【事例】あなたはこの致命的な「ずれ」に気が付きましたか?

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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

 

今日は,視野が狭くなると…
こんなアホなことをしてしまう,
という話をします。

 

 

くれぐれも気をつけたいものです。

 

 

先日,
SNSを見ていたら…
なかなか微妙な記事を見かけました。

 

 

「自殺はなぜいけないのか?」
この問いに答えられるかどうか
というものです。

 

 

これ自体はいいも悪いもないのですが…

 

 

記事を読んでみると…
カウンセリングを学んでいる人たちが,
集まってこの問いに対して
「なんて答えたらいいのか」
を議論しているそうです。

 

 

具体的に,
書き手が
「どう答えたらいいのか」
という「言葉の内容」をまとめた上で…

 

 

最後に,
「あなたなら
どんな言葉をかけてあげられますか?」
という締めで終わっていました。

 

 

さて…
あなたは,
この流れの中にある
「根本からズレている」
という点に気づきましたでしょうか。

 

 

私は,
はじめこれを読んだ時に
「強烈な違和感」
に気づきました。

 

 

ただその違和感の正体が
すぐにはわからず…
ちょっと考えて
答えにたどり着きました。

 

もう…
乾いた笑いしか出てきませんでした。

 

カウンセリングを勉強している人たちが
雁首揃えて…
こんなことを議論しているとしたら,

 

本気でアホとしか思えません。

 

不幸中の幸いなのは,
カウンセリングを【勉強している】
人たちの集まりだ,ということです。

 

要するに,
クライアントを前に,
対価を払ってカウンセリングを
行うスキルも覚悟も心構えもない人たちが,
机上の空論で好き放題言っているだけ。

 

 

本職のカウンセラーが集まって,
本当にこんな議論をしていたとしたら,
私はカウンセラーという人たちへ
今後は失望の眼差ししか
向けられなくなっていたでしょう。

 

 

さて,

 

 

アホとか失望とか…
好き放題,言っていますが…

 

 

それだけズレている,
ということです。

 

 

このズレ,
あなたは気付いたでしょうか。

 

 

クリティカルシンキング

 

 

定義【クリティカルシンキング】
物事や情報を無批判に受け入れるのではなく、
多様な角度から検討し、
論理的・客観的に理解すること。
批判的思考法。
(デジタル大辞泉)

 

これを,
私の自己流に解釈して,
一言で説明すると,

 

「前提条件を疑ってみる」

 

 

ということになります。

 

 

クリティカルシンキングは,
世界ナンバーワンマーケティングコンサルタント,
ジェイ・エイブラハムが
得意とするものです。

 

 

ジェイのマーケティング哲学を
何年も学んできたため,
私も,多少なりとも
このクリティカルシンキングを
意識するようにしています。

 

 

例えば,

 

 

「チラシで集客できないんですが,
どうすればチラシで
集客できるようになりますか?」

 

 

こんな問いが来たら,
チラシをいかに直して成約率を上げるのか…
という発想になりがちです。

 

 

ですが,
私は,

 

「そもそも,なぜチラシ?」

 

という問いから始まります。

 

 

それ以前に,

「そもそも新規顧客獲得,
集客を今する必要があるの?」

という問いになるかもしれません。

 

 

 

多くの場合,
新規顧客獲得するよりも,
リピートや客単価の改善のほうが,
低コストで即効性がありますからね。

 

 

このように,
前提条件を疑ってみることで,
今まで見えなかったものが
見えるようになってくることが
あるのです。

 

 

根本的なボタンの掛け違い

 

 

では,
私が,この事例となっている
「カウンセリングを勉強している人たち」
をアホだと思う理由は何なのか。

 

 

私は,カウンセリングというものを
知らないので,
断言はできません。

 

 

なので,
一応,辞書で調べました。

 

 

定義【カウンセリング】
個人のもつ悩みや不安などの
心理的問題について話し合い、
解決のために援助・助言を与えること。

 

 

ポイントは,
「個人のもつ」
です。

 

 

繰り返します。
「個人のもつ」
です。

 

 

もう一度
繰り返します。
「個人のもつ」
です。

 

 

私にとって,
「カウンセリング」
というものは,

 

 

「目の前のクライアントを
助けるために,
最善を尽くすこと」

 

 

という認識です。

 

 

 

その「最善」の手段が,
カウンセリング
ということになります。

 

繰り返します。
「目の前のクライアント」
です。

 

もう一度
繰り返します。
「目の前のクライアント」
です。

 

 

 

…ですので,
「コイツラマジデアホダ」
と私が思ったのが,

 

 

目の前にクライアントが
いるわけでもないのに,

 

 

【自殺したいという人に
どんな言葉がけをしたらいいのか,
その言葉を考えている】

 

 

という点です。

 

 

要するに,
「自殺したいと言う人」
に対しての
マニュアル作りをしている
ということです。

 

