【大晦日特別版】目標設定しても実現しない単純な理由

【大晦日特別版】目標設定しても実現しない単純な理由

【大晦日特別版】目標設定しても実現しない単純な理由
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

本当の出来事かどうかは知りません。
ただ,本人がそのように言っていることです。

「成功の9ステップ」で有名な,ジェームズ・スキナー氏。
彼はある日突然友人に電話して,
「10億円ほしいと思う?」
と聞いたそうです。
友人は,
「もちろん」
とのこと。
すると,ジェームズは,
「じゃあ,今の仕事を続けて,10億円に繋がると思う?」
と質問。
「……」
と沈黙する友人に,
「それで10億手に入る分けないだろうが,バカ」
と言って電話を切ったそうです。

昔に聞いた話なので,1億か10億かは覚えていません。
ただ,最後にバカ,と言い捨てて電話を切った,ということは確かです。

2016年12月31日。
大晦日です。

年末年始になると…目標設定,
「2017年の年間目標」
に思いを巡らせる人が多いのではないでしょうか。

…世間的にはどうかはわかりませんが,こんな年末年始にこのブログを読んでいるような,向上心の高い方であれば,おそらく目標設定,ということを考えるのではないでしょうか。

ですが,その前に2016年の目標は達成できたでしょうか。
それとも達成できなかったでしょうか。
あるいは,達成できたのならば,なぜ達成できたのか。
達成できなかったのならば,なぜそれができなかったのか。

良いか悪いか,ではなく,単純に理由を考えてみて下さい。

さて。
今日は「目標設定しても実現しない単純な理由」についてです。
本来,このブログは,マーケティングやコピーライティングの話がメインなので,このような自己啓発っぽい話は特別編としてお送りします。

非常に単純な話なので,たった1文で終わります。

目標設定をしても実現しない理由は,その目標を実現するための「具体的な計画」を立てないからです。

たったこれだけです。
「営業の神様」と呼ばれ,全世界で500万人以上が彼のプログラムを受講した,と言われる,ブライアン・トレーシー。
彼は営業の世界だけではなく,成功哲学の権威でもあります。

目標設定についても,ずっと解説し続けています。

その中でも特に,目標設定をする大切さは,しつこいくらいに解説しています。
ですが…彼はきちんと計画も立てる必要性まで問いています。

なのに,なぜか目標設定だけすれば,実現する…というファンタジーが蔓延しています。

おそらく,一時期流行った「引き寄せの法則」に起因するのではないか,と推測します。
人は誰もがファンタジーが好きです。魔法好きです。
願うだけで目標が実現するとは…実にファンタジーな話です。

ですが…それは明らかに原因と結果の法則に違反します。
目標を立てることと,実現することとの間に,何ら因果関係はありません。

目標を実現するには,
(1)目標を設定する
(2)計画を立てる
(3)実行する
これが必要なのです。

そこで,今日は大晦日特別版として,(2)について少し解説します。
計画を立てるときに,うまくいかない大きな原因の1つ。
それが,「障害」です。

その目標に向かっていく中で,障害が存在しないはずがありません。
障害が存在しなければ…それはただの「タスク」です。

朝起きた後に顔を洗う,というのは目標設定とは言えないでしょう。
タスクですらないでしょう。
ここに障害はありません。

仮に,あるビジネスで,
「今年で新規顧客を100人集める」
という目標設定をしたとします。

それに従い計画を立てるとします。
そこでたちどころに行き詰まります。
「どうやったら100人集客できるかが分からない」
という障害にぶつかったとします。

多くの人は,ここでやめてしまうのです。
だから,目標設定しても,実行できる計画にまで落とし込めないので,目標は実現しないのです。

ではどうしたらいいのか。

「今年で新規顧客を100人集める」
が「大」目標と位置づけ,障害を「中」目標にするのです。

言い換えると,障害を一段下げた目標に書き換えるのです。

「どうやったら100人集客できるようになるか,その方法を探す」
という目標設定をすればいいのです。

このように,目標を設定し,計画を立てます。
計画を立てる段階で,障害にぶつかったら,その障害を突破することを中目標に据えます。
中目標を突破するために,障害にぶつかったら,その障害を小目標にすればいいのです。

「大」目標の達成は,おそらくですが,それだけの「小目標」を突破し続けたのか。
その数に懸かっているのではないでしょうか。

注意点があります。
必ずこの順番を守ってください。
大目標を立てて,中目標,小目標です。
初めから小目標を立てると…ただの場当たり的な処置になり,方向感を失って,目標には到達できなくなります。

最後に。
無理矢理マーケティングに繋げます。
「どうやったら100人集客できるようになるか,その方法を探す」
これは難しいです。ですが,ちょっと考え方を変えるだけで非常に難易度が下がります。

100人÷12ヶ月≒8.3人
つまり毎月9人新規集客できれば,100人達成します。

そこで,このブロクに,前に書いたことがある,あるシンプルな戦術をここで実践すればいいのです。
つまり,
「9人集客する方法を実施するのではなく,1人集客する方法を9通り実施すればいい」
ということになります。

毎月毎月,1人集客する方法を9通り実施すれば,年間目標の100人は達成できるのです。

「どうやったら100人集客できるようになるか,その方法を探す」
というよりは,ずっと具体的になったのではないでしょうか。

そして,
「1人集客する方法を9通り実施」
とした場合…ここでまた障害が出てきます。ほとんどの人は集客法など2〜3通りくらいしか知っていないのです。
つまり,障害は「集客法を9つも知らない」となります。
ならば,ここで一段下げればいいのです。すなわち,

「9通り以上の集客法を知る」
という目標設定をして,そのための計画を立てて下さい。

それでは,2017年,あなたの目標が達成できることを願っています。
どうぞ良いお年をお迎え下さい。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

追伸
2〜3通りしか集客法を知らない。
どうしていいかわからない。そんなあなたは,一度こちらをご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください