こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。
ネタストックリストを整理していたら…
ある一文がストックしてありました
確か…何かの小説でしたが,
とても素敵な一文だな…と思って,
当時の私は,ストックしたのでしょう。
今日は,この一文を「ゴール」に設定して,
私の思索を展開していきます。
テーマは…
「あなたが魔王を倒して得られる報酬」
です。
もしあなたが,
心の何処かで,
「今の社会,何かおかしいよね…」
と感じているのであれば,
真実の欠片(かけら)となる
記事です。
そうでない方であれば…
私の世迷い言の空想小説を読む,
ちょっとした暇つぶし…
くらいの気分でご覧ください。
このゲームの何がファンタジーなのか
私は小さい頃から
ゲームが好きで…
いわゆるゲーマーでした
最近は,
ちっともやる暇がないのが残念です。
昔好きだったゲームの中には…
例えば,いわゆるドラクエ,こと
ドラゴンクエストや,
FFことファイナルファンタジーのような
ストーリー性のあるものを好んでいました。
とても好きで,
親が寝静まった後,
深夜にこっそりプレイした…
そんな思い出があります。
大人になって…
ある時,
気づいてしまいました。
ゲームはゲームです。
ファンタジーです。
その上で…本当のところ,
何がファンタジーなのか,
という点です。
魔法が使えるから
ファンタジーではありません。
モンスターがいるから
ファンタジーではありません。
神や天使などの超越存在を
認知できることがファンタジーではありません
勇者や魔王がいるから
ファンタジーではありません。
私が心から羨ましくなったこと。
そして,これこそが
「ファンタジー」の
真骨頂だな,と思ったこと。
それは…
魔王を倒すことで
世界が平和になる
ということです。
明日は8月15日。
終戦記念日です。
この地球上において有史以来,
完全に戦争が止まったことなど
あるのでしょうか。
規模や程度,範囲の差はあれど,
世界中のどこかで必ず
戦火が広がっています。
魔王あるいはラスボス(最終ボス)を
倒して,それだけで
世界が平和になるなんて
どれだけめでたいことでしょうか。
いわゆる通行人Aですら,
魔王を倒した勇者一行を
称賛し,感謝の念を示します。
魔王が倒れたことで
世界中の人が,
心から祝福できる。
まさにファンタジーです。
そう捉えるならば,
魔王の存在は,
ある意味において,
羨ましくなります。
なぜなら,
魔王さえ倒せば
世界は平和になるのですから。
魔王に挑むこと無く
倒されてゾンビになった私
いつの頃か,
正確には覚えていません。
…確か10年以上前のことです。
私はある時,
気がつけばゾンビになっていました。
定義【ゾンビ】
怪奇映画に登場する無言・無意志で歩き回る死体。
場所は,アメリが合衆国のフロリダ州。
日差しのきつい,夏の日でした。
ある時まで,
私は自分の目標に向かって
全身全霊を込めて突き進んでいました。
私は,幸か不幸か,
首尾よく「目標」を達成できました。
さらなる次のステージへ。
そんな時に,
私は魔王に遭遇したようです。
その目標達成を支援してくれた方々は,
私に期待してくれたのでしょう。
彼らは,
「私ならば耐えられる」
…と判断したのでしょう。
私に,
「真実」
の一端を見せてくれました。
それが…
人間の心の奥に潜む「邪悪さ」です。
その邪悪な存在が,
どれだけのことを仕出かしてきて,
それが今の世の中に
どのような悪影響を及ぼしているのか。
そして彼らの真の目的は何なのか。
それを私に見せてくれました。
それが何かは明かせません。
あまりの邪悪さに
直面できませんでしたから。
…しかも,彼らが見せてくれたのは,
真実のごく一欠片。
たったそれだけで,
心がポッキリと折れて,
力尽きた…
3日ほど,悪夢にうなされた…
それだけは覚えています。
魔王に挑むことすらせずに,
真実の一欠片を認識しただけで,
力尽きました。
当時,向かっていた目標への
推進力を失い…
もはや,ただ死んでいないだけで
生きているんだかどうだか…
ですので,ゾンビです。
夢を諦めきれずに
未練がましいだけということであれば,
幽霊と同じようなものかもしれません。
ただ,その時に,
「ああ,魔王がいる世界って
本当に羨ましい」
と思ったことは覚えています。
今こうして,当時の記憶を
必死に呼び起こして書いていますが…
本当に,あの時は何が起きたのか
今なお不明です。
思い出そうとしても混乱するだけ。
魔王の正体
では,
魔王とは何でしょうか。
それは,
人の心に潜む悪魔です。
あくまでも潜むだけではあるのですが,
それが活動し始めてしまうと,
凶悪犯罪者になる可能性があります。
詳しくは下記参照記事をご覧ください。
人間がもっとも直面し難いものは,
「邪悪さ」
だという話を聞いたことがあります。
私達の中に在る魔王の欠片
世の中には,
真に邪悪な存在はいますが…
それは脇においておきます。
残念ながら
それは魔王ではありません。
魔王とは,
人の心の中に眠る,
ほんの一欠片の,
否定的な感情…
のようです。
妬み,恨み,憎しみ…
嫌悪,嗜虐心,残忍さ…
こういった感情の全てが,
「魔王」の欠片です。
なので,
魔王を「本当の意味で」
倒すことなどできません。
地球上から
人間を全て駆逐できれば
倒せるかもしれません。
言い換えると…
この地球上のすべての人間が,
自分の心の中に眠る
「邪悪さ」
に直面して打ち克って,
完全に自分の心の全てを掌握できた時に,
魔王を倒したことになります。
もちろん,人間である以上,
誰もが否定的な感情を抱いてしまうこと自体は
避けようがありません。
ただ…それをそのままにしてしまうことで,
魔王の欠片が育つのです。
それを世界中のすべての人が
実行することができれば…
世界に平和が訪れるのです。
だから…
顕現した1体の魔王という存在がいて…
それを倒せばそれだけで平和になる。
実に羨ましい話です。
では,
どうやって
魔王と戦えばいいのでしょうか。
かつて,
人の心の邪悪さに触れて,
力尽きて倒れた身です。
私の口から言えることなど
たかが知れていますが…
つい目をそらしてしまいがちな何かに,
目を向けること。
例えば…
「ああ,そろそろアレやらないとなぁ,
でも面倒だから,また今度でいいかな」
と目をそらしている何か,
あるのではないでしょうか。
それに目を向けるのです。
それだけで魔王は倒せませんが,
この積み重ねが,いつの日か
魔王を倒せるだけの
強い直面力にたどり着きます。
あるいは…
自分の心に向き合うこと。
自分が今本当にもとめているものは
何なのだろうか。
今の自分のやっていることは,
その求めているものに向かって
進んでいるのだろうか…
これは,
本当に強い直面力が要ります。
なぜなら…
直面してしまった結果,
今までどおりの人生を
歩けなくなるリスクがあるからです。
魔王の勢力拡大スキーム
例えば…
ずっと公務員として,
それなりの活躍をし続けて,
それなりの生活を送っていた人が
いたとします。
その人が…
本当に自分の心に直面したら…?
もしかしたら,
「アーティスト」
で在ることが,
心の底から望んでいる,
ということに気づいてしまったとしたら…?
知らなければ,
今までどおりの,
ぬるま湯の人生を送れたかもしれません。
ですが,知ってしまったら…
退職して,アーティストへの道を
歩き出さずにはいられないでしょう。
※公務員の副業は法律で禁止されています。
このように,
何かに直面することによって,
直面力を鍛えることが,
いつの日か本当の邪悪さに
向き合えるのでしょう。
逆に,
もしその時点で直面できなければ…
負の連鎖を引き起こして,
魔王が活性化します。
例えば,
夢を諦めた公務員(仮にAさん)に
友人Bさんがいて…
「俺は仕事をやめて,夢のために起業する!」
と言ったらどうなるでしょうか。
AさんはBさんに,
「やめておけよ,今のまままのほうが
生活は安定しているだろ」
と止めたとします。
夢を否定されたBさんは,
どう思うのか。
多かれ少なかれ,不快な感情を抱き…
魔王が活性化します。
それでもBさんは打ち負かされずに
起業して夢を追い続ける人生を始めたら…?
そんなBさんを見たAさんは,
妬みの感情を抱くことでしょう。
なぜなら…夢を諦めた,ということを
他ならぬAさん自身が最も身に沁みてわかっています。
そして…Bさんを見る度に,
「私は諦めてしまった」
という気分にさせられます。
こうして,Aさんの中の魔王も
活性化します。
こうして,
些細なやり取りの中から,
それぞれの人の心の中にある,
魔王の欠片が育っていくのです。
そして,
いつの日か,魔王の欠片が育って
顕現してしまった時に,
陰惨な事件がおきます。
それを…魔王の手下である
マスコミたちが拡散して,
人々の心の中に,ネガティブな
要素を植え付けていきます。
こうして,
魔王の欠片は勢力を拡大していくのです。
だからこそ,
自分らしい生き方で在り続けること。
周りにネガティブな要素を撒き散らすこと無く
日々を精一杯生き続けること。
自分の心に直面して,打ち克ち続けること。
それが,その人自身の中に眠る
「魔王」の倒し方です。
最初に紹介したとおり…
最近の世の中は,
「何かおかしい…」
と感じている方には…
これ以上の言明は避けますが…
「何か原因がある」
ということだけは
ご理解いただけたのでは
ないでしょうか。
魔王を倒して得られる報酬
最後に。
ゲームでは,
魔王に勝ったならば,
大きな報酬が手に入るでしょう。
あるいは,ゲームクリアになるかもしれません。
私達は,いつの日か召されるその日まで,
人生をクリアすることはできません。
クリアできないだけでなく…
心の中に巣食う魔王を倒したところで,
誰かから何か報酬を
与えられることもありません。
では,
魔王を倒して,
自ら手に入れることができる
報酬とはなにか。
それが,
冒頭で紹介した
「小説のワンフレーズ」
です。
手に入っている人は
気にしないかもしれません。
大して価値のあるものには感じないかもしれません。
ですが…
手に入れられていない多くの人は,
心の底から欲しくてたまらないもの
ではないでしょうか。
そのワンフレーズを紹介して終わります。
世の中の全ての人が,
朝起きた時に,
このように思えるならば,
魔王はいなくなっているでしょう。
この地球上から,
戦争の災禍は全て消え,
人が人を殺すこともなく,
妬みや恨みや憎しみといったものもない。
そんな世界になっているでしょう。
明日の朝,
ぜひこのワンフレーズを
思い出してみてください。
「…今日もまた。
楽しい一日になりそうだ」
今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。
【8月9日11時2分】「あの人」が良心の呵責も謝罪もない理由
【世界観】「アップスタッツな人」とはどんな人か
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この記事の「魔王」の欠片のような人たちが,
どんな所業をしているのか,具体例が解説してあります。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
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