こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
今日は,セミナー集客の
「基本」について,
具体的な事例を通して
お伝えします。
もちろん,
「これだけ」
やればいいというわけでは
ないですが…
実際には「これすら」
やっていない方が,
「セミナーに人を集めるのが
大変…」
とぼやいています。
セミナーに人を集めたいと
思う方は,最後までご覧ください。
良いセミナーだということはわかるが…
ある友人から,
セミナーに誘われました。
残念ながら…
日程の都合で参加を断念したのですが…
「もしお知り合いで、
セミナーに来れそうな方が
いたら(以下略)」
とのこと。
紹介依頼するのは,
基本戦術。
さすが,基本をしっかり抑えています。
…が,
今回に関して,
紹介するのは
とてもむずかしい。
なぜなら…
紹介するには高すぎる壁
マーケティングのセミナーで
あることは確かですが。
内容はまったく知りません。
講師は,外国人。
残念ながら,知らない方です。
おそらく,自国では素晴らしい
成果を出していることは
確かでしょう。
…でないと,日本に呼ばれることは
ないでしょうからね。
ですが…
そのセミナーで教える内容が
日本国内において
通用するものなのかは
わかりません。
もちろん,
マーケティングの原理原則は
「人間が相手」
である限り,
有効です。
とはいえ,
国には文化や風俗,背景と
いうものがあります。
外国のコンテンツは,
それを
「日本風」
にアレンジしないと
なかなか使えません。
なお,
外国のコンテンツを
日本人向けにアレンジして,
それを伝えることで
大成功した人は
いくらでもいます。
例えば,神田昌典さんとか。
彼は,アメリカの
ダイレクトレスポンスマーケティングを
日本に普及させた方です。
話を戻します。
・どんなセミナーかわからない
・講師もどんな人かわからない
そして,日程は
2日間で,
金額は…高くはないですが
安くもないです。
仮に,参加するのが私であれば…
海外在住の友人が,
わざわざ帰国してまで
受講するのですから,
よほど確かな内容なのでしょう。
なによりも,
この友人の紹介ということであれば,
問題ないだろう…という絶対の確信があります。
また…文化的な背景は…
それこそ海外のコンテンツを
ずっと学んできた私であれば,
それを日本流にアレンジして
自分に適用するのは
それほど苦ではありません。
…が。
これを人に紹介するとなると,
「紹介責任」
というものが発生します。
内容がわからないということは,
適切なレベルがわからないということです。
例えば…
「初心者向け」
「中級者向け」
「上級者向け」
「物販向け」
「サービスの販売向け」
「スタッフ向け」
「経営者・マーケティング責任者向け」
なのかもわからないということです。
これでは…紹介したら
逆に迷惑を掛けてしまう
リスクすらあります。
そもそも,
自分が内容を知らないものを
「私の友人が紹介していました。
私の友人は確かな人なので,
このセミナ−も間違いありません」
と紹介するのは,
いささか乱暴です。
ではどうしたらいいのか。
この友人は,
このセミナーに対して
どのような関わりをしているのか。
単に良いセミナーだから
人に知ってもらいたいだけなのか。
それとも…
もっとこのセミナーを普及させる
何らかの責任や立場があるのか。
それはわかりません
(聞けばいいのですけどね…)
せっかく,外国から
講師を招聘しているのですから,
多くの人に受講いただきたい,
という気持ちはわかります。
…が。
内容もわからずに,
「マーケティングセミナー」
というただけで,
2日間セミナーというのは
なかなかハードルが高い。
このセミナー集客に必要なのは,
基本的な戦略でしょう。
日本において,
マーケティングセミナーというものは
少々,飽和気味です。
が…競合対策や
Sカーブ理論まで
話すと,長くなって
論点がずれるので
それらについてはばっさりカット!
