持てるでしょうか。
聞いているふりをして,首を狛犬のごとく縦に動かし続けるか,あるいは,こっそり携帯電話をいじりたくなるのではないでしょうか。
逆に。
もし,その声の小さい人が,ある「キーワード」を言ったら…たとえ,その場が多少ガヤガヤしていて,雑音が多かったとしても,全身全霊の集中力をつぎ込んで,耳を傾けるはずです。
その「キーワード」は…わかりやすいものとしては,「あなたの名前」でしょう。
これ以上に,あなたの注意を引けるものはありません。
これが,
「どう書くか」ではない,ということです。
それ以上に重要なのは,「何を書くか」です。
顧客の注意関心を引くために必要なものは,何なのか。
それを「書く」事ができれば,多少書き方が拙かったとしても,何とかなります。
もちろん,聞こえないのは論外です。
「聞こえない」を文字に当てはめるなら,極端に見づらい,文字が小さすぎる,などでしょうか。
たまに,改行を一切せずに,ぎっしりと文字を詰めて書いてあるWEBページやSNS投稿を見ますが,見た瞬間にスルーします。
見づらすぎるからです。
これが,
「どう書くか」
というレベルです。
ですが…もし,それだけぎっしり詰まった文字列の上に,1行,ヘッドライン(見出し)があったとしたらどうでしょうか。
もしその一行が,
「誰もが知らないカピバラの秘密」
なんて書いてあったら…カピバラ好きな私は,目を皿のようにしてても,私は読むはずです。
では,あらためて,「どう書くか」ではなく「何を書くか」です。
売れるために,何を書いたらいいでしょうか。
この問いに対する答えは明白です。
ベストな答えとしては,
「顧客に聞いてください」
になります。
もちろん,「何を書くべきか」は明白です。
顧客目線に立って,顧客が本当に知りたい,顧客のためになるものを書けばいいのです。
…と言われても,実際何を書いたらいいか,わからないでしょう。
だから,顧客に聞くしかないのです。
もちろん,コピーライティングの理論としては,
「ベネフィット」
を書くべし,という考え方はあります。
ベネフィットとは,
「それを買うことで得られる,より良い変化や結果」
のことです。
別の表現をするならば,
「それを買うとどんないいことがあるのか」
ということです。
コピーの基本中の基本中の基本中の基本が,このベネフィット。
ですが…今の時代は,コピーが洗練されてきて,だんだん「ベネフィット」がきちんと書けている広告が増えてきました。
未だに,ベネフィットではなく,売手側が自分に都合の良い,独りよがりなメッセージのコピーも珍しくないですが…それでも,昔よりは「ベネフィット」が書けているコピーが増えました。
こうなると…もはやベネフィットだけでは,顧客の興味関心が引けるとは限りません。
ですので,顧客に聞くしかないのです。
ぜひ,これまでの顧客に,
「なぜ購入してくださったのですか?」
と聞いてみてください。
面倒ですが,より成果につながりやすくなるでしょう。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
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