こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表，
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
今日は，
ある経営者から面白い話を
聞かせていただいたときの
ことをお伝えします。
お題は，
「集客の【正解】って何？」
というものです。
「これやって正しいのかな」
「これって間違ってるかも…」
と，集客や売上アップに関して
迷うことがある方は，
最後まで読んで，
次に迷ったときのために
備えて下さい。
困ったときの「鉄板」対応策
私はマーケッターとして…
「困った時」
にはとりあえずこれをやっとけばいい…
というものがいくつかあります。
その一つは，
「人に聞く」
これに尽きます。
誰に聞いても，
何かしら得るものがありますから。
…ということで，
現在取り組んでいる，
セールスコピー習得のための
教材について，
より良いものにしようと…
ちょうど話す機会があった
ある経営者に
いろいろと尋ねてみました。
すると，
興味深い言葉を
いただきました。
「そもそも，
マーケティングってもの
自体がよくわからない」
これは…まあ，
「その方」
はそうなんだろうなぁと
思いながら聞かせていただきました。
業績を伸ばしている会社ですが…
経営者がずば抜けた行動力を
もっているので…
何でも動いて解決してしまって
いるからです。
なので…
マーケティングをしなくても
（効率は極めて悪いものの）
十分な利益が出ている状態です。
なので，
「マーケティングって
よくわからない」
というのは納得でした。
が。
次の言葉を聞いて，
「へー，
なるほど…」
と思いました。
それが…
「そもそもウチって
何をやったらいいか
わからない」
「結局，
何が正解なのかが
わからないから，
迷うんだよね…」
とのこと。
要するに…
「マーケティングにおける
【正解】という考え方」
を持っているのだな，と
実感しました。
マーケティングの正解とは何か
まず，
マーケティングにおける
正解とは何でしょうか。
極端に言えば，
「成果」
です。
例えば，
「集客」
という目的であれば，
「実際に顧客を獲得できること」
という結果をもたらした
【施策】が正解だ…
と考えることはできます。
ですが…
それはあくまでも結果論。
身もふたもないけれど，
「これさえやれば必ず結果が出る」
というものではないのが，
マーケティングの厳しさです。
…そう考えると，
正解などない，
ということになります。
つまり，
「存在しない正解を求めて
迷ってしまう」
という状況が
経営者にはある，
ということがわかったのです。
私としては，
「常に正しいのが顧客である。
私達にできるのは，
市場…すなわち顧客の声に
耳を傾けることである」
世界ナンバーワンマーケティングコンサルタント，
ジェイ・エイブラハムの教えに
従うのみ，となります。
正確には…
顧客の声にしっかり耳を傾ける。
それを元に，実際にマーケティングを
展開して，結果を測定。
そして改善を繰り返す，
ということになります。
例えば，
顧客が何を求めているのかを
しっかりとリサーチして，
チラシにして配布。
チラシの反応率を測定して，
改善を繰り返す。
…という感じでしょうか。
このように，
「正解が存在しないからこそ
小さくテストして
精度を高める」
のが適切なやり方だと言えます。
…が。
マーケティングを知らない方は，
「正解がわからないから
迷ってしまう」
という現状がある，
ということがわかったのです。
そこで…
教材に盛り込むのであれば
「マインドセットとして，
正解を求めることは
やめよう」
といったことを伝えるのでは
ないでしょうか。
そして…
教材の中に，
「顧客にリサーチするための
やり方」「何をリサーチしたらいいのか」
「顧客から得られる情報の
精度を高める方法」
「顧客から得た情報を
実際にどうやって活かしたら
いいのか」
などを教材に盛り込みます。
この教材の，この章を
学んでもらえたなら，
「正解を求める」
ということを手放せるのでは
ないでしょうか。
そして…
今回，
このように
経営者から話を聞くことで，
「実はマーケティングに
正解を求めてしまうから
なかなか行動できなかったり
迷ってしまったりする」
という人がいることがわかりました。
そして…
それを教材の中に盛り込んだらいい，
ということもわかりました，。
困ったときは，
「人に聞く」
というのは，今回もまた
役に立つ実践ノウハウでした。
なお…
全く役に立たない，
どうでもいい，
愚にもつかない情報が手に入ったときは…
「聞く相手の選び方」
の精度を高めるにはどうしたらいいのか，
という観点から学びが得られます。
あるいは…
「どのような質問の仕方をすれば，
適切な情報が得られるのだろうか…」
ということもわかるのです。
人間の「脳」の限界を超える方法
私は…先日，
頭の良い人には憧れる…
なんて話を書きました。
そのために努力してきた…
なんてことも書きました。
＜参照＞
では…
私が様々な努力を積み重ねて
来た結果…
私の脳の質量が
一般人の２倍になる，
なんてことはあり得るのか。
もちろん，ないですよね。
どれだけ研鑽しても，
しょせんは一人の人間の脳レベルの
思考でしかないということです。
…ということは，
他の人に聞くことで，
「一人の人間の脳レベル」
を超えられる可能性が出てくる，
ということですね。
特に，
セールスコピー【ライター】
という名称から，
「書く」イメージが強いかも知れませんが，
セールスコピーライターのしごとの
大半が「聞くこと」や「調べること」ばかり。
うまく，人の脳，
人の知恵を借りて，
「正解」ではなく
「成果」を手に入れたいものです。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
続編，書きました。
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