投票率が上がらないシンプルで根深い原因

投票率が上がらないシンプルで根深い原因

投票率が上がらないシンプルで根深い原因
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

 

今日は,選挙の話をします。

 

 

このブログは
特定の政治団体・政党を
支持擁護することはしません。

 

なので,
政治の話ではなく,
選挙の話です。

 

単刀直入に質問です。

 

なぜ,
投票率は上がらないのでしょうか。
あなたは,どう思いますか?

 

 

その理由,原因は様々あります。
今日はその中から,
個人的に実感したひとつの原因について
考えていきます。

 

 

以下,お付き合いください。

 

 

寒い!

 

 

外出先から家に帰ると,
郵便受けに,選挙公報が
入っていました。

 

立候補者の主義主張が
まとめられているので,
投票前には目を通しておきたい内容です。

 

 

が。

 

寒いですね。
かつて住んでいた北海道と違って,
雪道とか,氷点下になる…とかでは
ないのですが,それでも寒い。

 

 

この寒い中,
投票に行くのが,実に億劫ですね。
ネットからオンライン投票できれば
いいのですが。

 

 

オンライン解禁にすると,
一部の既得権益者にとって
非常に都合が悪くなるから,
これから先も,そうそうは
解禁しないでしょう。

 

 

それはさておき。

 

 

では,
寒いから投票に行かない人が多く,
投票率が低いのでしょうか。

 

 

選挙は,
別に厳冬に行うとは
限りません。

 

夏の炎天下でも
行われることもあります。

 

 

が。
春や秋などの,
外に出るのに気温が
障害にならない時期でも
行われます。

 

投票率は,
概して低い水域に
とどまっており…

 

 

気温とは直接因果関係は
ありませんね。

 

 

まあ,
投票に行かなかった人に
「投票にいかなかった理由を
教えてください」
と尋ねたら…

 

大半が,
寒いとか面倒,億劫…
なんて答えになりそうですが。

 

 

 

投票に至るまでの高い壁

 

人は,必要性があれば
行動します。

 

それほど寒かろうと
面倒だろうと…です。

 

少々,尾籠びろうなたとえですが。

 

 

夜中に眠っていて,
お手洗いに行きたくなったら
起きて,お手洗いに行きますよね。

 

冬は布団から出るのが寒いし
億劫ですが…
でも,行かないわけには行きません。

 

投票とお手洗いを同列に例えるのも
どうかとは思いますが,
そう考えると,
本当の原因は何なのか。

 

 

別の例えです。

 

筋肉をつけたい…と思い,
腹筋を1回やるとします。

 

本当に筋肉の少ない人,
あるいはメタボな人は,
1回でもなかなかに大変です。

 

 

では,
その1回にどんな価値が
あるのでしょうか。

 

 

はじめは1回しか出来なくても,
毎日1回ずつやっていけば
2回,3回…と出来るようになるでしょう。

 

それでも続けていくことで…
どれだけの時間が掛かるかは,
その人のもともとの筋肉量や体質,
あるいはメタボの度合いにもよりますが…

 

いつかは,
引き締まった体にたどり着くでしょう。

 

続けていけば,
よほどのことが無い限り,
たどり着く未来です。

 

でも,
実際には続かない。

 

なぜか。

 

行動を続けて
習慣化できるかどうか,
という話とは別に。

 

メンタルの問題として…

 

その思い描く理想の光景と
現時点のギップのあまりの大きさに
打ちのめされてしまうからです。

 

 

更に別の例です。

 

現状で多額の借金を背負って,
日々の暮らしで精一杯の人が…

 

いつかは
成功して大金持ちになる。
…という夢を抱いて…
さて,そのために,
今日の仕事を精一杯頑張って…

 

その先に,
適切な目標設定と
計画,継続的な行動を
することで,
借金を返済して,
ビジネスで大きな成果を出す…

 

…かもしれません。

 

でも,
今はしがない非正規雇用の
安い時給で働くだけ。

 

 

この現状と未来との間に,
どれだけの大きなギャップがあるのか。
そして,そのギャップに直面して
耐え抜いて…
今日,明日,明後日…と
行動し続けられるでしょうか。

 

 

 

これができるのは,
本当にごく限られた
一部の人です。

 

 

そう考えると…

 

選挙の投票率が低いのは
よくわかりますね。

 

 

なぜか。
投票というのは,
未来を変えようとする行動だからです。

 

…で,
実際どうでしょうか。

 

この一票を投票することと…
理想の未来との間に,
どれだけのギャップがあるのでしょうか。

 

 

そのギャップに直面し,
耐えて…

 

ついでに,
寒やさ面倒臭さも耐えて,
投票所に足を運ぶ人って…
どれだけいるのでしょうか。

 

 

シルバー民主主義などと言われますが,
高齢者を優遇する政策を主張し,
その恩恵にあずかる…

 

しかも,
時間とお金が割と融通の聞く
高齢者なら,投票所に足を運びやすいでしょう。

 

 

でも…
今日を生きるだけで,
精一杯な若者が…

 

良くなる未来を願って,
投票所に足を向ける事ができるでしょうか。

 

 

これが,
私の考える,
ひとつの投票率の低い原因です。

 

 

 

未来を変える方法

 

 

 

劇的に,
未来を帰る方法など
そうはありません。

 

上述の筋トレと同じように,
理想の未来とと現実とのギャップに
歯を食いしばって耐えるしかないのです。

 

その上で,
今日,できることをするしかないのです。

 

 

政治を変えるには…?
変わらないかもしれない。
それをやっても意味がないかもしれない。

 

そんな中,
この寒い中,本当に投票に行くの?

 

という,心の声に歯を食いしばって耐え,
寒さに耐え,
投票所に行くしか無いのです。

 

なぜか。
それしか出来ないからです。

 

できないなら,
できることをやるしかありませんね。

 

まあ,
被選挙権を行使するのも手ですが,
それは論点がズレるので省略します。

 

 

…ということで,寒いですが,
明日にでも期日前投票,行ってきます。

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

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