「暑さ」で人が死ぬ本当の原因

「暑さ」で人が死ぬ本当の原因

「暑さ」で人が死ぬ本当の原因
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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

 

本州の一部では,
猛暑が続いているようです。

 

ニュースのヘッドラインで,
暑さが原因で3人死亡…という記事を見て,
唖然とします。

 

…ちなみに,私は今,
少々肌寒いです。

 

 

手元に温度計はないのですが…
Macの天気アプリでは,
ただいまの気温は14℃。

長袖を羽織って
ちょうどいい感じです。

 

 

では…
そもそも,
なぜこの酷暑で
人が亡くなる事態に
なるのでしょうか。

 

 

20年以上前のことです。
学校行事で,
アメリカのアリゾナ州フェニックスに
行ったときのことです。

 

教師から,
とにかく水を飲むように
言われ続けました。

 

 

のどがかわいた…
という自覚が無くても,
一定時間ごとに,
水を飲むように,
かなりしつこく言われました。

 

 

…大げさな,
と思いながらも
言われたとおりに
水を飲んだのを
よく覚えています。

 

なぜなら,
「のどがかわいた」
と思った時点で水を飲んでも
【手遅れになる危険性】
を説かれたからです。

 

特に,
非常に乾燥しているため
「汗をかいた自覚がない」
からこそ危険なのだとか。

 


空港からハイウェイに乗り…
アリゾナに入った時の,
「街路樹がサボテン」
だったことに対する
驚きとともに,
今もよく覚えています。

※画像はイメージです。

 

先日,
ニュースを見たところ,
外国人観光客が
日本に来て
暑さにやられてダウンしている…
なんで話がありました。

 

日本の暑さは,
少々独特です。

 

特に,
気温だけでなく
蒸し暑さが
凄まじいと言えます。

 

…といっても,
ここ10年ほどは
北海道民なので,
暑さを体験したとは
言えないかもしれません。

 

とはいえ,
夏に北海道を出て
本州に行くことも
多々あり…

 

その時は,
黒いシャツに
塩の白い跡がつくくらいまで
汗をかくことは珍しくありません。

 

だからこそ,
熱中症対策は
欠かせません。

 

ですが,
外国人は,
日本人ほど
熱中症についての
知識経験を有しているわけではありません。

 

だからこそ,
「被害者」
が続発しているのでしょう。

 

日本政府も
多言語で
熱中症対策について
啓発しているようです。

 

 

では,
外国人観光客ならともかく,
対策を熟知している日本人が,
なぜ熱中症になるのでしょうか。

 

そして,
なぜ死者すら出るのでしょうか。

 

 

ニュースによれば,
亡くなった3名については,
80代男性が草刈り中。
91歳女性が農作業中。
94歳女性が草刈り中。

 

 

それぞれの作業をしていて
倒れたそうです。

 

 

以下,あくまでも私の推測です。

 

天気予報などで
酷暑が伝えられていたはずです。

 

それでも,
草刈りや農作業を
行ったから,
そのような事態になったのでしょう。

 

私は
農業について
詳しくはわからないので,
こんなことを言うべきではないのかも
しれませんが…

 

酷暑が予想されていた
よりによって「今日」に
なぜ作業をしたのでしょうか。

 

今日1日休むわけには
いかなかったのでしょうか。

 

 

推測部分…というのは,
一昔前は,
「熱中症」
などという言葉はありませんでした。

 

日射病,熱射病などの言葉は…
今となっては,
熱中症に統合されたようです。

 

正確な定義については
省略します。

 

3名とも高齢者だったことを考えると,
「自分の経験則上」
の延長で行動した結果
なのかもしれません。

 

すなわち,
「暑さで人が死ぬ」
なんてことに対して
リアリティを感じることが
できなかったのかもしれません。

 

実際,
私もニュースを見るたびに
強烈な違和感を覚えます。

 

寒さで人が死ぬことは
昔からありました。
「凍死」
という言葉もあります。

 

この凍死の反対,
暑くて人が死ぬ現象を指す
言葉はまだないようです。

 

だからこそ…
高齢者が
「昔の経験則」
のままに行動して
犠牲になっていくのでしょう。

 

とはいえ,
ニュースや様々な報道を見れば,
暑さで人が死ぬことについては
何度も伝えられています。

 

熱中症対策についても,
ニュースの中で
繰り返し伝えられています。

 

それでも
犠牲者が出るのはなぜなのか。

 

結論としては,
「自分ごとだと思えなかった」
としか言えないでしょう。

 

私も,
20年以上前にアリゾナに行った時,
暑さで人が死ぬ…などということは
信じられませんでした。

 

それでも,
教師の指示通りに行動して
しっかりと水分を摂った理由は,
「そこがアリゾナだから」

 

正確には,
「そこが日本ではなかったから」
です。

 

自分の知識経験が通用しない
土地だからこそ,
経験者の助言に従ったのです。

 

一方。
高齢者は,
たくさんの知識経験を有しています。
そして場所は日本です。

 

 

変わったのは日本の気候。

 

だからこそ,
「自分ごとだとは思えなかった」
ので,
「変化に対応しなかった」
のかもしれません。

 

あくまでも推測です。
亡くなった方に,
尋ねることはできませんから。

 

 

最後に。
集客や売上アップについて
「成果が出ない人」
の特徴を一つお伝えします。

 

それは,
様々なマーケティングや
集客に関するノウハウや考え方を,
「自分ごとだと思えない」
人のことです。

 

例えば,
私がこのブログで
整骨院や整体院などの
治療家向けの集客施策を
書いたとします。

 

それを読んで,
治療家の方は
「なるほど」
と思って実行して
成果につなげるかもしれません。

 

ですが…
治療家ではない方が,
「あ,これはウチの業種ではない」
と思ったならば…?

 

この
「ウチの業種にあてはまらない」
「ウチの会社には当てはまらない」
この発想が,成果を遠ざける
極めて有害な猛毒思考です。

 

「億万長者メーカー」と名高い
全米屈指のマーケティングコンサルタント,
ダン・ケネディは…

 

 

このことを,
何度も何度も何度も何度も
指摘しています。

 

セミナーでも,ニュースレターでも,
繰り返し繰り返し,
「ウチにはあてはまらない」
という発想がいかに駄目なのかを指摘しています。

 

熱中症の例で言うならば,
他の人の出来事を自分ごととして
捉えられなかった場合,
文字通り「命の危機」につながる事態になります。

 

ビジネスにおいては…
命の危機ではなく
会社存続の危機につながるかもしれません。

 

ほんの少しの想像力で,
「自分に当てはめたら…?」
と考えてみる。

 

 

これができるかどうかが,
あなたのビジネスの未来を変えることでしょう。

 

小さな一歩でいいので,
今日できるちょっとしたことを
やっていきたいものです。

 

あと。
暑い地域にお住まいの方は,
くれぐれも水分補給は欠かさずに,
熱中症にはご注意ください。

 

 

今日のテーマに関連する記事はこちらです
あわせてご覧ください。

 

「送料無料」という間違った言葉

「明快さ」とはどういうことか

死刑執行を例に解説した集客に必要な「想像力」

自分の命よりも大切な「何か」

原因と結果の法則とマーケティング

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

追伸
とはいえ…
さまざまなマーケティングの知識を
自分に当てはめて考えるのは大変…

という方は,
今すぐこちらをご覧ください。

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