売り込み臭さの原因とその解消法

売り込み臭さの原因とその解消法

売り込み臭さの原因とその解消法
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

先日、Facebookで、ある人の投稿を見て、
「凄いなぁ」
「羨ましいなぁ」
と感じることがありました。

前後の文脈はよくわかりません。
この、ある人のことを、仮にAさんとします。

おそらく、Aさんと、誰か別の人(仮にBさん)が、Facebook上で「友達」になったようです。
ですが、直接面識はなかったのでしょう。

その上で、Bさんからのメッセージに、Aさんは、
「いきなり売り込みですか。不愉快です」
と返していました。
そんなやりとりのメッセンジャーのスクリーンショットを公開していました。

おそらく、その人を「ブロック」してから、公開しているのでしょう。

確かに、ろくに面識もなく、何のメリットもない中で、一方的な売り込みを受けたら、不愉快でしょう。
それをはっきりと言える点が、羨ましいと感じた次第です。

私は、先日会って数秒でしつこく何度も売り込みをしてくる人と会いました。
あまり興味がなかったので、とりあえず「はい」も「いいえ」も言わずにいたら、めげずに何度も売り込みをしてきました。
そのメンタルの強さは、羨ましい限りです。
見習いたいものです。

しかし…私には、なんとも
「がっついていて見苦しい」
という印象でしかありませんでした。

そんなときに、上記の出来事を思い出したのです。
もし、そこで私も、
「会ってすぐに売り込みなんて、見苦しいのでやめてください」
と言えればいいのですが…言えませんでした。

先日、ある起業家の方と会って話す機会がありました。
個人事業主の方で、事業を大きく発展させようと意気込んでいました。
そこで、法人化するかどうかについて聞いてみたところ、
「売り込みですか?」
とのこと。

その一言が…数日経った今も、どうにも忘れられず気分が悪いです。

なぜ気分が悪いのか…と言えば、自分が
「見苦しい」
と思ったことを、結果的に人にやっていたからです。

私からしたら、単に節税などの関係で法人化したほうがメリットがあるかもしれないから…くらいのつもりでした。
ですが、相手が
「売り込みですか?」
と言った以上、それが正しいのです。
なぜなら、コミュニケーションは、伝わったことが伝えたことですから。

あれからしばらく考えて、改めて思ったこと。

売り込みだったとしても、相手に
「売り込みですか?」
などと言わせないようにするにはどうしたらいいのか、ということです。

相手が売り込みだと思うのは仕方がないにしても、それを口にする、ということは、
「売り込みなんて不愉快だから、黙ってろ」
という意図がそこに込められていることになります。

ですから、思われても言われないようにするにはどうしたらいいのか、ということです。
すなわち、
「売り込みだとわかっていても、話を聞かずにはいられない」
ということです。

「話を聞かずにはいられない」
のですから、
「売り込みですか?(黙ってろ)」
という言葉を投げかけられることはありません。

「話を聞かずにはいられない」
と思ってもらうには…わかりやすく、聞いてもらう人にとっての明確なベネフィットを伝えることが必要になるのです。

私利私欲にかられて、目先のお金を追いかけるから、その強欲さを嗅ぎつけて、相手に不快感を与えるのです。
真摯に、相手にとってのベネフィットを伝えればこそ、
「売り込み」
だと感じたとしても、
「まずは聞いてみようかな」
となるのです。

セールスメッセージ…自分の言いたいことの売り込み一辺倒になっていないでしょうか。
私も、セールスコピーとか、マーケティングだったらともかく、法人化という登記手続きについては、あまり意識していなかったので、相手に売り込み臭さを伝えてしまいました。
反省しなければなりません。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

追伸
実際に、セールスメッセージや広告のコピーで、売り込み臭さは自分ではなかなか気づきにくいにも現実です。
一度こちらをご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください