何のために生きるのか

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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

気がつけば8月に
突入しました。
今年もあっという間ですね。

 

 

ここ数日,
暑くなりましたが…
今年の札幌は
昨年と比べて
びっくりするほど涼しく…

 

まあ,昨年が異常だったのでしょうけど。

 

 

暑さを感じることなく,
このまま夏が終わっていくのではないか,
くらいに思いましたね。

 

 

さて。
そんな
あっという間に過ぎていく時間。

 

 

これを
もう少し抽象度を上げてみたときに,
思うことがあったので
今日のテーマにします。

 

 

お題としては…
思いっきり大上段から構えて

 

 

「何のために生きるのか」

 

 

という話ですね。

 

 

まあ,
8月というのは
そういう時期ですので
せっかくですからお付き合いください。

 

 

寿命延長遺伝子の存在

 

 

暑いので,
ちょっと食欲が減衰気味で,
食べるのも面倒なので,
一日1食とか…

 

 

良くないなぁと思いながら,
かき氷で一日過ごす,とか。

 

…なんて話をある人としたら,

 

 

「お,いいねぇ,
サーチュイン遺伝子が働くよ
長生きできるね」

 

といったことを
言われました。

 

 

さて,
このサーチュイン遺伝子。
寿命延長遺伝子とも言われ,
一時期,一世を風靡したのを
覚えているでしょうか。

 

ざっくりと解説します。

 

腹7分目を続けると,
このサーチュイン遺伝子なるものが
活発化して,
長生きできるようになるのだとか。

 

 

ただ,
腹7分目というのは…
要するに満腹ではないわけですから,
食べたい人には食べたいわけで…

 

 

そこで注目されたのが,
このサーチュイン遺伝子を
活発化されると言われる,
「レスベラトロール」
というサプリメント。

 

 

アメリカでは年間30億円ほど
売れ続けるという
大ヒット商品となりました。

 

 

まあ,
私も当時は,
寿命云々はともかく,
ちょっと気になる症状があり,
その症状の改善に
サーチュイン遺伝子が活躍する
なんて話に「期待」して
レスベラトロールを
買ったことはあります。

 

 

面倒で買わなくなりましたが。

 

 

ただ,
改めてこうして書き出してみると,
マーケッターとしては
興味深いですね。

 

人間の欲求が,
ここまで如実に出ていて
「わかりやすい」
事例はめったに無いでしょう。

 

 

つまり,
人間の根本的欲求は
「生きたい」
のです。

 

だから,
寿命を伸ばす
サーチュイン遺伝子について
興味津々で…

 

そして,
非常に逆説的ですが。

 

 

その寿命を伸ばすための
「努力」
まではしたくないわけです。

 

つまり,

 

お腹いおっぱい食べて,
長生きしたい

 

という,
まさに人間の欲求
そのものですね。

 

 

このサーチュイン遺伝子という
観点から考えると,
満腹と寿命延長は
トレードオフなのですが。

 

 

おいしいところだけを
両取りしたい,
という人間の欲深さが
よくわかりますね。

 

年間30億円も
売れ続けるというのは
人間の本性が
そこにあるということでしょう。

 

 

まあ,
言うまでもなく
私も同じ穴のムジナですが。

 

 

ちなみに。
英国の科学誌「ネイチャー」において,
このサーチュイン遺伝子の
寿命延長効果はない,
とする学説論文が発表されたようです。

 

 

まあ,
健康産業的には,
「レスベラトロール」
を売りたいですから,
あまり大々的に
「サーチュイン遺伝子は効果がない」
なんてことは
広がっていかないでしょうけど。

 

 

ただ,
今日のテーマ的に,
ここまではただの
前フリでしかありません。

 

 

 

長生きしてどーする?

 

 

って,
考えたこと,ありますか?

 

 

私がこの考え方に触れたのは,
二十歳頃の話です。

 

当時,
国家試験の勉強のために
資格の予備校に通っていたのですが。
そこの学長が自己啓発に
傾倒していて…

 

その資格の予備校の
「購買部」
には,テキストなどと一緒に
その学長の著書も
おいてあったりするわけです。

 

 

そして,
当時,
彼は毎日ブログを書いていて…
たまにブログを見に行ったことも
ありました。

 

 

すると,
ちょっと不思議なカウントダウンが
あるのです。

 

 

「あと何日」

 

 

というものですね。

 

 

その数字が何かをよく見てみると,

 

 

その学長は95歳で
この世を去る,
と決めているとか。

 

 

なので,
95歳の誕生日から逆算して
残りの日数が後何日,
ということでした。

 

 

自分が何歳で
この世を去るか,
ということを決めている人が
いるということに
大きな衝撃をうけたのです。

 

 

まさか
95歳の朝になったら
首を括るとか,
そんな話ではないのでしょうけど…

 

 

数字よりは,

「人は長生きすればするほど
いいのではないか」

という漠然とした考えが
あったのです。

 

 

 

 

人は人。ただ自分は…

 

 

 

私は祖母からたいそうに
かわいがってもらったのは
よく覚えています。

 

私はその祖母からしたら,
唯一,「男児」の孫でしたから。

 

なぜか,
いとこは全員女性なのです。

 

それはさておき。
そんな祖母ですが…
80歳を前に倒れました。

 

 

そこから,
身動きが取れなくなり,
特養ホームに入所。

 

認知症で判断能力がないまま,
99歳と…360日くらい…
100歳の誕生日直前に
旅立っていきました。

 

結局…
20年くらい,
ずっと施設暮らしでした。

 

 

別に,
祖母の生き方に対して
良いも悪いも
何も思うことはありません。

 

私が思うのは,

「自分だったらどうだろうか」

ということです。

 

つまり,
約20年ほど,
判断能力がなく,
第三者の借りないと
満足に生活できない状況下で
生き続ける。

「我思う故に我あり」

なんて言葉もありますが。

 

 

認知症で,
自分のことを自分だと判断できない,
ということでもあり…

もし自分がそうなったら,

「何のために生きているのだろうか」

 

 

つまり,
肉体としては生きているけれど
自分で自分のことを認識できなくなった
時点で…

 

 

もはやそれは
ひとつの
「死」
の形であり…

 

しかも,
体は不完全な形で
生命活動をして,
社会の…誰かしらの
足手まといになりながら
何ら価値を生み出すことなく,
生きるわけです。

 

 

繰り返します。
他の人がどうか,
というのは一切関係ありません。

 

 

認知症で,
判断能力がない人を
どうこう,という
批判や蔑視の意図は
ありません。

 

 

単に私自身の問題です。
私は自分に置き換えたときに…

 

 

「そこまでして私は
生きたくはない」

 

 

と思ったことがあります。

 

 

そう考えると…

 

「長生きするために
長生きする」

 

ということであれば,

 

「何のために長生きするのか」

という目的が
ないまま,
ただ惰性で生きていることに
なります。

 

 

生き様,生き方ですから,
人のことを批判したり
否定する気はありません。

 

自分はどうしたいだろうか…

 

なんていろいろ考えますね。

 

 

8月ですから。
単純に私の誕生月だから
でもありますが。

 

 

私も95歳まで生きたいと
思っていたこともありますが。

 

それから人生が紆余曲折を経て,
残念ながらこの生涯で
やってみたいことのひとつは,
実現しないことが確定しました。

 

別に良い悪いではなく,
取捨選択の結果です。

 

ですので…
今日のこの記事を書いている
私自身としては…

 

80歳くらいまでに,
この生涯で果たすべきことを
しっかりと完了して…

 

誰の記憶にもとどまらないまま
気がついたらいなくなっていた,
なんて引き際を迎えられたら
最高ですね。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

今日のテーマに関する記事はこちら。
あわせてご覧ください。

 

 

 

 

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