こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
今日は…
ある方から
「飛び込み営業ってどうしても
苦手なのですが,
強く勧められます。
やっぱり,やったほうが
いいのでしょうか…?」
という質問を受けましたので,
お答えします。
飛び込み営業。
まだやったことないけど,
やったほうがいいけど…
と思ったことがある方。
やってみたけど,
「なんかなぁ」
という方。
私自身が,
飛び込み営業に関して
思っていることを
明確にお答えします。
それは,
「やったほうがいい」
「やらないほうがいい」
という話ではありません。
結論をお伝えします。
禁止。
私はその方に,こうお答えしました。
なぜか。
今日はこの,
飛び込み営業をしてはいけない
3つの理由プラスアルファについて
お伝えします。
特に,人から
「先生」
と呼ばれる立場の方は
最後までご覧ください。
飛び込み営業で心が折れた話
私が飛び込み営業をしたのは…
確か25歳で士業の事務所を
独立開業したばかりの頃でした。
コミュニケーション能力は
ゼロ…どころかマイナス。
セールス経験ゼロ。
マーケティング知識もゼロ。
セールスコピー…?
当時は聞いたこともない言葉です。
人脈もコネもなにもなく…
あるものは,資格と…
2ヶ月分くらいの
家賃が払える預金残高と…
その額の10倍位の借金。
親の紹介で,1件の仕事を
終えた後は…
何もすることがありません。
何をしていいかもわかりません。
そこで…
当時ハマっていた,
自己啓発教材を聞きながら,
「積極的心構え」
「積極的心構え」
「積極的心構え」
「積極的心構え」
「積極的心構え」
…と自分を言い聞かせて,
飛び込み営業を開始しました。
そして…
受付の女性事務員の
無機物を見るかのような眼差しに
心がへし折れました。
ああ…
もともと豆腐メンタルで,
コミュ障の私が
こんなことをするんじゃなかった…
激しく後悔したものです。
だから…
飛び込み営業をしていはいけない。
…という話ではありません。
そもそもやったことがないヤツが
「飛び込み営業するな」
と言っても説得力がないので
単にお伝えしただけの話でした。
さて,
飛び込み営業をしてはいけない
理由の1つ目。
今回の相談者は,
当時の私よりはナンボかマシでしたが,
やはりメンタルが弱く
コミュ障の方のように見えました。
そんな方が,
別の方から
「飛び込み営業しなよ!」
と強く勧められたとのことで,
「どうしてもやらなければ
いけないんですか…?」
という問い合わせでした。
飛び込み営業…ということではなく,
単に
「どう考えても向いていないことを
やるのは止めましょう」
というのが,私の答えです。
飛び込み営業そのものを
禁止すべき理由はのこり2つあるので,
そちらで詳細は解説しますが。
ここでは単に,
「向いていないならやめよう」
という話でした。
例えば…
私はコンサルティングにおいて
例えばテレアポ(電話営業)を
提案することがあります。
それを聞いたクライアントが
特に何も言うことがなければ,
一緒にトークスクリプトを考えたり…
と話を進めます。
ですが…
「電話…苦手なんですよね…」
という反応であれば,すぐに
「わかりました,やめましょう」
と言います。
向いていないものを無理して
やってもらおうとしても,
誰も得をしませんから。
飛び込み営業を提案する無能
今回の相談者の方は,
別のコンサルタントから,
かなり強く
飛び込み営業を勧められたそうです。
「やらないほうがおかしい」
というくらいの強い口調だったとか。
見た感じ,
かなり気が弱そうな相談者は,
途方に暮れて…
その場は何とかお茶を濁して
私に相談してきたそうです。
私に言わせれば,
飛び込み営業を提案するバカが
今どきいるんだなぁと驚いた次第です。
それどころか…
飛び込み営業について
明らかに拒否反応を示している
クライアントに対して,
代案を提案することなく,
威圧的に強要する。
要するに,
その人は飛び込み営業しか知らない。
あるいはそれしか成果が出せなかった…
という単なる無能です。
…こういう人が,
コンサルタントに対する
不信感を植え付けるので
ホント,いい迷惑です。
この点が
「プラスアルファ」
の部分でした。
私の理想は,
500個くらいの打ち手から
目の前のクライアントに最適な打ち手を
2〜3個見繕って提案。
やっぱり,数々の打ち手を繰り出せるように
なることに憧れますね。
…実際には,80対20の法則で…
本当に重要な2割の中から2〜3個提案して,
それで済んでしまうのですが。
話を戻します。
飛び込み営業をしてはいけない理由
2つ目です。
そもそも効率が悪い
これに尽きます。
飛び込んで見るまでにどんな人か,
どんな会社かもわからず…
そして飛び込んでメンタルを削られて
モチベーションを落として…
非効率極まりない。
百歩譲って,
「メンタルを鍛える」
という名目で,
新人営業マンに体験させるくらいなら
ありかもしれませんが。
経営者自らが,そんな馬鹿げた
時代錯誤の手法に
時間を費やしている暇などないでしょう。
そんな時間があったら,
この本を読んで,
1つでも2つでも
打ち手を増やすほうが先です。
「先生」業が飛び込み営業を禁止すべき理由
そして…3番目。
特に,
「先生」
と呼ばれる人が飛び込み営業を
絶対にしてはいけない理由です。
それは…
ステータス(地位・身分)が下がるからです。
ちょっと想像してみてください。
開業間もない税理士が…
飛び込み営業をして,
顧問先を獲得したら
どうなると思いますか?
顧問契約をした会社にしてみたら,
飛び込み営業を受けて,
「契約をしてやった」
立場になるわけです。
そして,
税理士にしてみたら,
「契約をしてもらった」
わけです。
ステータスが下がる…どころか,
壊滅です。
…完全に,従属状態ですね。
遠からず,
脱税の片棒でも担がされるのが
関の山でしょう。
実際に,
限りなく黒に近い領収書を
経費として申告するように言われ…
「これは経費にできません」
と言えるでしょうか。
「お前みたいな,食い扶持に困る
税理士などいくらでもいるんだ,
嫌なら他のやつに頼むからいい」
と言われるかもしれませんね。
…だから,
飛び込み営業はしてはいけないのです。
以上,
飛び込み営業をしてはいけない
3つの理由について解説しました。
飛び込み営業ではなく…
顧客側から,
問い合わせをしてもらえるような仕組みを
しっかりと構築することが大事です。
そして…
そのためのマーケティングであり,
セールスコピーですね。
しっかりと仕組みづくり,
その構築や強化のために,
これからも時間を積み重ねて
いきたいものです。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
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