七夕だからこそ学ぶ「D」という鍵

七夕だからこそ学ぶ「D」という鍵

七夕だからこそ学ぶ「D」という鍵
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今日は七夕です。
七夕と言えば…短冊に,願い事を書く,という考え方があります。

ということで,例によって突然の「ひっかけ問題」です。
あなたも短冊に願い事を書くとします。
あなたは,どんな内容を短冊に書くでしょうか。
実際に書くか…あるいは,頭のなかで想像してみて下さい。

そして,あなたが,「マーケティング」や「コピーライティング」をする立場だった場合…ここでやってはいけないことがあります。それは何でしょうか。
考えてみて下さい。

…というのも,私自身が,この短冊の「お題」を突きつけられた時に,気づいたことがあったからです。

コピーライティングにおいて,AIDAの法則というものがあります。

A…ATTENTION(注意)
I…INTEREST(興味)
D…DESIRE(欲望)
A…ACTION(行動)

この流れに従って,コピーを展開すべし…という考え方です。

「営業の神様」と呼ばれ,全世界で500万人以上が受講した販売心理学講座を教えている,アメリカのコンサルタント,ブライアン・トレーシー。
彼の「成果を上げるタイムマネジメント講座」の,一番最初に教えている考え方があります。

それが「4D」と呼ぶ4つの必要な条件です。

DESIRE(欲求)
DECISION(決意)
DISCIPLINE(鍛錬)
DETERMINATION(決断)
です。

全米トップクラスの戦略ビジネスコーチ,リッチ・シェフレン。
彼は無料レポートを1本書くだけで,何億も稼ぐ…どころか,何年も前に書いたレポートが,それを発表してから10年以上経っても未だに1億円以上の収益をもたらしているのだとか。
彼の最大の強みは,「需要を自ら作り出すことができる起業家」であるということです。

これは…セールスコピーを学んだことがある人にとってみたら,完全なファンタジーの領域です。
なぜなら,コピーというものは昔から「需要を作り出すことはできない」と言い続けてきたからです。

結果的に,需要を作り出して大ヒットした起業家は他にもあります。
例えば,スティーブ・ジョブズ。「iPhone」など欲しい,と言っていた人は誰もいなかったはずです。なぜなら,そんな「存在しないもの」を欲しいと思える人などいないからです。
ところが…彼が「iPhone」を世に出してからの,Appleの,iPhoneの快進撃はあなたもご存知でしょう。

需要を作り出す,ということはこのiPhoneを作り出すがごとく難しい話です。

私もこの業界で10年以上学んで実践していますが,「自ら需要を作り出すことができる」とはっきり断言できるのは,このリッチ・シェフレンだけ。

そんな彼が20年以上掛けて習得したマーケティング&セールス技法を体系化して教えるコース。
それが,「D3」というタイトルです。

DESIRE(欲求)
DEMAND(需要)
DOMINATION(支配)
です。

さて,ここまで3つ書きました。
共通項はなにか。

DESIRE(欲求)
です。

コピーライティングにおける欲求。
何かを学ぶための欲求。
需要を作り出すためにも欲求。

コピーライティングやマーケティングにおいて,顧客の「欲求」をいかに掴むのか。
これが鍵になります。

…という実に当たり障りのない,無難な考え方は,そろそろ脇に置きます。

冒頭の「ひっかけ問題」です。
あなたはどんなことを短冊に書いたでしょうか。
あるいは,どんなことを短冊に書く想像をしたでしょうか。

ここで,やってはいけないもの。
それが次の質問です。
「あなたは【いくつ】願い事を書きましたか」
というものです。

やってはいけないのは,願い事を1つしか書かないことです。

もう一度,冒頭を読み返してみて下さい。
私は一言も「願い事は1つ」とは言っていません。
だから,願い事が10個あれば,10個書けば良いのです。100個あれば100個書けば良いのです。1000個あれば1000個書けば良いのです。10000個あれば10000個書けば良いのです。

何個でも書けば良いのです。
なぜ1個しか書かないのでしょうか。

もちろん,願い事を10000個も短冊に書いて,それを吊るしたら…竹が重さに負けてへし折れる可能性があるでしょう。
あまり現実的ではないかもしれません。

ですが…敢えて言うならば,ここで短冊に書かない願い事は,叶うことはないでしょう。
なぜなら,「言語化できていない」ような思いが実現するはずないからです。

もちろん,短冊に書いたものが人に見られるわけにはいかない…という人もいるでしょう。
例えば,
「全国に愛人を一人ずつつくる」
みたいなものとか。
「■国人をこの世から全て駆逐する」
といったものは,とても人に見られるわけにはいきません。

ただ…それでも「そういう思いを抱いている」ということを自覚しないと,欲求を制限してしまうことになりかねません。

まあ,
「■国人をこの世から全て駆逐する」
はさておき,一番問題なのは,
「短冊を1枚書く」
という発想です。

あなたの見込み客は欲求を1つしか持っていない,なんてことはありません。
口に出さないだけで,たくさんの願望を持っているはずです。

ところが,あなたが「短冊を1枚書く」すなわち,「願望を1つしか持たない」ように制限していたら…そんな顧客の願望や欲求を理解できるはずがないのです。

表に出すかどうかは別です。ただ,願望や欲求は,制限しないで下さい。

最後に。
昔,あるセミナーで紹介されたワークがあります。
一時期,気に入っていて,毎日取り組んでいたことがあります。

1.キッチンタイマーか何かを用意する。
2.3分間経ったら音がなるように設定する。
3.3分間で,思いつくありとあらゆる願望や欲求全てを紙に書き出す。ここでのコツは,書いたものは絶対に人には見せないので,自分に正直に書く。

私は,当時気に入ってよく聴いていた曲が3分ちょうどで終わるものでした。
そこで,その曲を掛けて,紙に願望を書き出します。
曲ですから,あとどれくらいで終わるのかもわかります。
ラストスパートで,必死に書いたのを覚えています。

ちなみに,
「何を書いた」
のではなく,
「何個書いた」
かが重要です。
3分間で25個以上書けなければアウト。
コンスタントに25個以上書けるようになるまで,毎日繰り返して下さい。

健闘を祈ります。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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