セールスコピー上達に必要な「語彙力」を高める方法

セールスコピー上達に必要な「語彙力」を高める方法

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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

ここ数日,
セールスコピーライティングに関する
マニアックな話を書いてきました。

 

<参照>

 

 

一旦,今日で
この一連の話を終わります。

 

 

そして…
今日は一際マニアックな話を
お届けします。

 

 

昨日は,
セールスコピーライティングに
必要な適性として,

 

セールス力
ライティング力
語彙力
リサーチ力
マーケティング力

 

この5つがあり…
これらがある程度バランス良く
揃っている人であれば,

 

「セールスコピーライティングを
学んで身につけ,成果が出しやすい」

 

という話でした。

 

適性が揃っていると
「学べる」
ということですね。

 

 

 

では…
今日のお題は,
一際マニアックな話として

 

「語彙力を高める方法」

 

についてお伝えします。

 

 

もう,
このお題を見ただけで
ダメな人はダメでしょう。

 

 

…たとえとして
適切かどうかは
わかりませんが。

 

 

絶叫マシンみたいなものでしょう。

 

 

平気な人は全く平気,
むしろ大好きで,
最前列で満面の笑顔で
ダブルピースとかするわけです。

 

でも
だめな人はとことんダメ。
酔ってしまって
降りた瞬間にうずくまって
えづいてしまう。

 

…そもそも,
搭乗すらできない人もいます。

 

 

まあ,
そういうものです。

 

 

なので,
今日はセールスコピーに必要な
語彙力を高める…というお題ですが

 

ここまで読んで大丈夫な方だけ
最後までお付き合いください。

 

 

 

幼少の頃の愛読書

 

 

幼少…というほどでもないですね
私が中学受験勉強を始めたころなので…
10歳か,11歳位。

 

小学5年生くらいでしょうか。

 

 

ベッドに寝る時は,
いつも足がはみ出ていました。
なぜなら…

 

枕元には本が山積みで…
そのスペース分,
枕の位置がズレてしまうからです。

 

 

その本は…
主に,親の本棚から
こっそり持ち出してきたものばかり。
小学生の小遣いで買える本なんて
たかが知れてますからね。

 

 

 

実家には,狭いですが,
書庫専用の部屋があり…そこには
壁一面に本棚がありました。

 

 

その中から,
適当に本を抜き出してきては…
ベッドの中で読み…
そのまま寝落ちする。

 

そんな小学生だったのです。

 

そして…
片付けることもしないので,
枕元の本は
どんどん増えていくばかり。

 

 

そして。
小学六年生になると,
受験勉強も忙しく,
なかなか本をたくさん読むこともできず…

 

限られた本を読んでいました。

 

 

それが…
辞書です。

 

 

国語辞典は,
読み始めると
止まらなくなり,
いくらでも時間を
費やしてしまいます。

 

 

元の,調べようとしていた
言葉の定義を調べようと,
辞書をめくっていると…

 

 

そこには,
たくさんの言葉があり,
ついつい,
そちらに気をとられ,
最初に調べようとしていた単語には
なかなかたどり着かないのです。

 

 

あとは,
ことわざ・四字熟語辞典も
大好きでした。

 

 

故事から成る
慣用句やことわざを知るのが楽しく…
ついつい読みふけってしまいます。

 

 

小学六年生が,

 

「なるほど,
覆水盆に返らずとは
こんな成り立ちで
こういう意味だったのか」

 

…などと
しみじみ学んだのは
よく覚えています。

 

今思えば…
小6で,ろくに恋もしていないような
オタクのガキが
覆水盆に返らずの
意味なんてどこまで
理解できてたことやら…

 

 

…という背景が私にはあったので,

 

「言葉を知れば知るほど,
自分の言いたいことを
より性格に表現出来る」

 

という考え方には
すぐに馴染み,
納得したのも
よく覚えています。

 

 

これは
私の体験ですが…

 

 

でも,
世界ナンバーワン
マーケティングコンサルタントの
ジェイ・エイブラハムも

 

似たようなことをしていたそうです。

 

 

世界ナンバーワンが実践した語彙力アップ方

 

 

 

ジェイは,
今でこそ
世界ナンバーワンと賞賛され,
豪邸に住み,大富豪ですが。

 

 

彼がまだ若かりし頃は,
本当にお金に苦労していたようです。

 

 

18歳で,結婚して子どもがいて…

仕事に行くのに,
壊れてヒーターがつかない車で通勤。
外気温は5℃くらいの中,
1時間半座って霜取りをしないと
車に乗れない…
なんて体験もしていたそうです。

 

大学に行くお金もなく
高度な専門教育を受けたことがない彼は…

 

 

古本屋で,
辞書を安く手に入れ…
毎日決まった数だけ,
言葉の定義を覚えていったそうです。

 

1日10個でも,
一月に300百

 

年に3650の言葉を
覚えたならば…
これはすごいことですよね。

 

 

実際,
彼は
「極めて正確に言葉を使う」
と賞賛されることもあります。

 

私も,
彼と話をしたことがあるし,
彼の話を聞く機会…
特にセミナーコンテンツなどは
たくさん耳にしました。

 

残念ながら
彼の語彙力の正確さを
知るほどの英語力が
私にはないですが。

 

慎重に解説しようとしている時の
彼の言葉の言い回しは…
一言でいうと
「回りくどい」
くらいです。

 

