わかっていないことがわかっていない現実

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羽田空港のエアポートラウンジにて。
ご覧のとおり、PCが2台。
一台はMacBookで、もう一台はDELLのノートPC。
なぜわざわざ2台なのか。
それは単にWordファイルを編集する必要があったからです。

MacBookではWordファイルは編集できません。
できるのかもしれませんが、Mac歴1ヶ月の身ですからよくわかりません。

ではDELLだけでもいいのかもしれませんが…1ヶ月でも使い慣れてしまうと、MacBookを手放せなくなります。

そんなわけで、重たい2台持ちです。

では、解決策としてどうすればいいのでしょうか。
単純に、MacBookにWordをインストールすればいいということでもあります。

そう思いながら、実は3週間くらい経ってしまっているのです。
というのも、どうにもOfficeシリーズの販売形態が新しくなってから全くもってよくわからなくなりました。

結局、どれを買えばいいのかがわからず、ずっと先延ばしにしてきました。
その結果、いい加減出先でWordファイルをいじらなければならなくなり、このような2台持ちの憂き目に遭っているわけです。

そこで。
まずはネットで調べてみました。
Microsoftの公式ウェブサイトを見てもあまりよくわかりません。
そこで他のいくつかのブログを見てみました。

「なるほどな」
と思いました。
そして今、現に2台持ちしているわけです。

何かわからないことに対する解決策は、ウェブで調べればいくらでも出てきます。
問題は、
「その出てきた解決策で、自分の問題は【本当に】解決するのだろうか」
ということ。

それがわからないのです。
だから、
「なるほど」
と思っても行動できないのです。

コピーライティングにおいて、3つの壁があると言われています。
1.顧客は広告を見ない・読まない
2.顧客は広告を信じない
3.顧客は行動しない

今回は広告の話ではないのですが、ウェブで調べたブログを見ました。
1の壁はクリアです。
けれど、行動していない以上3の壁は少なくとも超えていません。

では今回の壁は3なのでしょうか、それとも2なのでしょうか。

自分でもわからないので、思索してみました。

私の頭のなかでいろいろと脳内検索をします。

「パソコンに詳しい人」
かつ
「信用できる人」
で検索をかけたとします。

そこで出てきた検索結果として、
「ああ、この人は本当にパソコンに詳しく、かつ信頼できる」
という人がいるとします。

仮に。
その人が
「そうだね、あなたの場合はこのソフトがいいよ」
と言われたならば、私はきっと納得してそのソフトを買うことでしょう。

結論としては、
3ではなく2の「信じない」の壁で止まっていたのです。

世界ナンバーワンマーケティング・コンサルタントのジェイ・エイブラハムは、「卓越の戦略 上級編」で、
「ほとんどの人々は、何をしたらよいのか分からない。分かっていたら、すでにそれをやっているだろう。 つまり、人は、何も分かっていない、何も分かっていないことすら分かっていない」

と述べています。

当たり前ですが、
「何がわからないのかがわかっている」
人に対するメッセージと、
「何がわからないのかすらわからない」
人に対するメッセージは同じというわけにはいかないでしょう。

けれど、外形上は
「行動しない」
という点では同じです。

広告メッセージで、どうにも思うような反応が得られず困っているならば。
ちょっと視点を変えてみるのもひとつの手。
検証してみてください。あなたのメッセージは、
「何がわかっていないのかがわかっている人」
向けのメッセージになっていませんか?

わかっていないことすらわかっていない、そんな人向けにそのメッセージを発信しても伝わらないでしょう。

私も、今このブログを書きながらわかっていないことがわかっていないことに気が付いたのです。

そして、ジェイ・エイブラハムは
「ほとんどの人」
が、
「何もわかっていないことすらわかっていない」
と言っているのです。

ならば
何もわかっていない人向けという前提でメッセージを組み立てなおしてみてください。

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