シンプルに紹介します。
当たり前ですが,
階段は一段一段
上がっていかないと
登れません。
階段を登った先に,
「セミナー受講」
という結果がある…とします。
これは…
きっと階段ではなく
「壁」
というのでしょうね。
これでは登れません。
当たり前ですね。
ではどうしたらいいのか。
ステップを刻めばいいのです。
例えばこんな感じでしょうか。
これで登っていけますね。
さて,
今回のセミナー。
紹介するには壁が高すぎます。
もう一度繰り返すと
・内容がわからない
レベルも対象も不明。
・マーケティングセミナー
と言うだけでは
内容がありふれすぎている
・講師が外国人なので
日本において通用する
内容かどうかがわからない
・セミナー時間が2日間…と,
拘束時間が長すぎる
・セミナー受講料は,
(高くはないが)
決して安くはない
など様々な壁があります。
これをクリアーするには,
しっかりと
壁を超えるための戦略…
ビジネスモデルが必要なのです。
使い古された戦略
使い古された…というと
あまりいいイメージは
ないかもしれません。
…が。
逆に言えば,
「使い古される」
くらい効果的だったということです。
そして…
使い古されたからといって,
もう効果がない,という
わけではありません。
競合の関係で
昔ほどの効果はないでしょうが,
今なお十分に有効な
戦略モデルです。
ざっくりと言うとこんな感じです。
(1)メールアドレスの取得
(2)メールアドレス宛にプロモーションを展開
(3)フロントエンド商品の販売
(4)ミドルエンド商品の販売
(5)バックエンド商品の販売
おそらく…
今回のセミナーは
価格的に,そして規模的に考えると
ミドルエンド商品に相当するでしょう。
つまり…いきなりミドルエンド商品を
「よかったら紹介して」
と言われても…
なかなかハードルが高すぎます。
ではどうしたらいいのか。
上述のとおりに
(1)メールアドレスの取得
「登録いただいた方に
無料動画講座を提供します」
…などと,
きちんと「オファー」を用意して
メールアドレスを登録いただきます。
(2)ステップメール
随時,動画講座を展開しながら,
しっかりとメールを配信し続けて,
コミュニケーションを取ります。
(3)フロントエンド商品の販売
フロントエンド商品とは
入口として機能するための,
集客を目的とする商品を意味します。
フロントエンド商品の販売の
基本的な目的は,
「顧客の財布の口を開かせること」
です。
これ単体で,収益を得るのではなく,
後のミドルエンド商品,バックエンド商品で
収益化するための布石を打つ,
という考えかたになります。
今回だったら…
フロントセミナーじで,
3000円〜5000円くらいの
内容を展開するのが
現実的でしょうね。
(4)ミドルエンド商品の販売
そして…
そのセミナーの中で,
ミドルエンド商品たる,
今回のこの外国人講師の
セミナーを販売すればいいのです。
まあ,私だったら
それはやりませんが。
なぜなら…
私はコミュ障ですからね。
一対多数のコミュニケーションは
特に苦手です。
後日,別の名目で日を改めて,
一対一でセールスするでしょう。
紹介依頼をする場合
もし…
誰かに紹介依頼するのであれば…
今回のこのような
ビジネスモデルを構築して,
最初の
「無料動画」
の視聴登録をしてもらうことを
「紹介依頼」
するのが現実的でしょうね。
ちなみに,
これを「有料で依頼する」と
「アフィリエイト」
というものになります。
以上,セミナー集客戦略の
「基本」
でした。
これを元に,
ご自身の集客したいセミナーに当てはめて
考えてみてください。
あと…今日はスルーしましたが,
競合対策は不可欠です。
まあ…はっきり言って,
セミナー集客は
面倒ですよね。
その面倒なことを
ひとつひとつしっかりやればこそ
「成果」になるのです。
私も…
面倒だとは思いますが,
それでもしっかりと
やるべきことをやっていこうと
改めて実感します。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
…ということで,
今日のセミナーの詳細は
敢えて伏せてお伝えしました。
ただ…
「飯山が,
『この友人がオススメするなら絶対に間違いない』
と思えるセミナー…
ちょっと興味はあるぞ」
というありがたい方が…もしいたら,
こちらからご連絡ください。
フォームに「友人のセミナーの件」と
ご入力ください。
あなたのお役に立てる内容かどうかを
きちんと確認して…
場合によっては私の紹介責任として,
私のコンサルティングを
特典としてつける等,
何らかの保証をした上で
ご案内させていただきます。
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