こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。
昨日は,徹底的に
1つのことをお伝えしました。
ざっくりまとめると,
という話でした。
あまりにもこればかりを繰り返したので
「くどい」
というツッコミをいただきました。
ですので,
今日はさらに
「こんなホームページは滅んでしまえ」
というものをいくつか
詰め合わせでお届けします。
結論はシンプルです。
「ホームページを見に来た人の
気持ちを考えた場合,
こんなハラスメント行為は
やめたほうがいいよね」
という話です。
WEB,ホームページから集客したい方は,
「こうすれば集客できる」
とがんばる前に,
「これだけはやるな」
というチェックリストとして
ご利用ください。
ポップアップウィンドウの表示
悪辣さ ★★★★★
ちょっと想像してみてください。
あなたが,
頭痛がひどくて仕方がないとします。
バフ●リンを飲みすぎて,
胃の調子もおかしくなってきた。
いよいよヤバイ。
検索で,
「(地名) 頭痛」
で検索したとします。
表示された
治療院のURLをクリック。
すると…
トップページが表示されて
数秒で画面が暗くなって…
「今すぐLINE@に登録いただくと
〜という特典が!」
これは,
昨日紹介した
治療院+ホームページ+院長+腕組み+ドヤ顔
に匹敵するだけの
悪辣さを誇る「ハラスメント行為」です。
別に整体院,整骨院,各種治療院に
限ったことではなく…
様々な業種で見かけます。
この悪辣さを例えるならば…
2日ほど忙しくて
何も口にしていない,
SEが…
やっと
「デスマーチ」
を終えて,
フラフラになりながら
その辺のレストランに
入ったとします。
ようやく席に腰掛けて,
おぼつかない手で
メニューを取って,
開いた瞬間…!
店員がつかつかつか…と
歩いてきて,
そのメニューをバッと
取り上げて,
「これが,
今月のおすすめメニューです」
とテーブルに叩きつける。
そんな真似をされたら,
どう思いますか?
ポップアップウィンドウの
広告というものは,
こんなにまで業の深い
ものなのです。
相手の事情を一切顧みず,
一切をシャットアウトして
自分の言いたいことを押し付けたい。
極めて効果的,効率的に
「嫌われて憎まれる」
仕組みづくりが,
このポップアップウィンドウです。
LINE@しかり,
問い合わせのチャットしかり…
メルマガ登録フォームしかり…
こんなものを
ホームページ上に設置している
事業所は,
仲良くまとめて
滅んでほしいものです。
ちなみに,
一部の海外では,
Googleがこの手の広告規制を
始めています。
Google独自のガイドラインを設定。
そのガイドラインに抵触する
広告は,
GoogleChromeでは
表示さなくなるそうです。
いずれ…日本にも入ってきたら,
私が冗談半分で
「滅べ」
「滅べ」
などと言っていますが…
ポップアップウィンドウを
設置しているホームページが
Googleの検索から
消える日が来るかもしれません。
Googleにしてみたら,
「コンテンツ」を阻害する
仕組みのあるホームページを
排除するのは当たり前でしょうから。
トップ画面に動画が組み込んでいて自動再生
悪辣さ ★★★★☆
これも悪質ですね。
Google検索して,
ヒットしたサイトをクリック。
すると…
いきなり音楽が鳴り出して
画面がガチャガチャと
動き出すわけです。
単純にウザいし迷惑です。
検索する人の気持ちを
考えてほしいです。
職場内で,検索して
うっかり音を鳴らしてしまったら…
他の人の集中を阻害することに
なるかもしれません。
動画が組み込んである事自体は
わるくないのですが,
問答無用の自動再生で
音がなる…というのは
実に迷惑です。
BGM付きのホームページ
悪辣さ ★★★☆☆
つい先日,
検索していてこのような
ホームページにたどり着きました。
思わず舌打ちしました。
たまに…
「BGM停止ボタン」
が設置されている
ホームページもあるのですが…
「だったら最初から
音を鳴らすな!」
と思ってしまいます。
理由は,上記の
動画自動再生と同じです。
背景が動画
悪辣さ ★★☆☆☆
音がならないだけ,
まだマシです。
「被害をもたらす範囲」は,
検索してそのページを
開いてしまった人
「だけ」で済みますからね。
コンテンツの背景に
動画が再生されているのですから,
目がチカチカするし,
気が散ります。
ホームページを見てほしいのでしょうか。
それとも,
「ウザっ」
と思って帰ってほしいのでしょうか。
わざわざお金を出して
ホームページを制作して,
さらにお金をつぎ込んで
動画を作成して
それを背景で流して…
その結果が,
「うん,ウザい,
目障り。
目がチカチカして
書いてあることは
読みづらい」
と思われるだけ。
コストを掛けた結果が
離脱率アップ。
背景に,
一部のWEB制作業者の
エゴが入ってそうですね。
その方が
「カッコいい」
「珍しい」
「他にはない」
サイトですから。
そう,クライアントが大枚をはたいて,
WEB制作業者目線の
WEB制作業者のための
サイトのできあがりです。
そして…
「そんなサイトがかっこよくて素敵」
だと,クライアントにも
洗脳済みなので…
「かっこよくて同業種受けして
見込み客が忌避する」
サイトとして存在し続けることに
なるでしょう。
情報が間違っている
悪辣さ ★★☆☆☆
これは…
地味にダメージが来ます。
例えば,
書いてある電話番号に掛けたら,
違うところに掛かってしまった,とか。
書いてある住所に
郵便物を出したら,
「宛所に尋ね辺りなし」
で戻ってきたり。
あと…
割と多いのが,
札幌界隈の地域特性なのでしょうか。
会社の住所を
「札幌市中央区〜●条●丁目」
までしか書かないところがありあす。
普通に,
「自社の所在地も満足に書けない」
ような
「知性に欠陥」を感じさせる企業を相手に,
取引したいと思う人は
どれだけいるのだろうか…
…私はそう思うのですが。
何でなんでしょうね。
「札幌の人ならば,これだけで十分」
言い換えると,
「札幌の人以外は相手にする
つもりはない,さっさと消え失せろ」
という意思表示なのでしょうか。
私は札幌の人間ではないので,
この手の表示がされている会社を
訪問する時は,本当に大変です。
カーナビに設定しても
たどり着けませんから。
他にも,
細々とした点では,
「電話番号がリンクになっていない」
(スマホしたときにタップして掛けられない)
郵便番号が書いていない
駐車場の有無が書いてない
などいろいろあります。
「顧客目線」以前の話
よく
「顧客目線」
という言葉が使われます。
そのホームページを利用する
顧客の目線に立って…
という考え方です。
ですが…
単純に考えて…
機能紹介した
ドヤ顔腕組み系の写真だったり,
ポップアップだったり…
これは,
「ハラスメント行為」
です。
昔から
「ゼロに何を掛けてもゼロ」
という表現がありますが…
今日紹介した内容は
「ゼロ」ではなく「マイナス」です。
つまり…
このマイナス要素のサイトに
WEBマーケティングを展開すると,
「マイナス幅が乗数的に広がっていく」
ことになります。
実に迷惑です。
「WEBマーケティング的に
●●したほうがいい」
という話ではなく,
「一人の人間として,
即刻やめたほうがいい」
というレベルの話です。
WEBマーケティングをしたいなら…
まずは今日書いたものに
1つでも該当するならば,
それを止めることです。
話はそれから…となります。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
さすがに…
「こんな非人道的なハラスメント行為」
はやってない!
…けれど,
WEBから全く売上や問い合わせに
つながらない。
今日のテーマに関する記事はこちらです
合わせてご覧ください。
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