今日は…今日は禁断のテーマである
テクニックを駆使しても
成果が出ない理由について，
踏み込んで紹介します。
おそらくですが…
この記事をご覧になっても，
「何をアタリマエのことを…」
と思う方もいらっしゃるでしょう。
あるいは…
「はぁ？！意味がわからん」
と思う方もいるでしょう。
そして…
だいたい，このどちらかに
分かれるのではないでしょうか。
願わくば，
あなたが前者の方だったらいいなぁと
願いつつ。
人間に備わる超高度精密センサー
たま～に，
全く機能していない人もいるようですが。
基本的には，
人間には「超高度精密センサー」が
備わっています。
もともと，人間は言葉や文字などを使わずに
コミュニケーションしていた生き物ですから。
ある時から，
言葉を使い…
そしてある時から
文字を使うようになりましたが。
もともとは文字がなくとも
コミュニケーションできる生き物でした。
そのスキルは，いわゆる原始時代の頃と
比べると退化はしているでしょうが，
まだまだこのセンサーは現役です。
どういうことか。
「あ，絶対この人
今めっちゃ怒ってる」
…ってわかりますよね？
例えば，子どもの頃，
本人が何も言っていなかったとしても，
一挙手一投足から，
「今，母親はめっちゃ怒ってる」
「今，この先生キレ気味」
だってわかったのではないでしょうか。
あるいは…
配偶者が怒っている…
苛ついている…
ということも，
一言も口に出さなかったとしても，
わかるのではないでしょうか。
例えば，今日のアイキャッチ画像の女性。
顔だけ見れば怒っていますが…
ぶっちゃけ，全然怖くないですよね。
容姿の問題ではなく，
怒りを感じさせるものが
写真から何も伝わってきません。
もっと鋭い人になれば，
その「空間」に入った瞬間に
「残滓」を感じ取る人も
いるようですね。
…ちなみに，
私はどことは言いませんが，
特定の宗教施設に踏み込むと，
気分が悪くなることがあります。
なぜなら…
そこに集うその宗教の信者の
「欺瞞と偽善」を
感じ取ってしまうからです。
まあ，少々極端ですが，
「何となく」
ご理解いただけるのではないでしょうか。
テクニックが通用しない理由
非常に恐ろしいことですが…
これは，マーケティングや
セールスコピーなどで
てきめんに作用します。
マーケティングや
セールスコピーというものは…
基本的に
「買ってもらう」
ための活動です。
では…
そこに込められた意図は何でしょうか。
それが
「顧客のため」
だと思っての
マーケティングや
セールスコピーなのか。
それとも，
自分のエゴを満たすための
ものなのか。
あるいは…
顧客のことを，
「金づる」
程度にしか思っていないのか。
そういったものが，
マーケティングや
セールスコピーから
「にじみ出る」
のです。
言語化できない領域
これを…
後付けで言葉にするのは
簡単です。
例えば…
ある行政書士が
扱える業務すべてを
羅列したとします。
私は，
こんな士業には
絶対に依頼をしてはいけない…
と常々言っています。
法律上，
扱うことが許されているから
書いてあるだけで…
やったこともない可能性は
十分にあるものです。
けれど…
書いておけば「仕事につながる」から…
書く。
これって…
要するに，顧客のことを
金づるにしか見ていない，
意地汚なさが，
そこに現れているのです。
…と言語化することはできます。
けれど。
それはただの後付けです。
名刺交換という場であれば，
何となく，
「この先生にお願いすることは
ないだろうな」
とわかるのではないでしょうか。
別の例では，
治療院，治療家も同じですね。
第一印象で，
「まあ…この先生にお願いすることは
考えられないな」
と思うことがあるのではないでしょうか。
さらに別の例。
保険のセールス。
あるセールスマンの保険のセールストークを聞いて，
「へーなるほど。
これはすごい。
いい話を聞いた…」
と思ったことがありました。
そして…
「先日，こんな話を聞いたんですけど…」
と伝えて，
全く別の保険のセールスをしている方に
話を聞いたことがあります。
そう…
前者の方は，
「いい話を聞いたなぁ。
でも，この人に相談する気は起きないな」
と感じ取ったのです。
テクニックを駆使して
うまくいく場合，いかない場合
では…
例えば私があるテクニックを
このブログで披露したとします。
それをご覧になったある人が
「なるほど，ちょっとやってみよう」
と思って，やってみたとします。
上手く行かなかったとします。
一方，
別のある人が同じ記事をご覧になって
「なるほど，ちょっとやってみよう」
と思って，やってみたとします。
上手く行ったとします。
この違いはなんでしょうか。
その実行する人の奥にある意図。
さらに言うなれば，
その人の「在り方」がにじみ出ているのです。
極論ですが，
執拗な売り込みだったとしても，
「ホント，自分のノルマしか考えてないなコイツ。
意地でも買ってやるか！！」
と思うのか。
「結構きつい，売り込みだなぁ…。
欲しくはないけれど…でも
私には必要なものなんだろうなぁ。
ここで買っておかないと，
あとでひどい後悔をするかもしれない。
…それを懸念して，
しつこく売り込んでいるんだろうな」
…と思うのか。
その奥には，
その売り込む人の
一挙手一投足からにじみ出て
伝わってしまうのです。
禁断のテーマの理由
冒頭で…
今日はこれを禁断のテーマだと
お伝えしました。
なぜか。
「いや，あなたの思いに
問題があるからですよ」
「あなたのその在り方では
うまくいくはずがありません」
このように言われたら，
もうどうしようもないのではないでしょうか。
改善しようがないですよね。
ですので，
本来はコンサルティングを行う身としては
「言ってはいけない」
たぐいの話です。
ではどうしたらいいのか。
解決策は…
少なくとも，
マーケティングやセールスコピーなどの
テクニックでは解決しません。
凄腕コンサルタントが凄腕な理由
一般的に
凄腕のコンサルタントは，
２種類に分かれます。
ひとつは…
その根本のあり方や考え方，
マインドまで含めて成長させることが
できる人。
そして…
もうひとつが…
「別にコンサルタントのちからなど
はじめからなかったとしても
勝手に成果を出す人だけを相手に
コンサルティングをする人」
です。
もちろん…
誰がどうやっても，
救いようのない，成長の余地のない人は
どこにでもいます。
そんな人を相手にするのは
時間も労力も無駄です。
猫に「犬になれ」と言うくらい
絶望的で無理なことです。
けれど…世の中には
そんな人だけではありません。
勝手に成果を出す人もいれば，
誰かの力を借りて成果を出す人もいます。
そして，本当に腕がいい人であれば，
「成果を出せる範囲が広い」
と言うだけの話でした。
まとめ
人は，
文字や言葉に表さなくても
その奥の感情や思い，
在り方を感じ取る能力を
持っています。
ですので…
どれだけテクニックを駆使しても，
その前段階で
「嫌われてしまう」
時点で，テクニックは無効です。
かえって嫌悪感を煽るだけでしょう。
ただ…
在り方とか，思い…という言葉で
終わらせてしまうのは，
コンサルタントとしては，
本来アウトである…という話でした。
私個人的な思いとしては，
救いようのない，どうやっても
成長する余地のない人は上手く避けて…
「この人のために全力を尽くしたい」
と思えるクライアントのために，
私の持てる全てをつぎ込んで，
力になりたいと常々思います。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
ちなみに。
「在り方」を鍛えて高められる…
本当の意味で凄腕の方が，
この本の著者である張替さん。
彼の特別講演「成果を出す習慣」を聞いて，
個別指導を受け…成果のでる在り方に
自分を高めた方，他にいませんか？
今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。
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