「知ってる」と「できる」との間にある,天と地ほどの壁

「知ってる」と「できる」との間にある,天と地ほどの壁

「知ってる」と「できる」との間にある,天と地ほどの壁
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

ここしばらくの間,愛用しているトラックホイール(コードレスマウス)の調子が,すこぶる悪くて困っています。

特にヒドいのが範囲指定。
指定したい場所でクリックしても,反応せず,違うところを反応します。

以前では,1回で範囲指定できたはずだったのですが,5回,6回試しても範囲指定できず,コピペをあきらめて,もう一度打ち直したこともあります。

なんでこんなに反応が鈍くなってしまったのか。
もう3年経っているから仕方が無い。
これまでやったメンテナンスと同じ事をやっても,変わらなかった。

ということで,買い換えを検討したものの…廃番になってしまったようです。
後継機が出ているようですが,何がどう違うのかを調べるのも面倒で,先送り。

使い勝手が悪いまま,イライラしながら使ったり,マウスがいらないMacbookを優先して使ったりしていました。

そんなある日。
「ググって見よう」
と思い立ち,型番を入れて検索。

すると,メンテナンス方法がいくつかヒット。

見てみたところ,やっていたモノばかり。
ですが,1つやっていなかったことがあります。

電池を外してエアダスターでほこりを吹き飛ばし,電池を戻す。

たったこれだけです。
作業時間にしてみれば,たった30秒です。

若干ぎこちなさはありますが,ほぼ元通りの状態になりました。
これまでイライラしながら使っていたのは何だったのか…そう思いたくなります。

さて,ご存知の方も多いでしょう。
「7つの習慣」
という本があります。

その7つ目の習慣に
「刃を研ぐ」
というものがあります。

ご存じない方のために,簡単に説明します。
木こりが,木を切るために,切れ味の悪いのこぎりで必死に切っています。
「忙しい,忙しい」
が口癖です。

「そんなに切れ味が悪いなら,まずは刃を研いだらどうだろう」
と提案しても,
「そんな暇はない,忙しい,忙しい…」

時間を掛けて,刃を研いだ方が,結果的に時間が短くなる。

この逸話自体はとても有名です。
確かにそうだな,と実感します。

ですが,実際に私は,動きの悪いマウスをひたすら放置して,
「マウスの掃除」
を怠ったのです。

動きが悪い…と思い続けてただけです。

実際に,自分の実体験として振り返ってみたときに,
「あ,これが刃を研がなかった,ということなのか」
と実感した次第です。

7つの習慣の「刃を研ぐ」は知っています。
けれど,実践できなかったから,マウスの動きが悪くてイライラすることになったのです。

これが,まさに「知ってる」と「できる」との間にある,天と地ほどの壁です。

人によっては,
「知っている」→「理解する」→「できる」
と言う方もいます。

では,
「知っている」
から壁を越えて
「できる」
に至るために,何が必要なのでしょうか。
ちょっと考えてみてください。

多くの場合,
「知っている」→「できる」
にはなりません。

現実的には,
「知っている」→「できない」→「できない」→(中略)→「できない」→「できる」
という感じになるのではないでしょうか。

言い換えると,
「知っている」→「行動する」→「うまくいかない」→「改善してリトライ」→(中略)→「できる」
となります。

要するに,
【行動】
ができなければ,100万年経とうが1億年経とうが,
「できる」
にはならないわけです。

例えば,リスクリバーサル。

「あ,返金保証ね」
と言う人は
「知ってる」
だけの人です。

ですが,知ってるだけの人は,逆に
「何を知らない」
のでしょうか。

リスクリバーサル導入の障害は,多くの場合「恐怖」です。

「返金請求されたらどうしよう,恐い」
と思うから,リスクリバーサルを導入できないのです。

では,その恐怖というものは,本当に知っているのでしょうか。

実際に顧客を前に,
「90日間返金保証を付けます」
と口にした時の,恐怖感。
これはやったことのない人には絶対にわかりません。

あるいは,チラシやホームページで,
「60日間返金保証付き。あなたにリスクはありません。申込みは今すぐ(略)」
といったコピーを書く恐怖感は,やはり行動してみないとわからないのです。

そして,行動してみたけど,申込みが増えないのであれば,それはある意味「失敗」です。
※リスクリバーサルは,反応率を上げるための施策です。返金請求されたら失敗,ではありません。

この場合,何が申込み増を妨げたのだろうか,と分析します。
そして,仮に
「90日では期間が短いのではないか」
と仮説を立てます。
そして,再度行動します。
「120日間返金保証付き」
で出してみて申込みが増えるかどうかをチェック…

このように「行動」と「失敗」を積み重ねないと,「できる」にはならなないのです。

もちろん,
「やってみたけど駄目だった」
は,
「できる」
ではありません。行動して,失敗して…それをできるようになるまで繰り返して,はじめて
「できる」
になるのです。

ポイントは2つ。
1つ目は行動すること。
2つ目は,1回やって失敗したからといって諦めないことです。

エジソンみたいに,1万1000回,試行錯誤する必要はありません。
ある程度回数をやってみて,向き不向きがあったり,あるいは,外注するほうがいい,と思うこともあるでしょう。

まずは,行動。そして行動です。

私も,1つでも多く
「できる」
を増やすべく頑張ります。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

1つの集客法で7割以上を集客している。
これは危険です。
とはいえ,どうしていいかわからない。
そんな方は一度こちらをご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください