文字で書いてはいけないもの

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文字で書いてはいけないもの
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あなたは,スーパーセルというものをご存知でしょうか。

ウィキペディアによれば,
「スーパーセル(supercell)とは、回転する継続した上昇気流域(メソサイクロン)を伴った、単一セルで構成される、非常に激しい嵐(雷雲群)のこと。」
とのことです。

さて,これだけ読んで,どれだけよく分かる人がいるでしょうか。

では,どうすれば,もっとよく分かるでしょうか。

先程の説明では,まったくリアリティも何も感じず,理解に苦しむだけでしょう。

では,ビジュアルで解説できたらどうなるでしょうか。

例えば,Googleのイメージ検索をすれば,いくらでも写真が出てきます。

さて,今日のテーマは,
「文字で書いてはいけないもの」
です。

最終的には,文字で表現する必要はあるかもしれません。
ですが…それでも,図や表,デザインなどで表示できるものは,したほうがいいのではないでしょうか。

非常に有名な書籍「7つの習慣」というものがあります。
読んだことがある方ならば,きっと印象に残っているでしょう。
丸の中に,下向きと上向きの三角形がそれぞれ上下にあって,それぞれの三角形の中に,さらに三角形があり…,それぞれ第1の習慣から第7の習慣まで割り当てられています。

※よくわからない方は,イメージ検索してみて下さい。

この図自体は,著者であるスティーブン・コヴィー博士が考案したものではなく,別の方が考えたものなのだそうです。

また,その7つの習慣の中でも,緊急度と優先度に関する4つの領域の図は見たことがあるはずです。
単に,
「緊急ではないが,重要なことを優先するべし」
と文字で書くよりも,きちんとそれぞれを図示した上で,「第二領域が重要」と説明するほうが,印象に残るのではないでしょうか。

全米トップの,ビジネス戦略コーチ,リッチ・シェフレン。
彼は,インターネットビジネスマニフェストという無料レポートを公開。
これを元に,約20万円くらいのオンラインビジネスコーチのコースを販売して,200億円くらいは売り上げたのだそうです。

このインターネットビジネスマニフェストですが,オンラインに公開して100万ダウンロードくらいまでは数えていたらしいのですが,今ではどれだけがダウンロードされたのかもわかりません。
それくらい,膨大に広がっていきました。

その原因は何なのか。

もちろん,いろいろあるでしょう。
その要因の一つに,リッチ・シェフレン本人は,「デザイン」がある,と言っています。
インターネットビジネスをする人の仕事の内容を,マインドマップのように,放射状に広がっていく図を展開。
その膨大な仕事量の真ん中に「YOU」と書かれています。つまり,自分です。

インターネットビジネスで,これだけの膨大な仕事を一人でこなせるのでしょうか。
その前に,きちんと戦略を立てないとやってられないのではないでしょうか。

…というメッセージを,その図を使って,一瞬で叩き込んだのです。
それを見て興味を惹かれ,無料ダウンロードに進んでいった,と言われています。

コピーでは,もっとシンプルに図を使ったほうがいい,ということもあります。

例えば,オンラインで,何かコースを販売するとします。
いわゆる松竹梅のように,3つのコースがあるとします。

その場合,
松コース…特典A,特典B,特典C
竹コース…特典A,特典B
梅コース…特典A
これをきちんと図で示したほうがずっとわかりやすくなるでしょう。

実際,これだけ図や表,デザインを使う必要性を主張しておきながら,結局このブログでも一つも図が出てきません。
なぜなら…ちょっと面倒だからです。

ですが,何かを販売するためのページであれば,面倒などとは言っていられません。

ぜひ,あなたも取り組んでみて下さい。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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