こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
今日は,
「うまい文章」の正体について
模索していきます。
このブログはビジネス…
特に,
マーケティングや
セールスコピーライティングについて
主に扱っています。
ですので…
そういった観点で考えると…
うまい文章とは何なのか。
「一般的」
に言われるようなものとは
また違った見方,考え方で
捉えることができます。
このタイトルですから…
文章を書くのが嫌いで苦手で
イヤでイヤでたまらない…という人は
見ないでしょう。
ですが…
あなたがもし,
文章は苦手…
でも,少しでもうまくなりたい
なるにはどうしたらいいのか…
特に,
コピーライティングを身に着けたいけど,
うまい文章は書けない…
と思っているなら。
何かの突破口になるかもしれません。
最後までお付き合いください。
なお,
この記事では,
セールスコピーライティング,
コピーライティングを
使い分けてはいません。
ご了承ください。
文章力は無くてもコピーライティングは身につくか
よく,
コピーライティングの教材…
を売り込むコピーを見ると,
「文章力が無くても
コピーライティングは身につく」
なんてありますが。
はたしてこれは
本当なのでしょうか。
…というところから,
今日のテーマで
記事を書こうと思った次第です。
…というのも。
残念な文章を書く人が
コピーライティングを学んで
セールスコピーを書いたら…
やっぱり,
残念な仕上がりになるでしょう。
実際,
残念なコピーライティングを
うんざりするほど見てきました。
一方
それなりに
イケている文章を書く人が
コピーライティングを学んで
セールスコピーを書いたら
それなりにイケてる仕上がりに
なるでしょう。
あまり数はないですが,
「これはなかなか悪くない」
と思うコピーも見てきました。
けれど。
必ずしも…
100%そうなるとは
限らないのも現実です。
すなわち…
イケている文章を書く人が
コピーライティングを学んで
セールスコピーを書いたら
残念な仕上がりになることも
十分にありえます。
逆に…
残念な文章を書く人が
コピーライティングを学んでも
残念な仕上がりにしか
ならないでしょうけ。
さて。
これを元に…
「文章力が無くても
コピーライティングは身につく」
というのは
本当なのでしょうか。
うがった言い方をすれば…
文章力がない状態
↓
文章力を身につけ鍛える
↓
コピーライティングを身につけ鍛える
という流れでいくなら…
スタート時点で
文章力がない状態でも
「コピーライティングは身につく」
と言えます。
正確に言えば…
「文章力がない状態でも,
(文章力を身につければ)
コピーライティングは身につく」
というのが
現実的でしょう。
ですので…
コピーライティングで
それなりの成果を出すには,
相応の文章力が必要である。
…という前提に立ちます。
その上で…
「うまい文章が書けなくても
コピーライティングは
身につくのか」
という話です。
つまり,
この疑問に答えるに当たって,
そもそも
「うまい文章とは何なのか」
を明確にしておかないと
答えが出せないのです。
うまい文章とは何なのか
言うまでもなく
コピーライティングは
コピーライティングです。
商品の魅力を伝えて,
顧客にほしいと思って…
実際に反応…行動してもらう
ための文章術です。
文章術ですが,
本質はセールスそのものですね。
セールスするための文章ですから…
芸術作品ではありません。
直木賞や芥川賞が取れるような
芸術的な文章を書く必要はありません。
あえて言うならば,
「作家や小説家のような文章は
書けなくても,
コピーライティングは書ける」
となります。
あるいは,
エッセイストや
コラムニストのような…
プロのライターのような…
見事な文章を書けなくても,
コピーライティングはできます。
「プロのライターが書くような
読みやすくわかりやすい
素晴らしい文章」
は,
コピーライティングには
必要ありません。
あるいは…
新聞の社説のような…
「権威性」
を主張するような文章も
必要ありません。
たくさんの人の心を掴んで
感動するような文章も
必要ありません。
が…
コピーライティングにおいて
うまい文章は必要です。
私が考える
「うまい文章」
とは…
その文章を書く目的を
達成するに足りるかどうかです。
ラブレターだったら,
想い人の心をつかめるかどうか。
報告書だったら,
報告すべき内容が
過不足無く伝わるかどうか。
エッセイストなら…
その記事で伝えたいことが
読者に理解されるかどうか。
小説なら…
作家が伝えたい感情や思いが
つたわるかどうか。
ブログ記事なら…
その記事を通して
書き手の価値観や考え方を
読者と共有できるかどうか。
コピーライティングなら,
売れるかどうか。
いたってシンプルですね。
うまい文章が必要かどうか。
作家の書くような文章は
必要ないですが…
売れるために必要な情報伝達と
感情の動かし方は
しっかりとできないと
目的…
すなわち売れる文章には
ならないのです。
結局のところ…
「うまい文章が書けなくても
コピーライティングはできる」
という人は…
コピーライティングの教材を
売りたいだけであり…
そのコピーに反応するのは
文章の上達に関して
地道な努力をしたくない
だけなのでしょう。
イケてるコピーライティング
一番シンプルなのは,
読み終わったら
「ほしい!」
と思って,
実際に行動していることです。
逆に,
イケてない…
残念なコピーライティングは,
ほしいと思わない…
ではありません。
そもそも,
内容が理解できなかったり
「要するに何が言いたいのか」
がわからなかったり…
最後まで読む気が抱けないものです。
最後まで読んで
「ほしい」
と思わないなら…
それはコピーライティングか
あるいはマーケティングの問題です。
すなわち,
魅力を伝えるのが足りなかったのか,
それとも……
例えばターゲットが間違っていた
などもありうるでしょう。
ですが,
前提となる文章が
きちんと書けていない人は…
それ以前の段階で躓くのです。
すなわち…
「何を言いたいのかがわからない」
ことが多い。
あるいは,
伝えたいメッセージと
伝わってくるメッセージに
ギャップがある。
先日体験したものでは,
チラシを見たところ,
「婚活セミナー」
かと思ったのですが。
講師本人の話では,
職場内のコミュニケーションを円滑にする
セミナーだった,という例がありました。
これも…
「目的を達成するに足りていない」
文章ですね。
あるいは…
その商品やサービスが
「誰向けなのか」
の説明が,しっかりできていないと…
誰にも伝わらないコピーになります。
他にも…
例を出せば
キリがありません。
ですので…私は
クライアントが
チラシなどを作る場合には
「誰に」
「どんな価値を提供するのか」
を明確にするように指導しています。
あるいは…
添削する際に,
直接クライアントに質問します。
伝えるべきことを
伝えるべき相手に
しっかり伝える技術は…
そもそもコピーライティング「以前」の
話なのです。
コピーライティング…
売るのを目的に書いた文章で
「売れない」
という結果だけを見たら…
コピーライティングに問題がある
ように思われがちですが。
コピーライティング以前の
文章術そのものに問題があることも
多いのです。
だからこそ…
うまい文章…
すなわち,
その文章を書く目的を達成できるかどうか。
…というのは,
コピーライティングの
「前提」
であって,
それなくしては身につくことはありません。
オンライン全盛時代に…
ネットで売れるようになりたい。
ならばコピーライティングだ!
…ということで,
「うまい文章など書けなくても
コピーライティングは身につく」
…を鵜呑みにして,
コピーライティングのテクニックだけを
学んでも…成果は期待できません。
あなたがもし,
文章が苦手…と思いつつ
コピーライティングを身に着けたいと
思うのであれば…
今この記事をここまで
読んでくださっていることが
本当に素晴らしいことです。
急がば回れ。
伝えるべきことを
しっかり伝えられるような技術を
身につけることをオススメします。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
追伸
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