妻を「嫁」と言う,実にキモい男

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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は,
プライベートな話ですが,
私の結婚記念日です。

 

 

なので,
これにまつわる
「言葉」
の話をします。

 

 

マニアック…と言われれば
それまでです。

 

 

それ以上に,とても
穿った見方かもしれません。

 

 

 

けれど,

 

 

せめて,
その言葉の意味を
「知って」
使うのか使わないのか。

 

…という観点で,
こんなタイトルになりました。

 

 

結婚相手への
「呼び方」
が,婚姻関係を長く続けるか
すぐに破綻したり冷え切ったりする
原因かもしれない…という話です。

 

倦怠期に入った夫婦は手遅れかもしれませんが,
これから結婚する方,
あるいは結婚して間もない方などは,
しっかりご覧ください。

 

 

 

あなたは配偶者のことをなんて呼びますか?

 

配偶者とは,夫にとっての妻。
妻にとっての夫です。

 

 

10年以上前ですが,
結婚するにあたって,
私は「対外的に」
どのような表現をしたらいいのか,
ちょっと考えました。

 

そして…

 

 

当時は,
今ほどの辞書マニアではなかったので
いちいち辞書で調べませんでしたが。

 

 

いくつか検討した中で,
しっくりくる感じのものを
1つ選びました。

 

結論としては「妻」です。

 

自分の「妻」を「嫁」と呼ぶなんてキモい

 

はっきり言います。
妻のことを
「嫁」
という男性がいますが…

 

キモいです。

 

 

定義【嫁】
1.息子の妻となる女性。
また,息子の妻として
その家族の一員となった女性。

2.新婚の女性。

3.他人の妻を言う語。

4.(俗)自分の妻を言う語。
(明鏡国語辞典)

 

俗に自分の妻を指すことは
あるようですが…
あくまでも,それは「俗語」です。

 

 

本来の意味ではありません。

 

 

つまり,
本来,自分の「妻」を指す意味は
ありません。

 

 

息子や他人の配偶者を言う言葉です。

 

 

結婚という,
一生を共にする女性に対して,
「他人」
扱いする。

 

 

この神経は,
私には理解しがたいものがあります。

 

もっと信じがたいのが,

 

 

「【嫁】っていう言葉は
(かくがくしかじか)
という意味だから,
本来的に自分の妻を指す
言葉ではないんだよ」

 

と伝えて,

 

「へー,知らなかった」

 

と言いながら,
それでも

 

「嫁」

 

と表現し続ける男性。

 

 

結局,
その人にとって,
その結婚相手の女性は

 

「他人」

 

でしかないのでしょう。

 

 

言葉には
言霊が宿る…
なんて話を,
以前に書きました。

 

<参照>

 

自分の妻に対して
「嫁」という言葉を
使えば使うほど,
関係が冷え切っていくことでしょう。

 

 

個人的には,
字面が好きではないですが,
【家内】という言葉のほうが
いくばくか,マシというほかありません。

 

 

定義【家内】
1.家の中,屋内。
2.家族
3.他人に対して自分の妻を言う語

 

 

では,反対。
男性の場合はどうなのでしょうか。

 

嫁の対義語は何かわかりません。
すくなくとも,私の妻は
人前で私を「夫」と表現します。

 

 

私にとって,「夫」という表現は
一番シンプルで的確だと考えます。

 

 

「夫」ではない「夫」表現

 

個人的には
嫌いですが。

「主人」
という言葉があります。

 

あるいは,
「旦那」

「亭主」
という言葉もあります。

 

 

大日本帝国憲法下において,
「家制度」といものが
根強く残っていたせいでしょう。

 

 

男尊女卑の風潮が,
これらの言葉一つ一つに
にじみ出ているようです。

 

 

 

つまり,
「主人」
「旦那」
「亭主」
いずれも,
夫が目上…という意味です。

 

平成も終わろうかというこの
21世紀においては,
これらの言葉は
あまりにも時代錯誤的でしょう。

 

50代とか60代とかあるいは
それ以上の年代の人が使うのであれば
話は別ですが,
20代,30代の人が
使うには,少々恥ずかしいのではないでしょうか。

 

なぜなら,
女性を下に置くことで,
ちっぽけな安っぽい
自尊心を満たそうとする
無様な男のプライドが
見え隠れしている感じがします。

 

 

独断と偏見にあふれる結論

 

さすがに統計データはないでしょう。
なので,独断と偏見に基づく
推論です。

 

自分の妻を
「嫁」
という人は,離婚率やDV率,
あるいはそこまで行かなくとも
冷え切った夫婦関係になる
確率が高いのではないでしょうか。

 

 

役所の戸籍係などで,
「婚姻届」を提出する
男女に対して,
「夫」「妻」という言葉を
使うように指導したら,
離婚率が下がるかもしれません。

 

余談ですが,
「婚姻届」を
「入籍届」
などと言う人が稀にいます。

 

 

入籍届とは,
離婚後に家庭裁判所の許可を経て,
子どもの戸籍を親権者に移す手続きです。

 

 

実に縁起が悪い話ですね。
披露宴のときに,
「入籍はいつ?」
などと決して言わないように
強く推奨します。

 

 

話を戻します。

 

 

妻を「嫁」と言う男。

あるいは,
妻に,
「旦那」
「亭主」
「主人」

 

という言葉を使わせる男。

 

彼らは,
妻に対する敬意がないから
平気でこんな言葉を使うのでしょう。

 

私は,
妻に頭が上がらない夫ではありますが,
妻を「嫁」というような人間には
成り下がりたくないものです。

 

以上,
結婚記念日に際して,
「妻」と「夫」に関して
言葉から掘り下げた考察でした。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

 

追伸

 

個人的に「カミさん」は許容範囲です。

 

 

ここでいう「カミ」とは
「日本文化論」に基づくと,
土着の八百万の神が由来です。

 

 

…妻を「カミさん」と呼ぶ男性は,
妻を神のように畏れ多い
と思って敬っている
…ということなんでしょうね。

 

 

今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。

 

 

   ↑
 冗談抜きで披露宴で「入籍」という言葉は
 やめましょう。詳しくはこちら。

 

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