【閲覧注意】あの「凶悪犯罪者」とあなたとの違い

【閲覧注意】あの「凶悪犯罪者」とあなたとの違い

【閲覧注意】あの「凶悪犯罪者」とあなたとの違い
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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

 

今日は,
ちょっと思い出すことがあったので,
私が師と仰ぐ,
ある方からの教えを紹介します。

 

 

10年以上前の教えですので,
少々うろ覚えの部分もありますが,
なるべくリアリティを以てお伝えできれば
幸いです。

 

 

お題は…
あの「凶悪犯罪者」とあなたとの違いです。

 

 

件名通り,
【閲覧注意】
です。

 

直接的にグロかったり卑猥だったり,
ホラーな表現はしませんが,
以下,自己責任でご覧ください。

 

 

 

 

 

ちょっと想像してみてください。
あるいは想起してみてください。

 

あなたが思いつく限り,
あるいは記憶の限り,
もっとも残虐な犯罪を1つ,
思い浮かべてみてください。

 

 

可能であれば,
犯人が特定できているものが
より望ましいでしょう。

 

 

 

思い浮かべましたか?

 

 

例えば…


と例示できればいいのですが,
特定の事件をピックアップするのは
避けたいので,
あくまでも適当な空想です。

 

 

 

凶器を使って,
人を何人も残虐に殺した…
という事件があったとします。

 

 

犯人は逮捕されました。

 

 

取り調べの中で…
被害者は,
かつての学校の同級生…
あるいは,かつての職場の同僚です。

 

 

殺害された被害者は,
加害者に対して
日頃から何気なく
差別したりコケにしたり
嘲っていました。

 

 

その積み重ねが積もりに積もって
恨み憎しみになり,
犯行に及んだ…
ということがわかりました。

 

 

では…
あなたの思い浮かべた
凶悪犯でもかまいません。

 

 

あるいは,
私がここで展開した
凶悪犯でも構いません。

 

 

あなたと,
この凶悪犯とでは
何が違うのでしょうか。

 

 

 

 

非常に不愉快な思いを
抱かせるであろう質問ですが,
ちょっと考えてみてください。

 

 

 

 

 

なぜ不愉快な質問になるのか。

 

それは,
質問の前提が,
「凶悪犯罪者」と「あなた」が
ある程度,同じであるということ
だからです。

 

 

…とはいえ,
実際に凶悪殺人者であっても,
あなたと…そして
私とも同じ,人間であることは確かです。

 

 

 

かつて私自身,
師匠からこのような質問を受けて,

 

 

「え?」
という戸惑いを受けました。

 

 

なぜなら,
自分とその凶悪犯罪者とは,
まったく別次元の存在だと
思っていたからです。

 

 

けれど,
結局は
「同じ人間」
であることは間違いありません。

 

 

…ということは,
私自身も
凶悪殺人者になる可能性は
十分にある,ということです。

 

 

けれど,
幸いにも現時点において,
まだ人を殺した経験はありません。

 

 

一方,
ニュース報道などでは,
残虐な殺人事件の報道が
されています。

 

 

どちらも
同じ人間です。

 

 

では,
この違いは何なのでしょうか。

 

 

 

公開の場だったので,
この質問に対して,
私以外の様々な聴講生が
様々な答えを述べていました。

 

 

親の教育が良かったから。
環境が良かったから。
周りの人たちが違ったから。
などなど。

 

 

私も師匠から聞かれたので,
次のように答えました。

 

 

想像力があるかないかの違い,
そう答えました。

 

 

実際…
私は夢の中で人に殺されたこともあれば,
人を殺したこともあります。

 

 

夢の中でさえ,
取り返しのつかない絶望に
叩き落とされた気分になるのですから。

 

<参照>
死刑執行を例に解説した集客に必要な「想像力」

 

 

すると…
師匠は,

 

 

「では,想像力を身につけられる人と
身に付けられない人の違いは
何なのでしょうか」

 

 

と更に質問してきました。
私は…答えられませんでした。

 

 

同じように,
他の人も,
「良い教育を受けられる人と,
そうでない人とでは
何が違うのでしょうか」
などと聞かれ,
やはり答えられる人は
いませんでした。

 

 

結論としては,
私自身と,
その凶悪犯罪者との違いは,

 

 

 

運が良かったか,そうでないか

 

 

 

どれだけだ,ということです。
同じように,あなたと凶悪犯罪者とでは,
運の良し悪しが違いです。

 

 

結局は,
「運」
という要素でしか
違いはない,ということです。

 

 

さらに,
師匠の教えを
掘り下げていきます。

 

 

人間は人間です。
基本的に同じです。

 

 

同じ人間でも,
人を慈しみ,大切にする人と,
人を殺してしまう人とに分かれるとしたら…

 

