大きなことを成し遂げる、小さな今日の一歩

大きなことを成し遂げる、小さな今日の一歩

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ちょっと思い出してみてください。
小学生の頃、鉄棒で「逆上がり」というものをやったことがあるのではないでしょうか。
あなたは、逆上がり、できましたでしょうか。

私は…なかなかできませんでした。
体育の時間になると憂鬱で、何度やっても逆上がりできず…何で回りの人は出来るのだろう。
なんで自分はできないのだろう…
自己嫌悪に陥ったものです。

ある日もどうせ出来ないだろうな…などと思いながら鉄棒に向かい…そのまま、全く別のことを考えながら逆上がりに挑戦。
気がつけば出来ていました。

何が起こったのかはわからず、もう一度繰り返してみたら…出来ていました。
3回ほど繰り返してみて…今度は「なぜコレが今まで出来ていなかっただろうか」と思うに至りました。

今度は別の話です。
あなたは自転車に乗ったことがあるでしょうか。
補助輪なしの自転車に乗れるようになったのを思い出してみてください。
私は今もよく覚えています。何度も転んで痛い思いをしました。
母が後ろから支えてくれているから上手く走れている…と思っていたら、実は支えておらず…初めて補助輪なしで上手く走れた、という体験が出来たのです。

さて。
こちらをご覧ください。
このブログで何度も何度も紹介している、世界ナンバーワンマーケティング・コンサルタント、ジェイ・エイブラハムの「卓越の戦略上級編」です。
卓越の戦略上級編
私は、Kindle電子書籍端末で、卓越の戦略上級編を読んでいます。

5〜6年くらい前のことでしょうか。
初めてこの卓越の戦略を読もうとして…読めませんでした。
何を言っているのかさっぱりわからなかったのです。
日本語を読んでいるのですが、「日本語のような何か」を読んでいるような気分でした。

いわゆる「六法」と呼ばれる、法律の条文を読むほうが、何倍もわかりやすい気がしました。

量としてはA4ページにして13ページ、1万8000文字位の量なのですが、結局、はじめて読もうとしたときは、挫折。
そのまま数年放置しつづけることになりました。

別のきっかけがあって、再挑戦。
その時は、2時間くらい掛って、「最後まで読んだような気がする」感じでした。
私は、いわゆる読書スピードを図ってみたところ、1分間に大体1800文字くらいです。
つまり、本来は10分で読めるはずが2時間掛って…それでも内容はろくに理解出来ていないのです。

それから、解説講義を聞いて、再度読んで…ジェイ・エイブラハム本人による生解説も聴き…少し、理解が深まりました。

ただ、ある時驚くべきことを耳にしたのです。
尊敬する、ある経営者の方がこの「卓越の戦略上級編」を100日間毎日読み続けた、とのことなのです。

私も「わかったようなわかっていないような…」のままでは仕方がないので、彼に倣って、私も100日間毎日読み続けることにしました。
私は、黙読ではなく、音読で100日間挑戦の挑戦でした。

…音読というのは、なかなか大変です。
初めて読んだ時は50分くらい掛かりました。
それでもめげずに毎日読み続け…本当に辛かったことも何回かありましたが、100日間毎日音読で読み続けました。それが去年のことです。
ここまでやれば、かなり理解が進みます。
このブログで卓越の戦略について触れることが増えてきたのも、この100日間音読のおかげです。

1年経ってから、今年もまた再挑戦で、2回目の100日間連続音読を達成しました。
ここまで来ると、25分くらいで音読できるようになりました。
日常生活でも、ぼーっとしている時に、この卓越の戦略の言い回しが頭の中を流れていく、ということを何度も何度も体験しました。

なぜここまでやったのか。
それは、卓越の戦略というものは、世界ナンバーワンマーケティング・コンサルタント、ジェイ・エイブラハムの真髄だからです。これを徹底的に学ぶことが、彼に少しでも近づけるのではないかと思ったのです。
もう一点。それは「分かった気になってしまう」のが怖かったからです。

1回2回読んで、
「ふーん、なるほどねぇ。卓越の戦略ってこうなのね」
とわかった気になったところで、それを使いこなせるとは限りません。
どこまでも「もう一度初心に戻って学びなおす」ことが必要だったと思ったのです。

とはいえ…本当にゼロから学んだわけではありませんので、読むのも理解も早くなります。

けれど、元々は、初めて読んだ時は途中で挫折してそのまま数年間放置していたことから考えると、大きな違いです。

さて。
ある人が何かをやっている時に、
「凄いなぁ」
と思うことがあります。
例えば、会社をたくさん経営している人を見て、
「あの人はなんであんなに会社を興せるのだろうか、凄いな」
と思うとします。

ですが、これも同じことなのです。
凄いように見えても、その人もゼロからはじめたのです。
ゼロからイチが一番大変です、でも1から2はそこまで大変ではありません。もちろん2を3にするのはもっと簡単です。

このようにして「慣れ」が加わり、「習慣の力」まで活用できるようになり、他の人にとってみたら「凄い」と思えるような何かを成し遂げている、ということになるのです。

自分も
「〜なりたい」
と思うことがあったら、どんどん段階を下げていってください。
そして、自分でも出来る、小さな一歩を踏み出してください。
その一歩を翌日も踏んでください。そして翌日も同じ一歩を踏んでください。
この繰り返しです。
それが、私にとって見れば卓越の戦略の100日間音読です。

会社をたくさん経営している人にしてみたら、例えば5社とか10社経営できている、ということになるのです。

あこがれることは大切です。
ですが、あこがれだけで終わらせずに、小さな一歩を踏み出してください。
それが、いつの日か大きな大きな一歩になりますから。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
飯山陽平

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