こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業，
アップスタッツ経営研究会，
セールスコピーライターの飯山です。
今日は…
「都内郊外で新築一戸建てを
建てられそうなくらいの金額」
…を自己啓発や教材，セミナーに使った
スーパーノウハウコレクターの私が，
「実際に成果につながった」
学び方をお伝えします。
結論としては，
「執着しないこと」
です。
執着して失敗した例，
執着しなかったために
うまく行った例を
お伝えします。
あなたも，
「いろいろ勉強しているけれど
思うように成果につながっていない」
と思うことがあるならば，
しっかりと最後までご覧ください。
あるセミナー講師をぶん殴りたくなった話
都内で開催された，
５万円ほどのセミナーに
参加したときのことです。
受講料は５万円（＋税別）ですが，
北海道から都内までの交通費。
あとは…１DAYセミナーなら，
前日入りして翌日に帰るため，
２日分の宿泊費。
そして，２泊３日，仕事ができない分の
収益ダウン…
…といったコストが掛かります。
つまり
「これだけのコストを払うのだから，
徹底して集中して，
とにかく学ぶぞ！！」
と息巻いて参加します。
そのための下準備にも
余念がありません。
＜参照＞
そして…当日。
ある受講生が最前列で受講していました。
業界では，わりと有名…になったらしい，
「セミナー講師業」をしている人です。
今回，その人は私と同じ「受講生」でした。
ところが。
そのセミナーは，
受講中のパソコン禁止という
ルールにもかかわらず，ずっと
カタカタカタカタカタカタカタカタ
キーボードを叩いています。
しかも…位置的に画面が見えて
しまうのですが…
WordPressの管理画面です。
つまり，
セミナー中にも関わらず，
最前列でずっとブログを
執筆しているのです。
あまりにもうるさいので，
「そんなに忙しいなら，
帰ったらどうですか？」
と言ったところ…
一旦パソコンはしまったのですが，
数分後にまた取り出して，
カタカタカタカタカタカタカタカタ
休憩後，席替えがありました。
意識して彼とは席を離しました。
ようやく集中できるなぁと
思いながら聞いていたら，
バリボリバリボリ，
バリボリバリボリ…
どこからか響いてきます。
何事かと思ったら，
そいつが，やはり最前列で…
アーモンドをむさぼり食ってました。
音は響くし，
匂いはするし…
他の受講生どころか，
すぐ目の前で講義をしている
そのセミナーの講師に対しても
失礼です。
午後の小休止の時間に，
彼のもとに近づき，
一言声をかけようとした瞬間，
「あ，はいはい，
やめます，
やめます
ごめんなさい
ごめんなさい，
やめます。
それでいいでしょ」
ある意味，驚愕です。
私の人生で，
ここまで
「怒りを煽る謝罪」
を受けた経験は，
他にありません。
…そんな彼が
「セミナー講師業」
をしているのです。
サービスというものは，
品質ではないんだな…
そう実感させられます。
彼みたいな，
講師として…以前に，
一人の人間として，
唾棄すべき存在ですら，
「講師としては売れている」
範疇に入るのですから。
さて。
このセミナーで
私は何を学んだのでしょうか。
…何一つ，憶えていません。
覚えているのは，
その人の態度，
そして，
「コイツには二度と
近寄らないように，
名前くらいは覚えておこう」
と思って覚えた，
セミナーエリ●ト
という社名と，
「坂●●太郎」
という名前くらいです。
５万円の受講料，
諸費用もろもろ全てを
無駄にしました。
その原因が，
「執着」
です。
セミナーの
「コンテンツ」
に執着しているから，
それを乱す要素を
「許せない」
という怒りが先立ってしまうのです。
１から１００まで全部，
徹底して学ばないと気がすまないから，
それを妨害する要素には
攻撃的にならざるを得ません。
ですので…
彼に限らず
セミナー中に
携帯を掴んで出ていく人に対しては
首を振りたくなるし，
冷たい眼差しを向けたくなるのを
堪えなければならなくなります。
ミントの香りから逃げ出して手に入れた成果
数年前，
ジェイ・エイブラハムの動画を使って
ファシリテーターが解説する
３日間のセミナーがありました。
朝早く起きて，
最前列の，ファシリテーターに近い席を
しっかり確保。
「今日もがんばるぞ！」
と息巻いてセミナーに臨んだら…
どこからともなく，
ミントの香りが漂ってきます。
…という言葉では表現できない，
脳裏に突き刺さるような
感覚です。
もともと，
私は香りアレルギー体質なので，
香りへの耐性は弱いです。
…とはいえ，
せっかくの絶好の席なのです。
私が移動しなければいけないのは
納得いきません。
香りの源を特定して，
そいつを追い出せばいいのです…
と思ったのですが…
このままでは
原因を特定するよりも前に
私が吐いてしまうか，
気絶して倒れるほうが先になりそうです。
香りで受講を妨害されていることに対しては
激しい憤りを感じます。
同じように，私が倒れて
他の受講生を妨害するわけにはいきません。
諦めて，
私が引き下がりました。
具体的には，
最前列真ん中の席から
「一番遠い」
会場の一番外れに席を移しました。
けれど，
まだ香りの影響で
意識が朦朧としています。
「今日はもう学びはないな，
とりあえず，体調が回復するまで，
のんびりしていよう…」
…と，学びを放棄しました。
すると…
ぼーっとしているとは言え，
ジェイの講義の音声（の日本語吹き替え）が
耳に入ってきます。
ぼーっとしながら…
「…ん〜もしかして？」
そのときの講義はリスクリバーサルの話でした。
その時に得られた学びで，
セールスの成約率が３倍ほどにアップしました。
これが，
「執着を手放して得られた学び」
です。
結果的に私が最も成果につなげた本
実は，
私が数々のセミナーや書籍，コンテンツで
最も成果につなげたのは…
屁理屈無し 社長のための時間の使い方（著者：ダン・ケネディ）
この本は，
オーディオブックの
音声ファイルを
追加料金なしで
ダウンロードできます。
ですので，
私はこの本を買いましたが，
一度も本を読むこと無く，
全て，車の移動中に聴きました。
…といっても，
移動中の学習です。
脳内は「マルチタスク」状態です。
集中できる状況ではありません。
１冊分のオーディオブックすべてを聞いて，
脳内に残っているのは…１つか２つくらい。
ですので，その１つをやりました。
前年比で売上３倍，過去最高収益の
原動力になりました。
私のコピーライティングの要
私は，ダイレクト出版という会社から，
コピーライティングのコンテンツを
たくさん買っています。
自称
「スーパーノウハウコレクター」
は伊達ではありません。
ユーザーページにログインすると，
「おびただしい数」
のコンテンツで溢れています。
中には…
買った覚えのないものも，
大量に混じっています。
特典で手に入るコンテンツです。
そんな，買った覚えのない，
対価を払ったわけでもないのに
手に入れたコンテンツの一つに，
ダン・ケネディの
コピーライティングに関する
動画セミナーがありました。
これも，
車の移動中に聴きました。
…これは確か半分くらいしか
聞いていません。
覚えていることは…たった１つです。
その１つが，
私のコピーの書き方を
劇的に改善したのです。
今だから分かるのですが，
「きちんとコピーを学んだけれど
書けていない人」
と，
「私」
との決定的な違いが，
このたった１つの学びに
凝縮されているのです。
私のコピーは
クライアントから
「すごい臨場感がありますね」
と言われることが多いのですが…
そのような「臨場感」のあるコピーを
書く秘訣を手に入れたのです。
このように，
タダで手に入れたものだし…
とながら適当に聞き流したからこそ
「執着せずに済んだ」
のです。
ダン・ケネディが語る
「こういう人が成果を出す」
ダン・ケネディの
セミナー動画の中で，
こんなエピソードを話していました。
とても高額な，
数日間に渡るセミナーを
開催したときのことです。
非常に高額だったので，
受講生も，１０人くらいしか
いません。
ところが，
初日の午前中で，
１人帰ってしまいました。
その後も，
その人はセミナーに
現れませんでした。
ですので，
ダン・ケネディは
「よほど納得できないことがあったのだろう」
と思って，
「返金請求」される心づもりでいたそうです。
ところが…
返金請求されることもなく，
数カ月後。
彼からダンに
「依頼をしたい」
という連絡があったそうです。
そこで，
ダンはその時のセミナーの話をして，
「あの時はどうしたのですか？」
と尋ねたところ…
彼は，
「その午前中で，実行したいアイディアを
思いついたので，会社に戻って実行しました。
おかげで，受講料の●倍の収益を
得ることができました」
とのこと。
これがダンの言う
「成果の出す人」
の話です。
執着してはいけません。
私も，結果的に，
執着を手放して，
１つ２つしか得られなかった
その学びを実行したから，
成果につなげることができたのです。
どんなすごいセミナーでも，
実行しなければ成果には繋がりません。
そして…
人は一度に一つのことしかできません。
…ならば，
セミナーで学べることは
１つだけで十分です。
あとは，その１つを実行すればいいのです。
「おお，今回のセミナーで，
なんとノート１冊もメモを取った！
実行リストを，
付箋紙１００枚以上に書き出した！
あとはこれをやればいいんだ！」
と息巻いた時にこそ，
（これまでに何度あったことか…）
…実際にはちっとも行動につながらないのです。
私は，こうして
スーパーノウハウコレクターの道を
歩んできました。
だからこそ，
欲張らずに執着を手放して，
１つ学んで，１つ実行。
これを心がけていきたいものです。
追伸
私が１つ２つしか記憶に残らず
それを実行して，
過去最高益達成の原動力になった本が，こちら。
屁理屈無し 社長のための時間の使い方（著者：ダン・ケネディ）
その年の収益アップだけでなく
私の仕事…そして生き方さえも変えた１冊です。
今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。
↑
他の時間管理に関するノウハウではダメで，
この本でなければならない理由がこの記事に書かれています。
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セールスコピーライター 飯山陽平
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