閉まっているコンビニを見て感動した話

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閉まっているコンビニを見て感動した話
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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

北海道胆振東部地震から
10日以上経ちました。

 

 

1週間程度は,
余震が続く…ということで,
大きな揺れを警戒していましたが,
幸い,大きくても3~4くらいの
揺れで済みました。

 

…というネタを書こうとしたら,
また深夜というか明け方に
震度4クラスの揺れ。

 

三半規管にダメージが来る日々が
もうしばらく続きそうです。

 

さて,
まだまだ落ち着かないところは
落ち着きませんが,
一部では,流通やライフラインも
回復したようです。

 

人々の心の中はさておき,
少しずつ,時間が経って,
地震の影響自体は
収まりつつあります。

 

だからこそ…
今のうちに,
振り返って考えておきたいことがあります。

 

非常時における,
企業の対応です。

 

 

その時,この会社は何を失って
何を手に入れたのか

 

あなたは,YKKという会社を
ご存知でしょうか。

 

 

ファスナー製造で,
世界シェアナンバーワンの会社です。

 

時は1973年。
オイルショックで,
原材料のアルミが高騰しました。

 

原材料が高騰すれば,
当然ですが製品価格に上乗せされます。

 

 

ところが。
YKKは,

 

 

「ウチは値上げ分,100億円まで被ります」
と取引先に言って,
値上げや出し惜しみをしないように
要請したそうです。

 

 

結局,
40億円の損失を出しました。

 

その代わりに,
YKKは何を手に入れたのか。

 

 

非常時で,どこもかしこも
困り果てている状況。

 

 

それはYKKでも
同じことです。

 

その状況下でこそ行ったことが,
「信ぴょう性」
を持ちます。

 

YKKは,40億円の代わりに,
大きな信用を手に入れたのです。

 

閉まっているコンビニ

 

先日の震災から数日が過ぎた頃の
ことです。

 

まだ満足に信号機が点灯していない
街中を車で走っていました。

 

すると,
閉まっているコンビニが
ありました。

 

 

北海道の企業,
セイコーマートです。

 

 

車の中から,
ちらっと見ただけですので
完全に私の主観です。

 

閉まっているその
セイコーマートの店舗から,
誇らしさが伝わってきました。

 

なぜか。

 

 

震災当日。

 

 

人々は物資を求めて
さまよい,行列を作りました。

 

 

そんな状況下で,
大手コンビニは…
軒並み,閉店。

 

 

特に,
店舗数の多いセブンイレブンは,
ことごとく閉まっていました。

 

 

店の目には,

 

 

開いていることを期待して,
訪れたのでしょうか。

 

 

所在なさげにしている
数人の人がいました。

 

ところが。
震災当日であっても,
セイコーマートは
営業していたのです。

 

たくさんの人が訪れ…
ですが,流通が稼働していないので,
すぐに欠品になります。

 

震災から数日経ち,
他の大手コンビニチェーンは,
少しずつ営業を開始。

 

 

たまたま,ローソンの前を
通ったのですが,店から
照明の明るさが漏れていて,
たくさんの人が来店していました。

 

 

セブンイレブンは閉まったままですが。

 

 

そして…
ようやく,セブンイレブンが
営業開始。

 

ですが,
セイコーマートは,
震災直後から
販売していたので,
売るものがありません。

 

なので,閉店していました。

 

 

私が見たのは,
そんな状況のセイコーマートです。

 

他の大手コンビニチェーンが
復帰して,
落ち着くまでの間,
人々の心を支えたのです。

 

震災当日だからといって,
どうしても急に何か
必要になる…ということは,
どれだけあるのでしょうか。

 

ですが,
電気はつかない。
水道は断水するかもしれない。

 

 

SNS上では有る事無い事
様々な噂が流布している。

 

 

そんな状況下で,
道民はきっと不安だったのでしょう。
だから…
どうしても欲しいものが
あったかどうかはさておき,
人が集まる場所へ行き,
安心したかったのかもしれません。

 

 

都心に本社を置くコンビニチェーン店は,
どう思ったのかもしれません。

 

ただ,外形上,明らかだったのは
店が閉まっていた,という事実です。

 

 

一方。
北海道に本社を置くセイコーマートは,
きっと,この人々の不安や恐怖を
感じ取ったのでしょう。

 

 

だから,
震災当日も,
店を閉めずに開けて,
人々の拠り所であろうと
したのかもしれません。

 

 

ですので…
他の大手コンビニが休んでいる中で
商品供給を行い…
だからといって
仕入れができずに,店の在庫は枯渇。

 

そして,
他のコンビニが営業を再開した時に
休んでいるセイコーマートを見ると,

 

 

「やるべきことを果たした」
店の姿に見えたのです。

 

 

実際に,
地震後に,
開店しているセイコーマートに
人が集まっている様子が
「明るく」見えて…

 

閉店しているセブンイレブンを前に,
がっかりしたような,
途方に売れた人たちの様子を
感じ取ったことは確かです。

 

この日,セイコーマートは何を売ったのか

 

単に,店の商品と言えば
それまでですが…

 

ですが,
非常時における企業の姿勢は,
行動となって,現れます。

 

YKKと同じです。

 

セブンイレブンを始めとする
大手コンビニチェーンが
軒並み休んだ中で,
セイコーマートだけが開いていた。

 

 

これは…
震災の記憶とともに,
人々の記憶の…頭の片隅に
入ることでしょう。

 

これで,
直ちにコンビニシェアが盛り返せるとか…
といった話ではないかもしれません。

 

ですが,この時に
築いた信用というものは,
そうそう崩れることはないでしょう。

 

個人的には…
ことごとく閉まっていた
セブンイレブンを見て,
「失望」
したことは,よく憶えています。

 

 

きっと,
今後も忘れないでしょう。

 

 

「いざというときに
セブンイレブンは頼れない。
頼れるのは,セイコーマートだ」

 

 

という記憶。

 

そして,閉まっているシャッターを見て
誇りと…感動と…
あの時に人々の「心」を支えて
守ってくれたことに対する感謝を,です。

 

 

最後に。
私自身が,震災において
何かをしたわけではありません。

 

せいぜい…
被災者のために,
北海道のために,
「祈念してください」
と書いたくらいです。

<参照>

 

 

そして…
実際に,大多数の人が
「何かをやろうと思う」
だけで,終わります。

 

だからこそ,
一歩踏み出した人の行動の価値は
高いのです。

 

 

非常時のときこそ,
落ち着いて,
なすべきことをやれる
自分で在りたいものです。

 

 

まだまだ,震災の影響は残っています。
昨日,イオンに言ったときの写真です。

 

 

停電とか,店の営業休止とかは
外形的なことです。

 

そうではなく…
人々の心の中から
震災の影響を脱した時に,
ようやく復興と言えるのでは
ないでしょうか。

 

1日も早く,
人の心の中に
復興が訪れますよう
願いたいです。

 

今日のテーマに関する記事はこちらです。
あわせてご覧ください

 

 

 

 

 

<はじめての方へ>
まだご覧になっていない方は,
一度トップページをご覧ください。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

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