広告は「長いから読まれない」というウソ

広告は「長いから読まれない」というウソ

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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

突然ですが、ここで質問です。
あなたは今日一日で、
どれだけペンを持って文字を書いたでしょうか。

学生時代は、学校の授業、
大学の講義内容について
ノートを取るのが当たり前でした。

 

それだけ紙に向かって
文字を書いていたものです。

土日をのんびり何もせずに過ごし、
月曜日になって
またノートを取ろうとペンを持った時、
違和感を受けたことは何度もあります。

土日の間、文字を書かなかった影響です。

優れたアスリートは、
毎日練習を続けている。
1日でも休むと、
元の感覚を取り戻すために何日も掛かる。

こんな感じでしょうか。

文字をいくつかを書けば、
すぐにその違和感を払拭できるので、
アスリートなどには遠く及びませんが。

さて、先ほどの質問です。
あなたはどれだけ文字を書いたでしょうか。

一文字も書かない…
なんて可能性もあったのではないでしょうか。

最近は、
パソコンやスマホなどで済ませてしまうので、
文字を書かないのかもしれません。

今度は別の質問です。
あなたは今日一日で、
どれだけの文字数、
コンテンツを読んだでしょうか。

新聞や雑誌。
ネットの記事やホームページコンテンツ。
ブログ、SNS。
書籍、あるいは電子書籍。
あるいはゲーム等。
そして、さまざまな広告。

それだけの文字数、
コンテンツを読んだでしょうか。

もちろん、
何文字読んだかなんて、
とても分からないでしょうから、
別の質問です。

あなたは、
今日一日で書いた
(ペンによる文字、あるいはパソコン等を問わず)
文字量と、
読んだ文字数では
どちらがどれくらい多いでしょうか。

きっと、
後者ではないでしょうか。
私のような、
書くことが専門の人であればあるほど、
読む量のほうが圧倒します。

なぜなら、
インプットした以上のことは書けないからです。

書くことを専門にしていない人であっても、
書くよりも読む方が多いのではないでしょうか。

人はそれだけ文字を読むのです。

テレビ離れが叫ばれて久しいですが、
テレビを見なくなった人は何をしているのでしょうか。

ネットです。

動画やゲームかもしれませんが、
やはりWEBサイトで、
文字を読んでいるのです。

人は、文字を読まない…
ということは決して無いのです。

だからこそ、
ここで非常に当たり前のことを言います。

人は、面白ければ長くても読むのです。
あるいは…
人は、興味があれば、長くても読むのです。

今日のタイトル、
「長いから読まれない」というウソ
というのは、もうそのままです。

長いから読まないのはウソです。
人は長いから読まないのではありません。
面白く無いから読まないのです。
あるいは、興味が無いから読まないのです。

私の書くセールスレターや、ブログ。
よく
「長いし、読まれないのでは?」
と言われます。

このような
「親切なアドバイスを装っている人」
こそが危険人物です。
真に受けないように
気をつけなければなりません。

この人の言っていることは、
論理が飛躍してます。

「私は、あなたの書くブログは
興味が無いのに長いので読みませんでした」

「だから、他に人にとっても
興味が無いのに長いので
読まれないんじゃないですか?」
と言っているようなものです。

自分にとって
興味が無いものが、
他に人に取っても興味が無い…
という一般論に置き換えて、
「否定」しているのです。

このような人は、
創作活動をする人にとって不倶戴天の敵です。
滅ぼせ…とまでは言いませんが、
可能ならばその瞬間にでも、
縁を切ったほうがいいでしょう。

話を戻します。
もちろん、興味さえ引ければ、
いくらでも長くてもいい…とは言いません。

無駄に冗長では読む気が失せます。

だからこそ、
セールスレターの長さは
「必要最小限の長さ」
であるべきでしょう。

その必要最小限の長さが、
A4サイズ10ページ分ならば、
それだけ書かなければなりません。

それを下回るということは、
必要な情報を欠いていることになるからです。

では、
必要な情報が…
ここでは仮になぜ10枚にもなるのでしょうか。

それが、今の時代の特徴でもあります。

「りんご1個100円」
という文字数で売れるならば、
それが必要最低限です。

しかし、
この高度に発達した情報社会においては、
産地がどこだとか、
どんな農薬が、とか、
アレルギーが、とか…
などと書いていくと、
どんどん情報量が増えます。

そして…それが必要ならば、
書かなければなりません。

非常に極端ですが、
「文字数が長いと売れないから」
と言って、
アレルギー表示や、
原材料の記載をカットしたらどうなるでしょうか。

違法性あるいは適法性といった問題は
脇に置きます。

アレルギー持ちの人にとっては、
自らの身の安全に直結する深刻な問題です。

必要な情報がなければ、
買いたくても買えないのです。

そんな方にとっては、
興味があれば…
言い換えると読む必要があれば、
文字量が多くても読むのです。

別の例を紹介します。

求人広告などはどうでしょうか。

1日8時間働くということは、
1日の3分の1をその職場で過ごすことになるのです。

終身雇用の時代ではないので…
仮に10年働くとします。

人生80年とした場合。
80年中10年。そのうちの3分の1。

人生の24分の1を、
その職場で過ごすことになるのです。

24分の1…
といえば大したことのようには
思えないかもしれません。

ですが、仕事をしていない
8時間を除いた16時間は、
100%完全に仕事から
意識が離れているでしょうか。

職場にパワハラな上司がいたら…
「ああ、明日は何を言われるのだろう…」
という思いを抱きながら眠りにつき、
朝、ため息をつきながら起きるのではないでしょうか。

このように、
職場環境は人生の大部分に直結します。

そんな重要な職場環境を、
「明るい職場です」
という一言しか書かない求人広告。

求職者にとってみたら、
情報量が足りなすぎて、
怖くて応募できないのではないでしょうか。

興味があれば、いくらでも人は読むのです。
「長いから読まれない」
はウソです。

また別の例を紹介します。

バナー広告があります。
それを、
文字だけというデザインにしたところ、
反応率が3倍に上がった…という話もあります。

これは「記事風広告」を装ったテクニックです。
ですが、それだけ読みたいのです。

 

最後に。
先ほどの「否定」を仕掛けて来た不倶戴天の敵。

その人は、
「現代人はスマホで慣れているから、
スマホワンスクロール分の文字しか読まないよ」
と言っていました。

それがその人にとっての現実です。

そして、今日のブログ。

もう一度書きます。
長いから読まないのはウソです。
人は長いから読まないのではありません。
面白く無いから読まないのです。
あるいは、興味が無いから読まないのです。

これが、私にとっての現実です。
人は自分が思いたいように現実を捉えます。

そして、あなたも、
自分自身で思いたいような現実を
捉えることができます。

あなたはどんな現実を捉えたいのでしょうか。

あなたの大切な商品やサービス。
それがたかだか数文字で表現されてしまうような、
コモディティ(大量消費財)化した、
安っぽく価値の無いものに
成り下がってもいいのでしょうか。

それよりも、文字数を費やしても、
あなたの商品やサービスが
どれだけお客の役に立てるのか。
そういったあなたの大切な思いを伝える。

あなたはどちらの現実を選びますか?

 
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

追伸
コピーが長すぎていないか,
短すぎていないか。
 
必要な情報は足りているか。
必要以外の情報であふれていないか。
 
これらをひとつひとつ丁寧に
見直していくことが,
WEBからの成約率アップに繋がります。
 
詳しくはこちらをご覧ください。
 

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