顧客を絶望させないために必要なもの

顧客を絶望させないために必要なもの

顧客を絶望させないために必要なもの
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

先日,お手洗いに行こうとしたときのことです。
お手洗いまでの廊下に,ゲジゲジがいました。
あの…足が大量にある長くて気持ち悪い虫です。

分からない方は,自己責任で検索してみてください。

賃借して住んでいるこの建物ですが,どうにも古いようで,どこか自分の把握していないところで虫の出入り口があるようです。
夏の時期には,何度か見かけます。

気持ち悪いので,その都度退治するようにしています。
なぜなら…例えば靴を履こうとしたときに,その靴の中にいたらどうでしょうか。
非常に気持ち悪い話です。

ですが,昨日は,退治しようと道具を手に取り…その目を離した一瞬の隙に,逃げられてしまいました。
狭い廊下なので,良く探せば見つかる…と思って,懐中電灯を持ってきて捜索しましたが,見つけられませんでした。

それ以来,どうにも気持ち悪い感じがします。

埼玉県から北海道に移住してから,8年以上経過しました。
北海道に引っ越してきて良かった数多くの1つ。それがゴキブ○です。
引っ越してから,一度も見たことがありません。
※写真は,フリー素材から,2重にモザイクを掛けました。なんの写真か分からないかもしれませんが,そのほうがいいでしょう。

今は違うのですが,北海道に引っ越してきて最初に住んでいた建物は,ラーメン屋の2階です。
都心などで,飲食店の2階だったら…ゴキブ○が多くて大変ではないかと思われます。
ですが,未だに1度も遭遇していません。

さて,このゴキブ○とのつきあい方から,学べることがあります。

例えば,
「あ~今日も疲れたな~」
と一日を終えて,布団に入ります。
すると…天井に,ゴキブ○。

あなたはどうするでしょうか。

某国民的RPG(ゲーム)風に表現するならば,

「ゴキブ○があらわれた さてどうするコマンド?」
1.戦う
2.逃げる
3.隠れる
4.無視する
5.見なかったことにする

こんな感じでしょうか。

私は,どうにもゴキブ○が嫌いで苦手です。
なので,この選択肢だと1しかあり得ません。

なぜでしょうか。
ゴキブ○と一緒に一夜を過ごすことが耐えられないからです。
眠っている時に,体の上を歩かれるかも…などと思ったら,もう駄目です。
退治しないことには,とても眠れません。

退治するのもイヤですが,退治しないほうが,もっとイヤです。

さて,ここでもう一つ考えなければならないことがあります。
あなただったら,ゴキブ○をどうやって退治するでしょうか。

私だったら,殺虫剤です。これが一番ラクです。
丸めた新聞紙などは,私の素早さでは追いつきません。
台所など,殺虫剤を噴射するのに向かないところでしたら,洗剤なども活用します。

要するに,何らかの道具がなければ,とてもゴキブ○を退治する気にはなれません。

小学校の頃,クラスメートの男子が,ゴキブ○を手でつかんで,それを持って嫌がらせで女の子を追いかけ回していたことがありました。
私にはムリです。
とても手では触れません。

あくまでも,道具があるから,ゴキブ○を退治できるのです。
もし…何もない部屋に閉じ込められて,何も持ちものがない状態で…
ゴキブ○がいたら,絶望するしかないでしょう。

さて,今日のタイトルは,
「問題提起とセットでなければならないもの」
です。

ここまでご覧いただけたならば,言わんとすることはおわかりいただけるのではないでしょうか。

問題提起とセットでなければいけないものは,解決策です。
なぜなら…問題提起だけをして,解決策まで提起できなかったら,顧客が手に入れるものは絶望です。

ゴキブ○とかゲジゲジならば,逃げるという選択もあり得るでしょう。
ですが…

例えば,どうにも体調が悪いので,病院に行ったとします。
診察を受け,検査したところ,医師から,

「すい臓がんです。あと3ヶ月でしょう」

と言われたらどうなるでしょうか。
すい臓がんは,数あるがんの中でも非常にやっかいです。
最近では,かの伝説の横綱,千代の富士がすい臓がんで亡くなりました。

誰でも知っているあの偉大な経営者,スティーブ・ジョブズも,すい臓がんでした。

他にも例を出せばきりがないのですが,すい臓がんは,ある意味,完全に死の宣告も同然です。
きわめて早い発見で助かることもあるのですが…千代の富士も,スティーブ・ジョブズも,早期発見で一度は治ったにも関わらず,再発したようです。

すい臓がん…と言われれば,解決策はないも同然。
そこにあるのは絶望です。
死と向き合って何を思うか…という死生観は,今日のテーマから外れるので省略します。

ここでは,問題提起が
「すい臓がん」
です。
問題提起に対して,解決策がなければ,顧客が手に入れるのは絶望なのです。

ビジネスの本質は,問題解決です。
ですが…目の前の問題を解決しようとすると,レッドオーシャンに突入します。
つまり,きわめて熾烈な競争に陥るのです。

ですので,まだ問題を認識していない人に,問題提起をすることで,セールスをする,というアプローチもあります。
当たり前ですが,その時に必要なのは,
「本当にその問題が解決する,という確信」
です。
その確信を与えられないならば…ある意味,知らない方が幸せなのです。

夜眠る部屋の,本棚の後にゴキブ○がいるかもしれない。
そう考えたら,とても眠れなくなります。
解決できないならば…知らない方が安心できるのです。

必ず,
「あなたの問題は必ず解決します」
という覚悟と,明確な解決策を顧客に提示してください。

それができなければ,あなたが顧客に与えるのは絶望だ…と理解してください。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

追伸
なので,私は世の中の売上アップ法に異を唱えて,この売上アップ改善診断を行っています。
一度こちらをご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください