素晴らしいセールスコピーに隠された要素

素晴らしいセールスコピーに隠された要素

素晴らしいセールスコピーに隠された要素
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ここ数日,あるプロダクトローンチによる,プロモーションを見ていました。
かつては大活躍していた凄腕セールスコピーライターで,最近は右腕や部下が育ってきたのでしょう。
あまり活躍している様子はなかったのですが,久々にその彼によるプロモーションです。

動画コンテンツをじっくりと見て…ついに公開された,セールスレター。
さすが,素晴らしいと言う他ありません。

コンテンツ自体から学べたり,あるいはプロモーションの中の動画でも学べることはたくさんあります。
ですが,久々にこの凄腕セールスコピーライターが書いたセールスコピーを見て…
「やっぱり凄いな」
と実感。

私の目から,ここしばらくの活躍の様子が見えていなかっただけです。
彼自身がセールスコピーライターとして活動していないわけではないのでしょう。
彼が書いたセールスコピーは,ますます磨きがかかっているように感じました。

読んでいて実感するのが…まさに彼が目の前でしゃべっているかのような印象を受けることです。
私は彼の動画コンテンツで勉強したこともあるので,彼のしゃべり方,口調,口癖,声のトーン,しゃべる速さなどは,何度も何度も耳にしてきました。

そのせいでしょうか。
彼の書くコピーを読んでいると…まるで彼がしゃべっているかのように,脳内に彼の声が再生しているような印象を受けるのです。

では,どうしたらそんなコピーが書けるのか…というのは今日のテーマではありません。
なぜなら,そんなことをこのブログで書けるはずがないからです。
理由はいくつかあります。
そのセールスコピーを読んで,私が「彼がしゃべっているかのような印象」を受けるのは,私が何度も何度も彼の音声コンテンツを耳にしてきたからです。

そんな限られた状況下でないとありえないようなノウハウを伝えても意味がないでしょう。

あるいは,そんな素晴らしいコピーが書けるのは,国内最高峰の彼のセールスコピーライターとしての実力がアレばこそ…で話が終わってしまいます。
彼がなぜそこまで実力をつけたか…など,彼と同じかそれ以上の時間を掛けないと,解説しようがないでしょう。

ですので,今日はなぜこのセールスコピーがここまで素晴らしいのか…という話ではありません。

では,今日のテーマは何か。

改めて思ったことは,彼のコピーは
「凄い」
と思うところはいっぱいありましたが…それと同時に,
「極めて基本的」
なことを忠実に実行している…という印象も受けました。

それが,
「ターゲットを明確にイメージして書いている」
ということです。

別の言い方をするならば,
「バックエンド商品を売るためのコピーを書いている」
と言えます。

ちょっと想像してみて下さい。
あなたは,誰とでも同じ言葉遣いをするでしょうか。

初めての方には,
「はじめまして」
ということで,丁寧な言葉を使います。

慣れてきて,親しくなればなるほど,砕けた言葉を使うこともあるかもしれません。

けれど,
「はじめまして」
の人に対して砕けた言葉を使うと,妙に馴れ馴れしい印象になってしまうでしょう。

逆に,親しい人に「はじめまして」の人向けの言葉を使うと,よそよそしかったり他人行儀になったり…場合によっては寂しく思うかもしれません。

これが,そのままコピーにも適用できます。

初めての方には,丁寧な言葉遣いで一つ一つじっくりと言葉を重ねてコピーを展開します。
けれど…親しい人,言い換えると「バックエンド商品の販売」だったら,そこまでは必要ではないかもしれません。

今回のコピーは,顧客の中でも上位1.5%のVIPだけに販売する商品でした。

なので,ある意味非常に親しげな言葉遣いのコピーが印象に残りました。

「ヤバイ」
とか,
「凄い」
とか,
「マジ」
とか…。

特に面白かったのが,価格のプレゼンテーション。

「VIPのあなたに価格のプレゼンをしてもしょうがない」
と言わんばかりの内容です。
(そのままではありませんが,ほぼそんな感じのコピーです。そのコピーをお見せできればいいのですが【転送禁止】と言われているので,URLのリンクはできません)

「VIPのあなたなら,うちらの商品の良さはわかってくれるはずだ」
こんなニュアンスのコピー,フロントエンド商品の販売では絶対に使えません。
きちんと,バックエンド商品の販売だとわかった上で言葉を選んでいます。

ここで言っていることは,本当に当たり前のことです。
ただ…それでもこの当たり前が出来ていないことが多々あります。

特に多いのが,バックエンド商品の販売なのに,フロントエンド商品の販売のようなコピーを展開すること。
ここで自己紹介などはじめてしまったら,回りくどくて仕方がないでしょう。

その効果は…
「あ,これ私向きの商品じゃない」
となって,コピーの続きを見てもらえなくなります。

本当に基本ですが,
「誰に向けて書かれたコピーなのか」

これを意識することは忘れてはいけません。

凄いコピーではあるのですが,こういった基本を確実に押さえた積み重ねが,この素晴らしいコピーなのでしょう。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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