一度告知すれば覚えてもらえる…はずがない

一度告知すれば覚えてもらえる…はずがない

一度告知すれば覚えてもらえる…はずがない
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今日は,スターバックスでクライアントと打ち合わせ。
ホットコーヒーを注文したのに,なぜかアイスコーヒーが出てきました。
さすがにマイナス3度の中を歩いてきて,アイスコーヒーを飲む気にはならなかったので,
「ホットをお願いしたんですが…」
と言って替えてもらいました。

打ち合わせを終えて,次のアポへ備えて,別のスターバックスへ移動。
「One More Coffee」レシートを提示すると…店員は,

「アイスコーヒーでいいですか?」

先程の店は,そもそもレジ入力時点から間違っていたのか…と,苦笑い。

さて,今日のテーマは,
「One More Coffee」
です。

アイキャッチ画像だと見づらいので,印刷してある文字をそのまま書くと…

「One More Coffee ご案内
 スターバックスコーヒーの世界を1日お楽しみ下さい。

ドリップコーヒー購入時のレシートを当日営業終了までに持参すると,2杯目のドリップコーヒーを100円(税別)でお楽しみいただけます。

※対象商品:ドリップコーヒーのみ ※同一サイズでのご提供
※ホット/アイス選択可 ※他店可 ※切離し無効 ※一部店舗除く」

先日,ある人と話していた時に,この「One More Coffee」の話をしたら,
「知らなかった」
とのことでした。

なにかにつけて,私は「One More Coffee」の話をしているのですが,まだまだ「知らなかった」という人がいます。

…別に,スタバの「One More Coffee」の宣伝をしたいわけではありません。

私の認識と現実との間に「ズレ」がある,という話です。

私は基本的に,スタバではコーヒーを飲みます。
フラペチーノ…といった激甘系の飲み物は,年に1回飲むかどうか,です。

そして,この「One More Coffee」サービスを使って,1店舗目で打ち合わせしてから,移動。
2店舗目に入って作業したり,あるいは2店舗目でも打ち合わせ…ということは珍しくありません。

2店舗目の「場所代」が100円(税別)で済むのはありがたい話です。
ですので,この「One More Coffee」は,私のように外で仕事をする人にとっては,とてもありがたいサービスです。

つまり…「One More Coffee」を知らない,ということはある意味「あり得ない」わけです。
けれど,「知らない人」は現実にはまだまだいるわけです。

知らない原因は,ドリップコーヒーを注文しないと告知されないから,でしょう。
今もスタバの店内でこのブログを書いていますが,後ろから店員が,
「One More Coffeeのご案内です」
と顧客に声掛けしているのが聞こえます。

ドリップコーヒーを注文すれば,顧客に声掛けします。
注文しなければ,声掛けはありません。注文前のメニュー選択時に,
「ドリップコーヒーにすれば,2杯目が100円(税別)で飲めますよ」
というセールストークはないわけです。

ですので,実際に「知る人ぞ知る」メニューとなっているわけです。

これはそのまま,あなたの商品やサービスに当てはまることです。

「あなた」は,あなたの商品やサービスを十分に知っています。
顧客にも宣伝してきた「つもり」です。
だから,「きっと」顧客もあなたの商品やサービスを「知っているだろう」と思っているのではないでしょうか。

ですが…実際に知っているかどうかはまた別の話なのです。

1回説明したから,覚えてもらっているだろう…

と思っているかもしれません。
そんなことはあるはずがないのです。
何度も何度も説明しなければいけないのです。

もしかしたら,あなたはこう思われるかもしれません。
「顧客から『その話はもう聞いたよ』と言われるかもしれない」

もし,本当に顧客から
と言われたら…その時は,
「覚えていてくださってありがとうございます」
と言えばいいだけの話です。

そして,そのまま話を続ければいいのです。
また別の時に,また同じ話をしてみて下さい。

また
「その話はもう聞いたよ…ってこの前言ったよね」
と言われたら,
「素晴らしい記憶力ですね。本当に覚えていてくださってありがとうございます」
と言えばいいのです。

ですが,このような方は,あなたの顧客の10人中1人,いるかどうか,ではないでしょうか。

私は,
「前にこの話はしたと思いますが,復習もかねてもう一度…」
と前置きしてから話すこともあります。

背後にあるのは,
「あなたの顧客は忙しい」
ということです。

思春期の子が,朝から晩まで気になる異性のことを考えているがごとく,顧客はあなたのことを考えてくれている…わけがありません。
もし,そんな人がいたら,逆に怖いくらいでしょう。

ですので,あなたが「すでに話をしたから知っている」と思っても,伝わっていないことは十分にあるのです。

繰り返します。
同じ話をいて,
「その話はもう聞いたよ」
と言われたら,
「覚えていてくださってありがとうございます」
と言えばいいのです。

同じ内容のDMを2回送ったとします。
連絡が来て,
「一度見たDMがまた送られてきたよ」
と言われたら…
「二回も,弊社のDMを御覧いただきましてありがとうございます」
でいいのです。

実際に,あなたの記憶の限りで,同じ会社から複数回送られてきたDMを,複数回見た…という体験はあるでしょうか。
それが答えです。

忙しくて見ていないか,忘れているか,どのどちらかです。
だからこそ,DMは複数回送らないと行けないのです。

考え方は一緒です。
大切なメッセージは,何度も伝えてあげて下さい。

最後に蛇足。
スタバの「One More Coffee」をブログで書くのは…私の記憶が正しければ2回目です。
きっと,あなたは,「One More Coffee」の記事をはじめてご覧いただいたのではないでしょうか。

もし…「前回も見た」ということであれば…
前回に引き続き,今回もご覧いただきましてありがとうございます。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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