こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表，
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
今日は，
大型商業施設，
BRANCH札幌月寒の
一部店舗プレオープンの日です。
その一部の店舗の中に，
スターバックスがあったため，
今日はいつも行くスタバではなく，
この新しいスタバに行ってきました。
そこで見かけた，
スタバ側の
「戦術」
について紹介します。
スタバの方法ですが，
スタバのようなブランドがなくても
使えますので，
ご安心ください。
単純かつ破壊力抜群の戦術
先程から…
２歳位の幼児が，
ジトッとした目つきで
私を見上げています。
やれやれ，
困ったものです。
私は，
カピバラならともかく，
人間の幼児に
見つめられても
嬉しくもなんともないのですか。
冗談はさておき。
ここのスタバ。
幼児用のスペースが
確保されています。
テーブルや椅子は低目。
全体的に柔らかい素材。
子どもが這い回ってもいいように
土足禁止。
ですので，
親子連れが
よく訪れています。
私はその専用エリアの
隣の一般席で，
ずっとMacBookに向かって
カタカタやってますが。
何組もの親子連れが
その専用エリアで
時間を過ごしています。
今回，スタバが上手いなと思ったのが…
ある小道具。
写真をお見せできればいいのですが，
下手に撮影することで，
社会的に致命的なダメージを
被るリスクがああるので，
写真はありません。
スタバが用意した
ある必殺アイテム。
それは…
「子ども用のスタバエプロン」
店員が普通にしているものと
同じ，緑色のエプロンです。
そのまま子ども用サイズに
なっています。
それを
店員が手渡しで
貸し出しているのです。
それを見て，
「お，スタバは親切だなぁ。
フラペチーノとかこぼして
ベチョベチョになるのを
防ぐために考えているんだな」
と思ったのですが。
ちょっと考えて，
「それはないな」
という結論になりました。
つまり，
文字通り
「スタバの戦術」
なのです。
スタバの戦術
親の気持ちに立ってみると
自分の可愛い子どもが，
「体にピッタリ」
の，
「【あの】スターバックスの
緑のエプロンを
身につけているのです。
そうなれば…
親がやることがシンプルです。
さっきから，
スマホのシャッター音が
断続的に店内に響いています。
親の気持ちに立ってみると
どうするのか。
言うまでもありません。
その写真をきっと，
SNSにでも投稿することでしょう。
これで，
子どもを使った
広告宣伝を
エプロン制作費
だけでできます。
もちろん，エプロンも
貸出ですので，
無料提供ではありませんから，
コストとしては微々たるものでしょう。
隙を生じぬ二段構え？！
よくある，ありきたりな
「インスタ映え」
狙いとは違います。
「子ども」
と，
「スタバエプロン」
の二段構えなのです。
なにせ，
子どもというものは，
私のような
「カピバラ脳」
の人でもない限り，
目を引きます。
人の本能として，
「反応してしまう」
ものなのです。
「脳科学マーケティング」な見地から，
「子ども」を使うのは
定石なのです。
その子どもが…
単なる子どもの写真ではなく，
「あの」スタバのエプロンを
している。
これは，
滅多にない体験です。
そのSNS投稿を見た，
他の「親」は羨ましくなるでしょう。
自分の子どもにも，
スタバのエプロンを着せて，
写真を取りたくなるでしょう。
こうして
「集客」
につながるのです。
スタバのブランド力と，
脳科学マーケティングを
組み合わせた，
二段構えの巧妙な
集客テクニックです。
では，
ブランドがない人は
どうすればいいのでしょうか。
実は二段構えではなく三段構え
「隙を生じぬ二段構え」
というのは，
某少年誌をご覧になっていた方は
きっと知っているであろう
言い回しです。
なので…
つい使ってみたくなりましたが。
実は二段構えではなく
三段構えなのです。
３つ目が，
人間心理。
特に，
人間の欲求の中に，
「他者に勝りたい」
というものは強烈に存在します。
つまり…
スタバのエプロンを付けた
子どもの写真で
「自慢したい」
のです。
この
「自慢したい」
という気持ちをうまく
活用できれば，
スタバのような
ブランド力が無くても，
うまくいくかも知れませんね。
例えば，
「自慢ツール」
を作ってあげるとか…
ここでいう「スタバのエプロン」ですね。
アメリカの事例ですが。
新車を買ったら，
ディーラーから，
記念品と
「バルーン」
が職場に贈られるそうです。
すると…
職場にバルーンが
浮いているわけですから，
周りの人は
「どうしたのですか？」
と聞くでしょう。
すると…
「いや〜
実は新車を買いまして…
(￣ー￣)ﾆﾔﾘ」
みたいな感じになるそうですよ。
スタバエプロンとか子どもとか。
小手先のテクニックのように見えますが。
奥にあるのは，
人間心理。
根本的な
原理原則通り。
極めて基本に忠実です。
やはり，
繁栄する企業は，
やることがシンプルですね。
見習いたいものです。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
単純かつ効果抜群の
客単価アップ戦術。
「明日には実施できる」
内容を，
少なくとも３つは紹介する
ワークショップ。
場所は札幌市内の会議室。
受講料は，優待登録者は，
正規募集の半額程度です。
日程は，８月上旬を予定しています。
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