人の話を聞き続ける「傾聴」という苦痛を軽減・回避する方法

人の話を聞き続ける「傾聴」という苦痛を軽減・回避する方法

人の話を聞き続ける「傾聴」という苦痛を軽減・回避する方法
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

 

昨日は,
人生の幸福度を押し下げる
「傾聴」
という考え方について
お伝えしました。

 

<参照>

 

人の話を
傾聴すること自体は大事だし,
相手との人間関係にも
寄与しますが。

 

多くの場合,
「自分が話したい」
欲求のほうが強く,
それを無理に押し殺して
話を聞くことは耐え難い苦痛です。

 

 

傾聴すればするほど,
人生の幸福度が下がっていく。
という話でした。

 

 

ではこの問題,
どう解決すればいいのでしょうか。

 

 

最初にお伝えしなければいけないのが,
根本的な改善策は,
このブログでは紹介できません。

 

繰り返しの修練を伴うコミュニケーションスキルで
改善できるのですが…
それをブログで書いたところで…
畳の上で水泳練習…みたいな感じに
なってしまいますから。

 

 

ですので,
今日はそれ以外の方法論について
模索していきます。

 

以下,付き合い下さい。

 

 

要するに,コレ!

 

 

昨日の記事で,
コメントをいただいたので
紹介します。

 

 

傾聴や聴く技術の前に、
「その人の話を聞きたいか?」ということですね。

 

 

身もふたもないですが,
これが結論です。

 

 

自分の人生の一部を投じて,
そして,苦痛に苛まされることなく
話を聞き,コミュニケーションできる。

 

 

その上で,
自分が喋りすぎないようにすることで
相手に苦痛を与えない。

 

これが,
現実的…つまり
「やろうと思えば実践できる」
解決策です。

 

 

理想の解決策

 

 

少し話は逸れます。

 

冒頭で書いた,
「修練を重ねたコミュニケーションスキル」
を適切に使うと
何がおきるのでしょうか。

 

短い会話でも,
相手が話しすぎなくなります。
なので,
聞き続ける苦痛を大幅に軽減,緩和
できるようになるのです。

 

 

例えば…

 

かなり偏見混じりの例え話ですが
ご容赦下さい。

 

あなたが男性なら,
きっと実体験があるのではないでしょうか。

 

よく喋る女性って…
同じ話を二度も三度も四度も五度も…
しますよね。

 

もちろん,男性にも
そういう人はいますが。

 

そんな人…話題に限って,
苦痛に耐えかねて
「その話は前に聞いた」
などと言おうものなら,
逆上する。

 

 

その先は…

 

 

「前に聞いた話でも,
まるで初めて聞いたかのように
うなづいで聞かなければならない」

 

…と説教されたり…

 

 

「この話は前にもしたけど」

 

 

…と,前置きをした上で
同じ話をする…確信的犯行に
及びます。

 

これを防ぐのが,
上述のコミュニケーションスキルです。

 

コレを使うと…
「相手が同じ話をしなくなる」
「繰り返し話すことがなくなる」
のです。

 

が。

 

これは
「学んで徹底的に練習してなお,
使いこなせるかどうか」
という技術です。

 

ならば…
「やろうと思えばできる」
現実的な解決策。

 

それは
コミュニケーションをする相手を
選ぶしか無いでしょう。

 

 

同じ話でも,
苦痛に苛まされることなく
聞ける相手とコミュニケーションをすればいいのです。

 

 

 

小手先のテクニック

 

とはいえ…
仕事ではなかなか
そうはいかない…という場合も
あるかもしれません。

 

本当は
仕事「こそ」徹底しなければ
ならないのですが。

 

カウンセラーやセラピスト…
あるいはコンサルタントなどは
話を聞くのが仕事です。

 

 

つまり…
その人の話を聞きつづけてもいい
と思える人だけを相手にしないと
仕事に対して憎悪を抱くことになりかねませんから。

 

ですので,
ここではあくまでも小手先のテクニックです。

 

 

 

実際,あるコンサルタントから
聞いた話です。

 

コンサルティング開始時に,
「○○時までですね,よろしくお願いします」
と,終了時刻を明言してから
コンサルティングを開始します。

 

そして,
時間になった瞬間,
即時に打ち切るのです。
相手が喋っていようとなんだろうと,
遮って打ち切り,
次回の予定を決めて終了します。

 

相手…クライアント側は,
ずっと一方的に喋っているだけですので,
何もアドバイスを貰えていない。

 

 

そのことに不満を抱くかもしれませんが,
「はじめから○○時までと言いましたよね」
と言えばいいだけの話です。

 

 

これで
「教育」
は完了。

 

 

次回以降,
本当に聞きたいことがあれば,
喋る量は減るでしょう。

 

それで客が離れていくようなだったら,
その人を顧客にした自分に落ち度がある,
その上で,早々に縁が切れることを
喜べばいいのです。

 

 

 

はじめから,
終了時刻を明言しておく。
時間になったら打ち切る。

 

 

基本は,このパターンです。

 

これは
コンサルティングだけでなく,
日常のコミュニケーションでも
役に立つでしょう。

 

つまり,

「ちょっといい?」

と言って話しかけて,
時間を奪っていく人には…

「ダメ」

と言って拒否するか,
「○分だけなら」
と宣言して話を聞けばいいのです。

 

タイマーをセットすれば完璧ですね。

 

 

これが苦痛を緩和する方法です。

 

 

ここまでして…
苦痛を緩和して…
だらだら喋る人間関係を排除して…
それで残るのは,

 

 

傾聴や聴く技術の前に、
「その人の話を聞きたいか?」ということですね。

 

 

というここに戻る,という話でした。

 

人の話を聞き続ける
傾聴そのものが,
人生の幸福度を下げてしまう…

 

…という点もありますが。
そもそも話を聞く相手の選び方次第でも
幸福度に影響する,という話でした。

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください