男女を絞って専門性を高める意義

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ただ,ご覧になった方は,少々不快になる可能性があります。

別に差別主義を推奨しているわけではありません。
ただ,それでも「男性向け」と「女性向け」は,分けたほうがいい,という話です。

例えば,私もよく利用するQBハウス。
以前,中学生くらいの女の子が,QBハウスに来ました。
その日は非常に混雑していて,私も,ずっと待っていていました。

その女の子は,私の2人くらい前です。
つまり…彼女が早く切り終われば,私の順番が早く回ってくるのです。

ところが…割とロングヘアの彼女が…全体の4分の3くらいまで切ってもらい…
「これでいかがですか?」
と,理容師に尋ねられ…
やっぱり,思い切ってショートカットにすることにしたのでしょう。
最初からもう一度全部同じ工程を経て,切り直すことにしました。

待たされている身としては,最初と違う注文をする,ということであれば,もう一度チケットを買って一番後ろに並ぶべき…でしょう。

女性の全員が全員,このような厚かましいオーダーを出すとは限りません。
ただ,ヘビーユーザーとしては,女性が顧客として店に来るだけで,急に流れが悪くなる傾向にあるように感じます。

あくまでも「10分」という前提ですが,女性で「10分」で終わる人は稀ですから。

同じように,吉野家などの牛丼チェーン店。
基本的に客層の大半は,男性です。
この中に…女性が来ると,やはり流れが悪くなります。
女性はオーダーするのも,食べるのも男性より時間がかかります。

それは,男女のメカニズムの違いでしょう。
オーダーするにしても…言い方が身もふたもないですが,男性にしてみればそういったチェーン店での食事は,ある意味「作業」です。作業であれば手早く効率的に済ませます。
一方…女性は「作業」とまでは割り切れるものではありません,つまり,選択することから食べることまで,一つの「体験」となります。これでは時間がかかります。

いっその事,「男性専用」にすれば,回転率は,確実に上がるでしょう。

私自身,女性のクライアントから,
「女心を勉強して下さい!」
と言われることがよくあります。

やはり…女心は,ミステリーです。
ただ分かるのは…明らかに男性と女性では,別次元の生き物である,ということです。

…ということは,一つのサービスに特化した場合,男女両方を受けることであれば「特化」ではなくなる,ということです。

例えば,上記の例ではQBハウス。
回転率が,ビジネスモデルで言うところの利益に直結します。
…ということは,女性客を排除したほうが,確実に利益は伸びるでしょう。
男性客も,待ち時間が減って,大歓迎…のはずです。

ただ,時代の流れ的に,一定規模のビジネスで…全国規模で,名前が知られているようなビジネスであれば,「男性専用」とか「女性禁止」というのは難しいものです。
一歩間違えれば「性差別」と非難される可能性があるでしょう。

まして…今となっては,ビジュアルだけで男性なのか女性なのか判断できないことも増えてきつつつあります。

もちろん,逆も当然でしょう。

ある知り合いのマーケッターが,ずっと美容室の売上アップ支援をしていました。
…ところがついに,彼自身が起業することになりました

マーケッターというものは,他の人のビジネスを支援していると…だんだん飽きてきて,自らそのビジネスをはじめてしまう,というのはめずらしくありません。
彼もその一例です。

彼ははっきり言いました。
「自分の経営する美容室は絶対に男性を入れない」

彼は「男性が出入りする店だと,腕が低く見られるから」という理由を述べていました。
実際,その通りでしょう。

ですが…決してそれだけでもないでしょう。
例えば,私がある美容師と話をした時のことです。
彼女の店では,客の滞在時間が平均5時間程度かかるそうです。
逆にそれだけ丁寧に時間をかけることで,他店との差別化を図っているのだとか。

顧客は…それだけの長時間滞在だから,日常を離れてリラックスを兼ねて来店するのだそうです。

…ということは,女性客にとって見たら,ある意味心を解き放ってリラックスする場所です。
そんなところに男性が出入りしていたら…本当にリラックスできるでしょうか。

その美容室に,男性が出入りすることで,他の女性客にとって,明らかにデメリットになることのほうが多いでしょう。
これはエステも同じです。
エステの経営者が,男性向けに,
「基本的に女性向けですが,私の直接の知り合いであれば,OKです」
というセールストークを聞いたことがあります。

これは言語道断でしょう。
なぜなら,直接の知り合いに来店してもらうことで,少しでも売上を上げたいから,「男性禁止」と言えないのです。
それを言わないことで…すでに出入りしている女性にどれだけ嫌な思いをさせることでしょうか。

私の知り合いの,ある美容室チェーン店のオーナーがいます。
東北地方で数店舗,美容室を展開しています。
彼の店の一つに,「完全個室型」があります。
つまり他の顧客に一切出会わない仕組みを作ったのです。

今は,女性同士であっても,お互い目につかないほうが歓迎されるのです。
まして…異性が同時に出入りするなんて,言語道断…というべきかもしれません。

他の顧客の目線で考えた時に,「男性専用」「女性専用」にすることで,よりシンプルに専門性を打ち出し,顧客から歓迎されることでしょう。

できないのは,経営者のエゴと強欲さ,それだけです。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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