セミナー・イベント集客における鉄則中の鉄則

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セミナー・イベント集客における鉄則中の鉄則
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2015年7月。
世界ナンバーワンマーケティングコンサルタント,ジェイ・エイブラハムが来日し,「戦略的ビジネス構築セミナー2015」が開催されました。
参加費の定価は75万円。
VIP席とか,ダイヤモンド席,プラチナ席などといったランクの席だったら…いくらになることでしょうか。

それだけ,彼から「直接」学ぶことには,価値がある,ということになります。

さて,このジェイ・エイブラハム来日に関して,なかなか興味深い体験をしました。
それは,彼の出版記念講演です。
彼の新しい著書が出版され,その出版記念講演が開催されました。

日本人にとってみれば,ジェイ・エイブラハム本人から直接話を聴く…というのは極めて稀な体験です。
DVD等による動画コンテンツを扱っている会社もありますが…それでもン十万単位の受講料が掛かります。
あるいは,書籍の販売もしています。ですが,それ以外の選択肢となれば,アメリカに出向き,彼のセミナーを英語で受講する…といった感じでしょうか。あるいは,彼に莫大な報酬を払って直接コンサルティングを受けることもできます。

いずれにしても,彼の姿や声を見聞きするにはン十万と掛かり,それ以外の選択肢と言えば,本をよむくらいです。

そんな彼が…出版記念講演を開催したのです。
受講料は…確か2万3000円程度。

ン十万円単位と比べたら,非常に安価です。

…という話を,同じジェイ・エイブラハムのマーケティング戦略を学ぶ,ある仲間に話をしました。
その仲間に話をした時点で,その出版記念講演は翌日でした。
九州を拠点に活動し,たまたま東京に来ていた彼は…帰る飛行機を変更。携帯電話で話をしながら頭を何度も何度も下げて…仕事を全てキャンセル。
翌日,一緒にそのジェイ・エイブラハムの出版記念講演に参加することになったのです。

彼にとっては,ン十万は出せないけれど,ずっとジェイ・エイブラハムのマーケティング哲学を学び続けてきた以上,一度でいいので,ジェイ・エイブラハム本人の姿を見て,彼の肉声を聞いてみたかったのでしょう。

さて,このエピソードは,セミナー集客などにおいて,非常に大きな学びになります。

彼は,【どうしても】ジェイ・エイブラハムの出版記念講演に参加したかったのです。
そのために,飛行機を変更し(通常,変更すると大きな費用が発生します),宿泊費も掛かるでしょう。
仕事も無理やりキャンセルしたので,その影響は多々あるかもしれません。

そこまでしてでも,彼は時間を確保して,出版記念講演に参加しました。

つまり,スケジュールというのは,全て自分の自由でコントロールできるということなのです。
言い換えると,スケジュールは,全て優先順位にもとづいて設定されているのです。

セミナーやイベントの集客が難しいのは,日時場所をブロックしなければいけない点にあります。

例えば,来月1日,東京でセミナーがあるとします。
私は行きません。
なぜなら,すでに予定が入っています。あるいは,東京までのフライトチケットを手配するにしてもこれだけ予定が近いと高く付きます。
そこまでして行きたいセミナーだとは言えないからです。

ですが…もし,ジェイ・エイブラハム本人が来日して,しかも5万円で直接学べる機会だったとしらどうでしょうか。
何としてでも行くことになったでしょう。

このように,人は優先順位は全て,自分で決めており,その優先順位で判断しているのです。

ですので,
「その日は予定があるから行けません」
ということは,理論上存在しないのです。

とはいえ,実際にセミナーやイベントの集客をするならば,
「いや〜その日はちょっと」
と言われることは珍しくありません。

ではどうしたらいいのか。
コツはたった1つ。順番です。

はじめに日時を知ったら,
「あ,その日は無理」
で終わってしまいます。

ですので,はじめにそのセミナーの魅力を徹底的に伝えて,行きたい気持ちになってもらうのです。
その後に,日時場所を伝えます。
この順番にすることで,仮にその日時が埋まっていたとしても,
【優先順位の天秤に掛けてもらえる】
ようになります。

つまり…
「あ,その日はすでに先約が…でも,このイベント,行きたいな…どうしようかな…」
と思ってもらえるようになるのです。

先に日時場所を伝えてしまったら,
「あ,その日は無理」
となり,優先順位の天秤には掛けてもらえないのです。
順番が命,ということになります。

ちなみに,最終的にどちらに天秤が傾くのか。
それは,そのセミナーやイベントの魅力をどれだけ伝えられるか。これに懸かってきます。
結局行き着くところは,セールスコピー力,あるいはセールス力です。

とはいえ,そのセールス力すらも,先に日時場所を伝えてしまったら発揮できません。

セミナーやイベントの告知の鉄則。
日時場所は必ず最後です。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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