こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。
今日は,
文章を書く際にどうしても必要な
「熟成作業」
という話をします。
先日,
ちょっとしたきっかけがあって,
どうしてブログを書き始めようと
思ったのか…
どのように記事を増やしていったのか,
…といった内容で
尋ねられる機会がありました。
きっかけは,
ある人から勧められたからです。
セールスコピーライターである以上,
文章力を鍛えなければなりません。
文章力を鍛えるには,
とにかく量を書かなければならない。
だから,
はじめはブログでもメルマガでも何でもいいので,
365日毎日書くべし…
というアドバイスでした。
そのアドバイスにしたがって,
2013年4月27日。
ブログをはじめました。
※2015年3月,無料ブログから
現在のこのサイト,
WordPressに移行しました。
ですので,
当初のブログを書く目的は,
「書くこと」
でした。
人に読んでもらえることは
全く想定していませんでした。
特に…
当時はセミナーや書籍などの学びで
インプットばかり。
アウトプットする機会は
ほとんどありませんでした。
インプットが100だとしたら,
アウトプットは1あるかどうか。
ですので,
「とにかく頭の中にあるものを
とにかく書き出す」
ことばかりを意識して
書き始めました。
100対1ですから,
はじめの1年くらいは,
ネタに困ることは
ほぼありませんでした。
毎日書く訓練を重ねることで…
当初は1500文字書くのに
2時間掛かっていたのが…
今では,2000文字書くのに
15〜30分くらいまで
短縮できるようになりました。
これがブログをはじめたきっかけです。
問題はここから。
はじめは,読んでもらうことを考えず,
書きたいことを書きたいように
自由に書いているだけでした。
ですが…
SNSにシェアして,
「いいね」
がつくようになると…
「読んでもらいたくなる」
という気持ちが湧いて出てきます。
他にも,自社のマーケティングとしても
展開したいと思えるようになってきます。
ここからが,
試行錯誤の始まりでした。
単に,
これまで習ったセールスコピーや
マーケティングの話ばかりを
アウトプットしているだけでは,
テキストのコピペ…
セミナーの書き起こしのような
「コンテンツ」
になります。
独自性もなにもない,
教科書的な
平べったい,
面白くもなんともない
記事になるだけ。
もちろん,
マーケティングを学びたい…
という人には
悪くないかもしれません。
ですが,
それでは
「マーケティングを学ぶ」
ために,
わざわざこのブログを読んでいただく
必要性がなくなります。
この悩みを解決するきっかけは…
あるメルマガライティングの
セミナー講師から
教わった話です。
記事の内容の割合は,
エピソード8,
コンテンツ2,
くらいでちょうどいい…
と聞いて,仰天したのは
よく覚えています。
なぜなら,
当時の私は,
コンテンツ10,
エピソード0,
くらいでちょうどいいと
思っていたからです。
ここで,
大きなシフトが起きました。
ここから,
数年間の
ブログのスタイルが
確立したのです。
すなわち,
個人の体験・エピソードから入って,
何らかのマーケティングや
セールスコピーの話に持っていって,
コンテンツに展開する,
という流れです。
それから数年間
このスタイルで書き続けました。
そして,
あるきっかけがあり
今年2月に,
ブログライティングの
師匠を迎え…
また試行錯誤の日々が始まりました。
最近の課題は,
エピソード10,
コンテンツ0の
記事を書くこと。
当面の目標として
少なくとも週2本は,
このような記事を書くことです。
(残りは,今までどおりコンテンツ主体の
記事になります)
お気づきかどうかはわかりませんが,
ブログの「カテゴリ」に
「エッセイ(随筆)」
という項目を増やしました。
これまでは
【番外編】
として書いてきた,
コンテンツゼロの記事は
今後,この「エッセイ」として
執筆していくことになります。
さて。
このエッセイを書こうとすると,
今までにない
「書く苦しみ」
が出てきます。
これまでは最終的に
マーケティングやセールスコピーに
話をつなげる…という前提で,
記事を脳内構成して執筆していました。
この
「マーケティングやセールスコピー」
に繋げずに,
ご覧いただくに値する内容の
記事を書く。
…これは大変です。
なかなか書けません。
ネタ出しに,
これまで以上に時間が
掛かるようになりました。
そして…
一つの気づきがありました。
それが今日のテーマである,
文章を書く際にどうしても必要な
「熟成作業」
というものです。
文章を書くには,
ネタを自分の中に取り込んでから,
ある程度の期間,
熟成させなければなりません。
熟成が済んだ時に,
脳内に「記事のタネ」として
浮かび上がってきます。
これまでは,
マーケティングやセールスコピーという
自分の中の骨髄まで染み込んだものに,
日常のエピソードを加えるだけですので,
熟成期間は短く済みました。
ですが…
エッセイとなると,
こうは行きません。
自分の骨髄に染み込んだ
「熟成期間」短縮の促成栽培は
使えないわけです。
ですので…
「書けない」
苦しみを味わうことになります。
ではどうしたらいいのか。
…正直,どうしようもありません。
結局は慣れという他ないでしょう。
私は5年前から毎日書き続けてきましたが,
また一兵卒に戻って,
最初からやり直しです。
慣れ…と言っても
あまりにも身も蓋もないですので,
1つ紹介します。
上述の通り,
文章を書くには,
ネタを自分の中に取り込んでから,
ある程度の期間,
熟成させなければなりません。
…ということは,
日頃からネタを
自分の中に取り込んで
いかなければならないということです。
毎日毎日同じような生活をしていたら…
同じ時間に起きて,
同じように仕事をして,
同じような道を通って…
同じ習慣で同じ行動を繰り返すだけでは,
何もネタを取り込むことはできません。
1日1つでも2つでも,
何か違うことをやらばければ,
ネタを取り込むことはできません。
ちなみに,
私が心がけているのは,
・なるべく行きとは違う道を通る
・出かける時は,ネタ元になりそうなものがあったら
撮影する。
撮影できない時はメモるか記憶する。
・マーケティング等に限らず,コラムや記事に目を通す
などです。
今後,私に必要なのは,
・日頃から何か新しい体験を心がける
ことでしょう。
なぜなら,
私の記事の十八番は,
「○年前のある日…」
です。
20年前とか
30年前の話も書いたりします。
ということは,
自分がどれだけの体験を積み重ねたかが,
今後の記事の質に直結することになります。
セミナーや本,書籍など,
机上の空論じみた勉強だけでなく,
新しい体験を積み重ねて,
より生き生きした,
読む価値のある記事を量産できるように
心がけていきたいものです。
今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
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