それだけ
「誤解の余地を減らして
正しく伝わるように心がけている」
ということがよくわかります。

 

 

使える語彙力,使えない語彙力

 

 

ですが…
たくさんの言葉を知っていれば
それが語彙力アップにつながる…
ということではありません。

 

 

ジェイ本人は
「辞書を覚えた」
のです。

 

どこまで正確かどうか,
その点について本人から
聞く機会はありませんでしたが。

 

 

基本的に
辞書はそうそう
間違ったことは書いてありません。

 

辞書一冊を編纂するのに
どれだけ時間と労力が掛かるのかは,
興味があれば

 

映画「舟を編む」

 

をご覧になればわかるでしょう。

 

つまり,
正しい言葉の使い方を
覚えたのです。

 

言い換えると…
本人が正確にその言葉を
説明,定義できないならば,
どれだけ言葉を知っていても,
それは語彙力向上には
つながらないのです。

 

 

例えば…

 

斜に構える

 

なんて言葉があります。
これはどんな意味でしょうか。

 

 

これは,
「改まった態度をする」
ことを意味します。

 

もともと,
剣術における
「正眼の構え」
から来ており,
真正面から相対する
この正眼の構えを
傍から見ると,
ナナメに見えます。

ここから

「斜に構える」

 

という表現がされるように
なったのだとか。

 

つまり…
本来の言葉通り
「真正面から相対する」
ときに使う言葉ですね。

 

ですが…
なぜか,
物事に書面から取り組まずに
皮肉っぽく捉えるときに
「斜に構える」
という表現で使われることがあります。

 

これは…
言葉を使いこなしていない
例ですね。

 

 

もうひとつ。

 

姑息

 

という言葉。

 

これは,
その場しのぎ
という意味なのに…

 

 

なぜか,
卑怯
という意味で使う人が多い。

 

これも,
正しい意味を知らずに
言葉を使いこなしていない例です。

 

 

正確に言葉の定義を理解し
適用できないと
「その言葉」
を使いこなすことが出来ません。

 

 

「語彙力」
というのは…

 

自分にとって
正確に使いこなせる言葉の数が
どれだけあるか,
ということに直結します。

 

言葉を聞いたことがある
読める…
だけでは足りません。

 

正確に理解して適用できて
はじめて…
その言葉を
使いこなせているということです。

※ここで言う「適用」とは,
自分の言葉で正確に説明できることです。
辞書に書いてあることを一字一句
暗記することではありません。

 

 

さらに。
言葉には
複数の定義がある場合が多い。

 

 

例えば…勉強。

 

 

学問を学んで習得する「勉強」もあれば
経験を積むことも,
「いい勉強になった」
なんて言い回しをします。

 

…という理解だけだと,

 

 

取引の場において,

 

 

「もう少し勉強できないか
上司に掛け合ってみます」

 

 

という表現があると
混乱するわけです。

 

 

勉強は,
「値引きをして安く売る」
という意味もあるのです。

 

 

このように,
ひとつの言葉にはたくさんの意味があり,
それぞれを正確に理解していないと,
混乱してしまうことがあるのです。

 

 

語彙力を高めるセンス

 

 

 

そう,
ここではセンス…感覚です。

 

わからない言葉,単語,言い回しに
出くわしたときに…

 

混乱したり…
ん?

という違和感を抱いた時は…

 

「その言葉の正確な定義を理解できていない」

 

瞬間なのです。

 

 

ある程度,
前後の文脈から
「おそらくこういう意味あろう」
みたいな推測はできるにしても…

 

でも,
それは推測であって,
正確な言葉の定義を
把握していないことに他なりません。

 

 

ですので…
語彙力を高めるにはどうするか。

 

まさにセンスです。

 

つまり…

「自分には正確にはこの言葉を理解していない」

と感じた瞬間を
どれだけ自分で自覚できているかどうか。

 

その感覚を掴んだなら…
速やかに,辞書を引くことです。

 

それが,
前後の文脈からの推測が
「正しい」
ならそれでいい。
不確かだったものが
確かになったのですから。

 

 

正しくないなら…
そのときに,正しい定義を
身につければいいのです。

 

 

多くの人が
これをやらずに

 

「なんとなく」
「前後の文脈から推測」

 

だけで済ませてしまうから,
上述のような

「斜に構える」
とか
「姑息」
みたいな…

間違った言葉の使い方が
蔓延してしまうのです。

 

 

何よりも…

 

自分がどれだけ,
言葉の定義を正確に理解できているか
それができていないか…

 

このことを実感することが大事です。

 

なので…
私から質問。

 

今日はここまで
「言葉の定義」
という表現を
何度も使ってきました。

 

この

「定義」

という言葉。
あなたは定義できるでしょうか。

 

ここでちょっとでも詰まったら,
ぜひ,辞書を引いてみてください,

 

 

今はスマホで簡単に
辞書を引けますからね。

 

以上,
非常にマニアックな話をしてきました。

 

本当は
良い辞書にどうやって出会うか,とか
辞書との相性とか…
まで話してもよかったのですが。

 

あまりにもマニアックすぎるので
割愛します。

 

なお,
この割愛というのは
単に省略するという意味ではなく,

 

惜しいと思うものを
思いきって捨てたり
手放したりすることです。

書きたいけどやむを得ず省略する
ということですね。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

追伸

語彙力とセールスコピーライティングの
関係性については,
昨日の記事を確認しておいてください。

 

 

 

 

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