 

その決定的な要素は何なのか。

 

 

心の奥に,
誰もが
「種」
を持っています。

 

慈愛の精神が詰まった種…
あるいは,
憎しみや怒り,嗜虐の精神が
詰まった種です。

 

 

誰もが
それぞれを心の中に持って,
この世に生まれてきます。

 

 

そして,
毎日の暮らしの中で,
その種に,水を与え,養分を与え…

 

 

いつの日かその種は発芽します。

 

発芽した後も,
水を与え続けたら…
花が開きます。

 

 

さて…
その開いた花は
「どちらの種」
からでしょうか。

 

 

残虐な種を発芽させ,
花まで開かせてしまったなら…

 

 

残虐犯罪を行うような
人になることでしょう。

 

そうでなく,
慈愛の種を発芽させ,
花を開かせられたら…
一廉の人物になることでしょう。

 

では,
どちらの種に養分を与え,
花をを開かせられるのか。

 

 

日常的に,
憎しみや嫌悪の中で暮らしていたら…
どうしても,残虐の種が育つでしょう。

 

 

家族や仲間,友達に大切にされて
育ったら…
多くの場合,慈愛の種が育つでしょう。

 

もちろん,
親に大切にされても,
残虐の花が咲いてしまう人もいますが…

 

 

それは,日常生活の中で,
少しずつ残虐の種に養分を与え続けてしまったから。

 

では,
もしあなたが,
残虐の種ではなく,
慈愛の種を発芽させて,
花を開かせることができたなら…

 

 

その決め手は何でしょうか。

 

 

それが…
「運」
なのです。

 

 

だからこそ…

 

 

私は,幸運にも
たまたま人を殺さずに,
今日まで生きてこられました。

 

 

けれど,
一歩間違えたならば,
テレビで報道されるような,
残虐な人になっていた可能性…

 

 

あるいは,
交番に貼られているような
指名手配犯になっている可能性は
十分にあったということです。

 

集合的無意識…などと
話を始めると長くなるので
省略しますが…

 

 

人は,どこか見えないところで,
他の人とつながっています。

 

 

そして…
多かれ少なかれ,
同じものは同じものに
引かれる傾向があります。

 

 

つまり…,
もしかしたら…
私の心の中の,
残虐の種を成長させてしまう養分…

 

 

すなわち,
誰かを妬んだり恨んだり,憎んだり…
という思い。

 

 

それを,
別の「誰か」が引き寄せて,肩代わりを
してくれたから,
私が,憎しみに駆られて
人を殺さずに済んだのではないか。

 

ならば…

 

 

 

もしかしたら,
テレビに映る殺人犯は,
私の身代わりであり…

 

私の未来の一つの可能性だったのではないか。

 

 

師匠は,
「テレビに映る犯人を見たら…
自分自身が体験しているかのように,
心を痛める気持ちを持ちなさい」

 

 

…そうおっしゃっていました。

 

 

私はまだまだ未熟なので,
そこまでは思えませんが…

 

 

もしかしたら,
「自分は,あのような人達は違う」
という驕りを抱いてしまうことが,
将来の破綻への始まりではないか。

 

 

 

そう強く感じました。

 

 

 

100%完璧な善で在り続ける。

 

残念ながら,
それは難しいでしょう。

 

 

ちょっと寝坊したりサボったり気を抜いたり…
嘘をついたり,目を背けたり
してしまうことだってあるでしょう。

 

 

100%全力を尽くさずに,
手を抜いてしまうことも
あるでしょう。

 

 

人間はそこまで強い生き物ではありません。

 

 

その積み重ねが…
自分の心の中にある
残虐の種に養分を与え…
悪魔を誕生させてしまうのかもしれません。

 

<参照>
あなたが魔王を倒して得られる報酬

 

 

今日は,ちょっとしたきっかけがあって,
懐かしい師匠の教えをお伝えしました。

 

 

もともとが,とても高度な話なだけに,
拙い私の文章でどこまで伝わるか
わかりませんが…

 

 

単に,
「周りに感謝して生きる」
「運が良かった」
「ツイてる」
あるいは,
「犯罪者も人である」
「慈愛の心を持て」
などという,薄っぺらい言葉で
済ますのではなく…

 

テレビに映る彼らを見て,
「明日の我が身」
という切迫感が,
あなたに伝わりましたら幸いです。

 

 

今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。

死刑執行を例に解説した集客に必要な「想像力」

あなたが魔王を倒して得られる報酬

顧客に意識を向けるための「想像力」

永久に成果が出ない人,いずれ成果を出せる可能性のある人の違い

【8月9日11時2分】「あの人」が良心の呵責も謝罪もない理由
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