言いたい時こそ言ってはいけない言葉

言いたい時こそ言ってはいけない言葉

言いたい時こそ言ってはいけない言葉
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本当なのかどうかのかは知りません。
聞いた話です。
アメリカのある統計によると
「人前で話す時の恐怖は,死ぬ時を上回る」
のだそうです。

別の表現をするならば,
「人前で話すくらいなら死んだほうがマシ」
というくらい,恐いのだとか。

アメリカに限らず,もちろん日本国内でも人前で話すことについて恐怖や緊張を覚える人は少なくないでしょう。

そんな場面だからこそ,
「その人の地力が如実に現れる」
とも言えます。

私の個人的な見解です。
他の人はどう思っているか知りません。

本当の,「心の強さ」と「人前で緊張するかしないか」という話はまったく別の話です。

どれだけ心が強くても,人前で話す時に緊張する人はいるでしょう。
心が弱くても,人前で話すのが,あまり緊張しない,ということもあるかもしれません。

…という前提で考えた時。
私が,
「あ,この方は本当に心が強い人だな」
と感じる時。
「あ,この人は…(緊張のあまり)逃げたな」
と感じる時があります。

人前で話す時に,手が震えている人はいるでしょう。
声が震えたりかすれたりする人もいるでしょう。
あるいは,人前で話すときに,吃音(きつおん)になることもあるかもしれません。

定義【吃音(きつおん)】
発声時に第1音が円滑に出なかったり、ある音を繰り返したり伸ばしたり、無音が続いたりする言語障害。

もしかしたら…全身震えたり,涙や鼻水が出たりする…かもしれません。

それでも,それらの現象が起きているだけであれば「心の強い人だな」と思って見ているだけです。
ですが…ある一言を言ってしまった瞬間に,
「あ,…逃げた」
と感じます。その一言。非常に残念な一言。
それは何でしょうか。
ぜひ考えてみて下さい。

私は,
「言葉の裏のメッセージ」
を非常に大切にします。

極端な例であれば,京都弁の
「ぶぶ漬け食べますか?」
というアレです。

ぶぶ漬けはともかく,よくあるのが,
「おたくの子どもは,ピアノをよく練習してますね」
という言葉から,
「うるさくて迷惑なんだよ!」
という意図を伝えることになります。

つまり,ある一言を言うことで,まったくその「言葉本来の意味とは違う意図が伝わる」ことがあり得るのです。

きっと,あなたも一度や二度は耳にしたことがあるでしょう。
学生時代に,友達やクラスメートが,
「やばい,(テスト)勉強,全然していない…」
と言いながら,やたらと高得点を叩き出した人。

「どこが勉強していないんだよ,この嘘つきめ」
と思ったことがあるかもしれません。

これが,
「言っていることと意図とのギャップ」
の例です。

では,先程の人前で話すときの場面に戻します。

言ってはいけない一言。
それは,
「緊張しています」
の一言です。

手が震えているのは,見ればわかります。
声が震えているのは,言われなくてもわかります。
緊張している様子は,一挙手一投足伝わってきます。

だからこそ,
「緊張しています」
という一言は言ってはいけません。

その一言を言うことで,
「私は緊張して上手く話せないかもしれないけど,許してね」
と聴衆に許しを請う,という意図が伝わることになります。
そんなつもりはなくても,です。
つまり,自分が「緊張に耐えかねて逃げたい」あまりに,許しを請うて「緊張しています」と言ってしまうのです。

だからこそ,どれだけ涙が出ても手や声が震えても,上手く話せなくても,
「緊張しています」
という言葉をぐっとこらえている人は,
「自分の,緊張してしまうその恐怖感に正面から向き合って耐え抜いている」
からこそ,本当に心が強い人だ,と私は感じます。

自分の弱さを,相手に押し付けるか。それとも自分が向き合って受けて立つか。
その一言が出るか出ないかで左右されます。

だからこそ,
「言わぬが花」
なのです。

ちょっと想像してみて下さい。
あなたが,病気にかかります。
手術をしないと,命に関わります。
手術を受けることになりました。

当日。
手術台の上に横たわります。
手術を受けたことがある人ならきっと覚えているでしょう。
実に独特の緊張感があります。
全身麻酔ならともかく,部分麻酔だった場合,意識があるので会話や物音,空気感まで察知できます。

そんな状況下で,執刀する医師が,
「実は今日,はじめての手術なんで緊張しています」
と言われたらどう思うでしょうか。

医師は…緊張したり不安になるのは当然でしょう。その緊張感に耐えかねて,その不安を患者に押し付けたのです。
「緊張しています」
ということで,
「上手く行かなくても,緊張しているんだから仕方ないよね」
という意図を伝えることになるのです。

これは…さすがに専門家としては許されざる言葉でしょう。
言ってはいけない言葉です。言いたいからこそ我慢しなければなりません。

「初めて扱う商品なので…」
「まだ配属あれて3日なので…」
「実はまだ実績がなくて…」
「忙しくて手が回らなくて…」
「人手が足りなくて…」

いろいろあるでしょう。
それらは,言われなくても分かることです。
言いたいことでもあります。
だからこそ,ぐっと我慢してみて下さい。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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