こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
今日は,数字から推し量る
「刺さる記事」について
掘り下げて考察していきます。
前提として,
ブログやメルマガなど
時事を書き続けても
それ「だけ」では
何の印象にも
残すことはできません。
例えば…
たまに,
私のこのWordPressのサイト
(あなたが今ご覧になっている
ホームページ)
で,不具合が生じたとします。
ネットで解決策を検討すると,
様々な記事ができます。
そして…
解決策を見つけて,
そのとおり実行します。
問題は解決しました。
さて,その記事は
「記憶に残る」
でしょうか。
私は何一つ残りません。
同じ問題が起きたら,
おそらく同じように検索して
解決策を探すでしょう。
その上で…
もしかしたら同じページを
見るかも知れないし
見ないかも知れませんが,
そもそも記憶に全く残らないので
「同じページを見たかどうか」
すら判別しようがありません。
これが
「刺さらない記事」
です。
刺さらない記事を
いくら書いたところで…
SEOからアクセスが流入したとしても,
そこから別の記事を見たり…
あるいはそのサイト,ブログの
ファンになったり…
その紹介する商品やサービスを
買ったり申し込んだり
メルマガ購読したり…
なんて余地はありません。
…ということで,
刺さる記事と
刺さらない記事の違いについて
解説していきます。
数字で判別する「刺さる記事」
数字は,ひとつの具体例です。
実際の数字ではありません。
ただ,わかりやすいため数値化して
説明します。
同一期間において…
【記事A】
ページビュー →100
Facebook「いいね」数 →20
ざっくり,これを基準に考えると…
【記事B】
ページビュー →100
Facebook「いいね」数 →60
同じ期間,
同じページビュー数で,
「いいね」の数が3倍。
これは「刺さる記事」としては
なんとなく理解いただけるのでは
ないでしょうか。
「いいね」数が3倍…ということは,
「そう!そう!
そういう事を言いたかったし,
前から思ってたんだよねて…」
ということを
うまく言語化できたいうことでもあります。
もちろん,
同じページビュー数で
「いいね」が3倍…という記事を
書けるようになるのは大切ですが。
本当に「刺さる」記事とは
この逆ではないでしょうか。
すなわち,
【記事C】
ページビュー →100
Facebook「いいね」数 →5
ということですね。
極端に「いいね」数が少ない。
単に,
記事があまりにもつまらなさ過ぎた。
誤字脱字が多すぎた。
差別的な内容等,記事が不適切だった…
などの場合も
あり得るので,見極めは必要ですが。
(まあ,こういう場合は,
極端に離脱率が高いので,
判別はできるでしょう)
上述のような
「不適切」
でもないのに,
標準的な記事と比べて
極端に「いいね」数が少ない。
この状況を見ると,
「よし!」
と思います。
なぜか,
これがある意味
「理想的」
な
「刺さる記事」
の結果だからです。
「刺さる」とは何を意味するのか
そもそも,
ブログやメルマガのコンテンツの
「記事そのものの目的」
とは何でしょうか。
もちろん,
最終的な売上アップや
顧客獲得,集客です。
が。
その手段のひとつとしての
「コンテンツ」
の目的…役割とは何でしょうか。
もちろん,いろいろあります。
が。
記事の果たすべき目的の一つは
「読者を教育する」
ことです。
ですが,
この「教育」を間違って
理解している人が多い。
間違って理解すると…
冒頭のように
「ノウハウ」を書くことで
SEOからアクセスは稼げても…
「それだけ」
で終わってしまうのです。
あるいは…
例えば,マーケティングや集客の
記事を書くとしたら…
ゼロからDMを書けるような
内容になります。
確かに,「教育」ですね。
ただ…
その教育では…
実際にこれからDMを出そうと思う人が
検索して見に来て…
記事に書いてあるとおりにDMを出して,
それっきりでしょう。
だったら…
極論を言えば,
「ウィキペディアのコピペ」
みたいな記事に
終始してしまうことになります。
そして…
多くのブログが
同じように
「教育」を「勘違い」しているので,
個性も差別化も何もなく…
覚えられることも
何もなく終わります。
SNSなどでシェアして
アクセスを稼いでも…
10秒で読めて
1秒後には忘れられる記事となります。
ではどうすればいいのか。
正しい「教育」とは何か
理想は…
読者…訪問者にとって,
今までの固定観念とは違う,
「新しい考え方」
「新しいものの見方」
にたどり着くことです。
新しい考え方,
ものの見方にたどり着くことが,
「教育」であり,
ブログやメルマガ本来の
役割だと言えます。
細かなノウハウを
教えても,差別化できませんからね。
そもそも,
そういったノウハウは,
無料ブログで書くのではなく,
「有料コンテンツ」
にする,というのが定石です。
さて,
「教育」
とは何かがわかった時点で,
あらためて
「刺さる記事」
とは何か…
について考えてみましょう。
先程の,
【記事B】
ページビュー →100
Facebook「いいね」数 →60
これはこれで良いのですが,
「教育」
という点では失敗です。
なぜなら,
「そうそう,私が前から思ってて
口に出せなかったのはこういうことだよね」
という記事であり…共感は得られるかもしれません。
が。
「新しい考え方」
「新しいものの見方」
ではありません。
では,
人が
「新しい考え方」
「新しいものの見方」
に出会うとどんな感情を抱くのか。
今までの既存の自分の考え方と
衝突することもあるでしょう。
衝突はしなくても,
なじまないかもしれません。
快・不快で言うならば…
総じて「不快感」を受ける記事に仕上がります。
だから…
「刺さる」
のです。
たとえば,
「努力至上主義」
の経営者が,
「もっと努力して売上を上げるにはどうしたら良いか」
という考えだった時に…
「努力しかしてないから,
売上が上がらないんだよ!」
と言われたら…
イラッと来るのではないでしょうか。
こうして
「刺さる」
のです。
だから…
【記事C】
ページビュー →100
Facebook「いいね」数 →5
このように,
ページビュー数は変わらなくても
極端に「いいね」が少ないのは,
読み手にイラッとした…
刺さったから…だと推測できるのです。
刺さった後に…
どうなるかは別の話です。
けれど,
10秒で読めて,
1秒後に忘れられるような記事よりは,
何億倍もいい。
そして…
イラッとしても…
刺さっても…
それでも読み続けてくれる方が,
いつしかブログやメルマガのファンになり,
将来の超優良VIP顧客候補と
なることでしょう。
けれど…
この「刺さる記事」…
すなわち,読者に嫌われるかも知れないけれど,
それでも
「新しい考え方」
「新しいものの見方」
を伝えることのない
臆病者の書く記事は…
毎日書き続けて
1年経とうが
3年経とうが
5年経とうが…
何も変わることはないのです。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
まあ…
そんな毒にも薬にもならない
10秒で読まれて1秒後には
わすれられる,
「ウィキペディアのコピペのような記事」
を書き続けられる人は,
めったにいないでしょう。
ちなみに私はひとり知ってます。
約2年ほど前の私です。
ずっと私はそんな記事ばかり
4年ほど書いてましたから。
ありがたいことに,
今の師匠と出会ってから,
ガラリと記事が変わりました。
師匠との出会いがなければ…
今もなお,
トイレットペーパーみたいな
「コモディティ化した記事」
を書き続けていたことでしょう。
言うまでもありませんが,
「刺さる記事【だけ】」で
ファンになってもらえるかどうかはまた別で…
そのために必要なのは何か。
それも全部,師匠から教わりました。
この,ありがたい私の師匠について,
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