コピーの成約率を左右する「専門用語」の使い方

コピーの成約率を左右する「専門用語」の使い方

コピーの成約率を左右する「専門用語」の使い方
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今日は,コピーの成約率を左右する「専門用語」の使い方について,書いていきます。
ポイントは「専門用語」の使い方です。
つまり,専門用語は「使うもの」です。

もしかしたら,コピーライティングを勉強したことがある方は
「専門用語はなるべく使うな」
という話を聞いたことがあるかもしれません。

ですので,そもそも「専門用語は避けるべき」と思っている方もいるかもしれません。

上述の通り,
「専門用語は【なるべく】使うな」
です。

言い換えると,「使うべき時は使った方がいい」ということにもなるのです。

例えば…
クライアントが私に,マーケティング的な内容について,やりたいことがあるので質問してきたことがあります。
ただ,その内容が,そのひと個人や会社の状況と合っていない,ということもあります。
難易度の高すぎるマーケティング施策だと,失敗する確率が高くなります。

それをどう説明していいか悩んで…分かる人にしかわからない説明をしました。

「今はまだ,アリアハン周辺でスライムを倒してレベル上げの最終だから,まだその施策は難しい。レベル3くらいでロマリア周辺で,さまようよろいと戦うようなものだ」

わからない人には全くわからない説明です。
これは,国民的RPG,ドラゴンクエスト3のネタです。
「アリアハン」とはゲーム開始直後の街で,「スライム」はもっとも弱い敵です。
弱い敵を倒してレベル上げをしないと,強い敵を倒すことはできません。
そして「ロマリア」はゲームが進んだ先の街で,「さまようよろい」はかなりの強敵です。
レベルが低い状態で遭遇すると,瞬殺されます。

ドラゴンクエスト3がわかる人には,このネタは通用します。

これが「専門用語」の変則的な使い方です。
分かる人にとっては,下手に専門用語を使わずに平易な言葉で説明するよりも,わかりやすくなります。

そう考えると,専門用語はある意味「圧縮言語」だと言えます。
その言葉の概念を,専門用語一言で説明できるわけですから。

究極の圧縮言語がオノマトペとなります。
オノマトペとは擬音語と擬態語の総称です。

かつてプロ野球の名選手,長嶋茂雄に対してある選手が「カーブの打ち方」を教わろうとしたところ,
「こう、ぐぐっと来てぐっと溜めて、スパーンと打つ!」
という解説を受けたそうです。

私にしてみれば,意味不明過ぎて混乱うるだけです。
なぜなら,私はオノマトペという超高速圧縮言語を理解できないからです。
「この人,何言ってるの?」
という感じです。
ですが…オノマトペを体感的に理解できる人は,言葉を積み重ねて理屈っぽく説明するよりも,よほど伝わるのでしょう。

オノマトペは行き過ぎですが,わかる人には分かる,圧縮言語が専門用語なのです。

つまり,その専門用語が理解できる人は,専門用語を使ったほうがより伝わるのです。

例えば…
「集客へ苦労している方へ」
というコピーがあるとします。

それを…ある程度マーケティングが分かる人向けに絞って,専門用語を混ぜるとこうなります。
「フロントエンド商品の開発にこまっている方へ」

フロントエンド商品は,「集客商品」とも言います。売上や利益,というよりも,まずは「顧客になってもらう」ことを優先して販売する商品なので,利益が出なかったり,赤字になることもありえます。
それでも,まずは「顧客」になってもらうことが大切です。

単に集客に困る…というよりも,どんな商品を「フロントエンドにしたらいいかわからない」という方が,より具体的でわかりやすくなります。
「フロントエンド」という専門用語を理解している人には,です。

前者のコピーであれば,マーケティングの初心者向けのコピーでしょう。
後者であれば,ある程度マーケティングをかじったことがある人向けとなります。

専門用語を使うことで,短い言葉でも顧客を分類できるようになるのです。

そこで,本当に狙いたいターゲット層を明確にします。
そのターゲット層に響く,専門用語を使えば成約率が上がる,ということになるのです。

その狙いたいターゲット層が,まったくの初心者であれば,専門用語は徹底的に排除する,ということになります。

これが,「専門用語」の使い方です。

専門用語=NG
ではありません。
その道ですでに専門知識を知っている人向けであれば専門用語を使うべきでしょう。

最後に,かなり微妙な例を紹介します。
例えば「パソコン教室」の集客をするとします。
全くの素人向けです。

もしかしたら「パソコン」が専門用語かもしれません。

そこで…
「家庭用の小型電子回路を利用する計算装置の使い方教室」

これでは「パソコン教室」と言ったほうがわかりやすいということです。
わかる人には一定の言葉を使う。当たり前でシンプルな話でした。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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