言われた行動をしているのに成果が出ない本当の原因

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言われた行動をしているのに成果が出ない本当の原因
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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

 

今日は…

 

がんばってもがんばっても
成果が出ないクライアントは,
成果が出るクライアントと
何が違うのか。
私なりの考えをまとめました。

 

 

「がんばっているつもりなのに,
どうにも成果がイマイチ…」

という方は,
もしかしたら該当するかもしれません。

 

あるいは,
あなたが経営者で…
あなたの部下,雇用している
スタッフが,
一生懸命,「動いている」のに
成果にならない。

その原因かもしれません。

 

最後までご覧ください。

 

守破離の守

【守破離】ウィキペディアより

守破離(しゅはり)は、
日本の茶道や武道などの
芸道・芸術における
師弟関係のあり方の一つであり、
それらの修業における過程を示したもの。

日本において芸事の文化が発展、
進化してきた創造的な過程の
ベースとなっている思想で、
そのプロセスを「守」「破」「離」の
3段階で表している。

 

端的に言ってしまえば,
「守破離」
の「守」ができない人が,
成果を出せません。

 

では,
なぜ「守」ができないのか。
理由をいくつか解説していきます。

 

1.師匠の教え方が悪い

 

単に「守」を実践しようにも
その「守」がまるで理解できなければ
実践のしようがないでしょう。

 

昔気質の師匠による,
「オレの背中を見て
盗んでみろ」
みたいなやり方では,
話になりません。

 

昔はこれが当たり前だったようですが,
今の時代は完全に,
時代錯誤のやり方です。

 

これでは
実践できず…
実践できるようになるまで,
10年も20年も掛かってしまうのです。

 

そして…
これだけ時代の流れが早いのですから,
10年も忍耐強く学んでいても,
それが陳腐化してしまう
可能性もあります。

 

まあ…
「オレの背中を見て盗め」
という人にあたってしまったら,
さっさと違う師を
探すのが次善策でしょうね。

 

あるいは…
一生懸命,親身になって教えていても,
教え方自体が致命的なので,
身につかない。

 

 

例えば,
元プロ野球選手の
長嶋茂雄あたりを
イメージすると
分かりやすいでしょう。

 

言語化能力に,
致命的なまでに難がある人です。
擬音語と擬態語ばかりの
感覚派ですので,
何を言っているのかさっぱりわかりません。

 

 

…まあ,分かる人には分かるのでしょうが,
そのごく一部の人以外は,
あきらめるしかないでしょう。

 

名選手,名将にあらず。

 

2.弟子のエゴ

 

とはいえ…
大多数が,こちらに該当するでしょう。

 

要するに,
「守」という方にハマった
やり方を毛嫌いして,
自分のオリジナリティを
混ぜようとするから
失敗するのです。

 

例えば…
カレーの作り方を教わって,
言われたとおりに忠実にやれば
おいしいカレーになることでしょう。

 

そこで,
「言われたとおりに
つくっても,そこに
私らしさがない!」

 

 

そう思って,
カレー鍋に,
桃缶をブチ込んだら
どうなるでしょうか。

 

それを人に食べさせいようものなら…
下手をしたら刑法の暴行罪に
該当するかもしれません。

 

 

お腹を下したら,
傷害罪ですね。

 

かなり極端ですが,
守破離の「守」にエゴを混ぜるから
こんな事態になるのです。

 

 

では,
なぜエゴを混ぜてしまうのでしょうか。

 

理由はいくつかあります。

 

(1)未熟な自尊心

自尊心が未熟だと,
「師匠のやり方に忠実にやる」
これを
「自己否定」
だと思ってしまうのです。

 

自分で自分を否定したくないですから,
無理して自己流をねじ込む。

 

一言で言えば
「幼稚」
なんでしょうね。

 

もし,
その弟子がまだ子どもだったり
学生であれば,
「師匠の言うとおりにやりなさい!」
で済むのかもしれません。

 

…が。
お金を払ってコンサルティングを受ける,
などと言う場合には,
なかなか困った事態になります。

 

師匠からしてみたら,
「言ったことを忠実にやらないから
いくら言っても成果にならない」
お荷物のような弟子です。

 

 

そんな弟子にしてみたら,
自尊心が幼稚ですから,
「師匠の言うとおりにやっても
成果が出ない!」
と不平をばらまくわけです。

コンサルタントにしてみたら,
たまったものではありません。
こんな人を弟子にしないように
気をつけましょう。

 

(2)安っぽいプライド

私自身がこのカテゴリに入るでしょう。

つまり…
これまでにいろいろ勉強してきて…
「そのやり方と違う」
時に,
「自分のほうが正しい!」
と思い込んでしまうのです。

 

これまで
「自分のやり方」
で成果が出ないから
師匠に学ぼうとしているのに…です。

 

 

実に残念です。
…はい。
かつての私がそうでした。

 

今も,ちょっとでも油断すると,
すぐ自己流に戻ってしまいます。
やれやれ。

 

(3)復讐

師匠のやり方では成果が出せないことを
証明するために…
言いかえると,呪いや復讐,怨念などの思いで
「成果を出さない」
のです。

 

私も人に教える立場ではありますが,
恨みは買いたくないですね。
恐ろしい。

 

(4)天然

実際に多そうなのがこれ。
天然過ぎて,自己流を混ぜていることに
気が付かない。
これでは成果が出ないでしょうね。

 

なぜ自己流を混ぜると成果が出ないのか

 

電卓をイメージすれば
分かりやすいでしょう。

 

5×5=?

 

電卓で叩いてみてください。
きっと25になるはずです。

 

これが
「師匠の言われた通りにやる」
ことで得られる「成果」すなわち,
正しい計算結果です。

 

そこに自己流を混ぜ込むと
どうなるでしょうか。

 

電卓に7が残っているまま…
5×5=?

7が潜在的に残ったまま,
5×5なので,175になってしまいます。
この7が「自己流」の部分です。

 

師匠にしてみたら,
25にならなければいけないはずなのに,
弟子は175と主張して,
「話が違う」
ということになるわけですね。

 

 

この
「隠された7」
を見つけて取り除かない限り,
成果にはつながらないでしょう。

 

そう考えると…
思い込みや先入観,
エゴや自尊心を全部脇において,
まっさらなまま「守」を実行できる人が
もっとも成果に繋がりやすくなります。

 

言い換えれば…

 

成果を出せる人は,
「思い込みや先入観,
エゴや自尊心を全部脇において,
素直になれる人」
ということになります。

 

私も,下手に学んでいるだけに
なかなか先入観は脇に置けなくて
苦労しています。

 

 

しっかりと,
素直さを心がけて,
しっかりと「守」を
実行していきたいものです。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。

 

 

 

 

 

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