 

目の前のクライアントの存在を
気にかけること無く,

「自殺したいと言っている」
という人を十把一絡げにして,

「こんな言葉がけをすれば説得できる」
と思い込んでいる,ということです。

…アホですよね。

 

カウンセリングなのに,
「言葉で人を動かそうとしている」
のです。

 

コピーライターにでも
なりたいのでしょうか。

 

 

…ですので,
「カウンセリングを【勉強している】
人たちだ」
ということに,救いがあるのです。

 

 

本職のカウンセラー達だったら,
あまりにも拙すぎて,
救いがありません。

 

 

もし,
私の大切な人が
「自殺したい」
と言い出したならば,
カウンセラーを紹介する…
にしても,本職にこんな対応されたら,
たまったものではありませんから。

 

 

繰り返します。
私は,カウンセラーでもなければ,
カウンセリングを知っているわけでも
ありません。

 

 

ですので,
「私だったらこうする」
という模範回答はここでは
述べません。

 

もし,実際に目の当たりに
する機会があるならば,

ワークショップで教えている

内容を駆使すれば
なんとかなりますが…

それは,
「誰にでも同じことをする」
のではなく,
目の前の人に最善をつくすための
方法論です。

 

 

 

ただ…私はカウンセリングの
職業倫理や覚悟は持ち合わせていないので,
実際にはカウンセラーを紹介するでしょうね。

 

 

話を戻します。
クリティカルシンキングという点で
考えてみると…

 

 

「あなたなら
どんな言葉をかけてあげられますか?」

 

 

と問われたことで,
「言葉」
による回答を
想定してしまいます。

 

その「前提」を疑えばこそ,

 

 

「あんたら,カウンセリングを
勉強しているんでしょ?

 

 

言葉じゃなくて
カウンセリングすればいいのに」

 

 

という
「ごく自然な解決策」
にたどり着けるのでは
ないでしょうか。

 

 

チラシで集客するには…?

 

 

さて,
集客するチラシにするには
どうしたらいいのでしょうか。

 

 

…と問われて,
「どんな内容のチラシにするのか」
と考えるかもしれません。

 

 

ですが,
まずは前提条件を疑う,
という話でした。

 

当たり前ですが,
「内容」
以前に,

 

 

「誰」
を集客したいのでしょうか。

 

それを考えずに,
「チラシで集客するために,
どんな内容にしたらいいのか」

 

 

を考えてしまったら…

 

 

上述の
カウンセリングを勉強している
人たちと同じです。

 

なぜなら…

 

 

「誰」
かによって
そもそも「チラシを撒くかどうか」
すら変わってくるからです。

 

例えば,20代後半の女性を
ターゲットとした場合。

 

 

チラシを作って
新聞折込にする,
というのは適切でしょうか。

 

 

「新聞を購読していない」
可能性が高いのではないでしょうか。

 

 

これが,
前提を疑ってみる,ということです。

 

 

人は,
「他人事」
だと,客観視しやすくなります。
明晰な思考をすることもできます。

 

 

ですが…
自分事になってしまうと,
客観視できなかったり,
思考が鈍ったりします。

 

 

上記の
「カウンセリングを勉強している人たち」
の事例だけを見れば,

 

 

「コイツラアホダ」
と思うかもしれません。

 

 

ですが,
いざ,自分でチラシを作ろうとして,
「誰」かを考えていないことに
気付いていない可能性があります。

 

だとしたら…

 

「目糞が鼻糞を笑う」

 

状態です。

 

 

広告で多くの人が反応するのは結果論

 

邦楽などで,
「友達のために創りました」

といった,個人向けの歌を
リリースしたら,大ヒット!
という例は割とよくある話です。

 

 

本来,その「友達」のために
作った歌ですから,その「友達」が
反応するかしないか…なのに,
他の人も反応して
「いい歌だよね」
となるのです。

 

 

このように,
個人に焦点を当てて,
それが他の人に響く,という
「結果論」
が良い広告と言えます。

 

一方…
今回のアホな例のように,
「十把一絡げに扱う」
言葉の使い方をすると,
誰の心にも止まらない言葉となります。

 

それを私はわかりやすく
「政治家の言葉」
だったり,
「校長先生の言葉」
と表現します。

 

前者は「国民」への言葉であり,
後者は「生徒」への言葉であって,
「特定の個人」に向けられた言葉ではありません。

 

心に響かず記憶に残らない,
無味乾燥な言葉になってしまうのです。

 

 

絞れば絞るほど,
広告の反応は高まります。

でも,絞るのは怖い。

 

この気持ちもよくわかります。

 

それでも,
勇気を持って,
しっかりと「誰」に向けて
書くのかを明確にしていきたいものです。

 

 

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今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。

 

 

 

 

 

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セールスコピーライター 飯山陽平

 

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