なぜ彼の言葉は重厚感と説得力があるのか

なぜ彼の言葉は重厚感と説得力があるのか

なぜ彼の言葉は重厚感と説得力があるのか
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は…
「移ろいつつある価値観の中でも
絶対に変わってはいけないもの」
という話です。

 

 

…それだけです。

 

この話を読みながら,
あなたも
「自分の中で何があろうと
絶対に変わらないもの,
変わってはいけないものは
なんだろうか…」
と考えてみてください。

 

 

 

なぜあの先生は結婚しないのか

 

中学時代の話です。
2人の先生がいました。

 

 

ふたりとも同い年でした。

 

 

確か…
当時,40代前半。

 

 

ふたりとも結婚していませんでした。

 

 

中学時代の私の,
狭い狭い視野ですから,
とても不思議に思ったのです。

 

 

「なぜ結婚しないのだろうか」

 

 

ですが…

 

 

高校に進学して,
少しだけ理解しました。

 

 

※中高一貫校なので,
二人の先生は
相変わらず関わりがありました。

 

 

高校になって…
「要するに,
モテないから結婚しない」
…んだろうなぁ
ということを,
なんとなく察しました。

 

 

ところが。

 

 

ある日,二人のうち
一人が結婚しました。

 

 

 

言葉を選ばずに表現します。
その結婚した一人は…
非常に陰湿でいやらしいキャラクターで,
生徒に嫌われていました。

 

 

…少なくとも,
私は嫌いだったし,
彼の陰湿な言い回し,
そして仕打ちには何度も
腹を立てたものです。

 

 

そして…
容姿については
ブーメランが飛んできそうなので
あまり言えることはありませんが。

 

 

非常に太っていて,
腹が突き出していて,
自転車に乗れないくらいの
体型でした。

 

 

そんな40代男性が,
なぜか若くてきれいな女性と
結婚したわけです。

 

 

理由はシンプル。

 

 

具体的なところは表現しませんが,
東南アジアの,ある国籍の
女性だったのです。

 

 

これは…私には
とても意外でした。

 

 

私の
(繰り返しますが)
狭い狭い視野では,
「国際結婚」
というものは,
あまりにもリアリティがなさすぎました。

 

 

 

また…
聞くところによれば,
(当時はまだまだ貧困だった)
その東南アジアの国に,
たくさんの家族がいて,
彼は資金援助していたのではないか,
という話です。

 

 

言葉を選ばずに言うならば,

 

「お金と引き換えに嫁に来てもらった」

 

 

とも見るわけです。

 

私は,
「そこまでして
結婚したいものなんだろうか」
と思ったのはよく覚えています。

 

 

時代と共に変わる考え方と見方,価値観

 

結婚ひとつとってみても,
「結婚はするものだ」
「日本人同士がするのが標準だ」
というのが…
当時の私の中にある
「観念」
だということがわかります。

 

 

では,
仕事はどうでしょうか。

 

 

例えば…
私の父は,

 

 

「サラリーマンはいいぞ〜
サラリーマンは,
ずっと会社が守ってくれる。
サラリーマンをやっている限り
ずっと安心だ」

 

 

などと言い続けていました。
定年退職して…
私の家まで遊びに来て…

 

当時,事務所の所長として,
従業員を数名雇って
仕事をしている私の
姿を見たあとですら,
父はこのように言い続けました。

 

 

ですが…
それは,
父のような
「団塊世代」
であって,かつ
「年功序列制度」
「終身雇用制度」
が機能していた時代だからこそ
成り立つ考え方です。

 

 

私のような
団塊ジュニア世代には…
とても通用しない考え方です。

 

 

そして…
「サラリーマンはいいぞ〜」
などと言う,
そんな父の背中を見て
育ってきた私は,
「死んでもサラリーマンは
なりたくない」
と思ったものです。

 

<参照>

 

サラリーマンは,
会社に守ってもらえる反面,
自由というものが
圧倒的に低いのが現実です。

 

 

仕事から帰ってきた
疲れはてた…けれど一切
何も言わない父の背中を見て,
「こんな生き方はわたしには無理だ」
と思ったものです。

 

 

ですが…
それでも,
時代の流れが後押ししてくれたから,
サラリーマン以外の道を選びました。

 

 

高校時代のわたしのように,
「結婚するのが当たり前」
という観念だけだったら,
結婚しないという選択肢は
出てこなかったでしょう。

 

 

同じように,
「サラリーマンになるのが
当たり前」
という観念にしか触れてこなかったら,
嫌で嫌でたまらないサラリーマンに
なっていたかもしれません。

 

 

実際,
2年間だけ,
独立開業のための
「修行」
というか
「丁稚奉公」
をしていました。
これがわたしの唯一のサラリーマン経験です。

 

 

私には…あんな生き方は無理でしょう。
本当は3年間勤める…と決めていたのに,
2年で心身ともにぼろぼろになって
退職せざるを得ない状況になりました。

 

<参照>

 

それでも,
時代の流れとともに
価値観も移り変わったおかげで
救われた部分があります。

 

 

昔の価値観のままだったら,
「2年で辞めるなんてとんでもない!!」
という状況だったでしょうからね。

 

縄文杉のような人

 

私の尊敬する,ある経営者がいます。

 

彼を例えるならば,

「屋久島の縄文杉」

のような人です。

 

屋久島の縄文杉は,
幹周が16.1メートル。
樹高は30メートル。

 

そして樹齢は
推定3000年以上と言われています。

 

 

圧倒的な太さの大木が,
ずっしりと…3000年以上も
変わること無くそこに
「在り続ける」
のです。

 

 

尊敬する彼は,
この屋久島の縄文杉みたいに
「どっしりと在り続る」
人です。

 

 

もちろん,体格が…
ということではありません。

 

 

むしろ,身長も体重も,
割と小柄な男性です。

 

 

ですが…
彼の一言一言が,
ずしり,ずしりと
重いのです。

 

 

なぜか。

 

 

彼は
「変わらない」
からです。

 

 

これは良い意味で
「変わらない」
ものです。

 

 

もちろん
彼自身は成長しています。

 

 

彼と知り合ってから
何年も経ちますが,
私など目ではありません。

 

 

どんどん,目の前の
経営課題を突破して,
どんどん業績を伸ばしています。

 

 

まさに
破竹の勢いです。

 

 

けれど…
ある時,たまたま1時間半ほど,
彼の話をじっくり聞かせていただける
機会がありました。

 

 

彼は…
私と知り合った後に,
飛躍しているだけであって…
もともと,
努力に努力を積み重ね続けた人です。

 

 

そして…
私ではとても耐えられないような
「試練」
を,
「ははは…困ったな」
と軽く眉をひそめるレベルで,
サクッと解決してきていることが
わかりました。

 

 

ですが…
それができるだけの
下積みをしてきたのです。

 

 

そして何よりも…
ずっと抱えている
「思い」
を行動にして結果にし続けてきた人です。

 

 

成長し,変化していく部分は
あれど…

 

 

本当に核となる思い,
その思いを実現するための行動の積み重ね。

 

 

これは…
学生時代から何一つ変わっていないのです。

 

 

20年以上,一切ブレること無く
言動一致の生き方をしてきたのですから…

 

 

それだけ,重厚感のある人になったのです。

 

 

変わるべきもの,変わってはいけないもの

 

時代の流れと共に,
世間の中でも
「考え方の変化」
というものが出てきました。

 

 

特に…
個人的な感覚ですが,2005年以降から,
急激に様々な価値観が
移ろいつつあるように感じます。

 

 

これからは,
訪日外国人が2000万人を超えたり…
そして言うまでもなく,AIの台頭。

 

 

さらに価値観の変化は
加速していくことでしょう。

 

 

その移ろいつつある価値観に合わせて
自分も変化・成長していかなければなりません。

 

 

それでも…
変わってはいけないものは
あるはずなのです。

 

 

 

それが自分の軸となるものです。

 

 

そして…
その変わってはいけない
自分の思い。
それを行動として積み重ねていくこと。

 

 

それは今後もますます必要になっていく
ことでしょう。

 

 

私は…彼の姿を見て,

 

 

「私の中で絶対に揺るがされることのない
絶対に変わらない思いとはなんだろうか」

 

 

と考え…
残念ながら結論は出ませんでした。

 

 

正確には,
「あるにはある」
のですが,
それを言語化できないのです。

 

 

少なくとも,
私の中で変わらないのは…
この「書き続けること」でしょう。

 

 

書き続けることで,
いつの日か
「私の中の変わらないなにか」
を言語化できるようになりたいものです。

 

 

そして。
変わるべきものは変わり,
成長すべきところはどんどん
成長していきたいものです。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

 

追伸

集客の手法や考え方も
いろいろ変わりました。

 

ですが…
「成果が出る」
という点で変わらないものを
集めたのが,
「フォーナイン集客法」
です。

 

 

すぐに廃れることのない
集客法を身に着けて実践したい方は

 

 

今すぐこちらをご覧ください。

 

 

今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。

 

 

 

  ↑
 絶対に変えてはいけないものを
 変えてしまった…悲しい例です。

 

 

<はじめての方へ>
まだご覧になっていない方は,
  一度トップページをご覧ください。

 

 

アップスタッツ経営研究会のブログを
メールで受け取りませんか?

ブログ記事の内容を,メルマガで配信いたします。

 

ブログ記事内容とは別に,メルマガ読者限定コンテンツの
配信もあります。

 

特に,ブログでは公開しづらいノウハウなどは,
メルマガ限定でご案内いたします。

 

今すぐ下記フォームよりご登録ください。

メールアドレス *
お名前 *
全角文字で入力してください。

 

ブログに感想やコメントをいただけませんか?

ブログの感想,意見,あるいは,
こんな記事を読みたい,
「○×について,どう思いますか?」
といった質問やリクエストなどを,
お気軽にお寄せください。

 

コメントの方法は2つ。

1つは,このページ一番下の投稿フォームにコメントしていただくこと。
もうひとつが,コメント投稿フォームに入力いただくこと。

 

いただいたコメントを元に,
今後の記事執筆に反映させていきます。
「よくわからなかった」「おもしろかった」「むずかしかった」「参考になった」
など,一言でもいいので,お気軽にコメント,お待ちしております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください